物心ついた時からオナニーをしている人もいれば、思春期にオナニーに目覚めた男女もいるでしょう。オナニーを覚えて以来、毎日オナニーをしている人も少なくありません。例えば、学校や会社に行く前にオナニー・家に帰って来たら風呂場でオナニー・寝る前にもオナニーをするなど、オナニー三昧の人もいます。
また、オナニーは我慢しないで、ムラムラしたらオナニーをするべきと聞いたことがある人も多いでしょう。一方で反対の意見もあり、"オナニーをやめると体に良い変化が起こる! "と言われています。では、オナニーをやめると体に良い作用が働くのは本当なのでしょうか? オナ禁の効果や体の変化を調べたら、驚きの内容がわかりました。
オナニーの平均回数と頻度

あなたはどれくらいのペースでオナニーをしていますか? オナニーは個人差があるため、数日に1回の頻度でオナニーをしている男女もいれば、オナニーをほとんどしない男女もいるでしょう。そこで、男女のオナニーの平均回数や頻度を調べました。
男性の平均オナニー回数は『1週間で2回~3回』、女性の平均オナニー回数は『1週間で3回』です。
(参照元:https://tengahealthcare.com/special/report/)
(参照元:https://joshi-spa.jp/351226)
ご紹介した数字は平均回数であり、男女共に1週間で7回オナニーをしている人や、1日に何回もオナニーをしている人もいます。特に女性は、生理前になると排卵の関係でオナニーをする頻度が増える人は多いでしょう。普段はオナニーをしない女性でも生理前になるとオナニー回数が増え、1日に何度もオナニーをする女性も珍しくありません。
オナニーをやめるオナ禁の効果・体の変化12個

"オナニーをやり過ぎている男女はオナニーをやめるべき! "といった意見や、"オナニーをやめると体にいい! "と聞いたことがありませんか? オナニーが大好きでやめることがあり得ない男女にとっては、聞き捨てならないでしょう。オナニーをやめることで、体にどのような変化があるのかをまとめました。
■①オナニーをやめると美や健康に良いホルモンが分泌される
オナニーをやめると男性ホルモンである『テストステロン』が分泌されます。女性は5%~10%が卵巣や副腎から、男性は睾丸から95%・副腎から5%テストステロンを分泌しており、オナニーをやめるとテストステロンの分泌量が増えます。
男性も女性もテストステロンを分泌していますが、テストステロンは健康や美容などに良い影響を与えるのが特徴です。とは言っても、テストステロンの分泌量は男性の方が多いため、『体への影響力は女性よりも男性の方が大きい』と考えましょう。
テストステロンは性的興奮すると増え始め、オナニーをしてオーガズムを迎えるとテストステロンの分泌量が多くなります。テストステロンが増える仕組みを考えると、オナニーをたくさんした方が良さそうですが、オナニーを頻繁にするとテストステロンの分泌量は少なくなるためよくありません。
ちなみに、オナニーをしてテストステロンの分泌量がピークを迎える時期は、『オーガズムを迎えた日から1週間後』と言われています。つまり、1週間オナニーをやめることで程よい量のテストステロンが分泌されるため、体への良い作用を実感したい男女は1週間オナ禁しましょう。
■②記憶力をUPさせるならオナニーをやめる
記憶力をアップさせたい人はオナニーをやめると、苦手な暗記もスラスラ頭に入るかもしれません。オナニーをやめることと記憶力は関係ないように思えますが、前項でご紹介したテストステロンは脳の海馬に影響を与えることがわかっています。
海馬は記憶力などをつかさどる場所です。オナニーをやめることで程よい量のテストステロンが分泌されると、記憶力が良くなります。試験勉強の時など暗記する必要がある人は、オナニーをやめて記憶力を良くしましょう。
■③仕事や勉強の効率をUPさせるならオナニーをやめる
オナニーをやめるとテストステロンの分泌量が程よく増え、海馬の働きが向上し記憶力が高まるとお伝えしました。海馬は他にも頭の回転を良くし出集中力をUPさせることもできます。そのため、効率良く仕事ができたり勉強がスムーズにできるでしょう。
■④筋肉量を増やしたいならオナニーをやめる
オナニーをやめると筋肉量がUPすると聞いたことはありませんか? オナニーをやめることで程よく分泌されるテストステロンは、筋肉作りに欠かせない物質です。と言うのも、オナニーを毎日してテストステロンの分泌量が少なると筋肉作りに影響を及ぼすため、筋トレや激しいスポーツをしても筋肉量はなかなか増えません。
つまり、筋肉量を増やして男らしいボディにするためにきついトレーニングをしても効率が悪く、筋肉隆々の理想的な体にはならないと思いましょう。また、テストステロンの分泌量は20代がピークで30代以降は減っていきます。
筋肉質な体系を維持したい人や筋肉量を増やしたい人は、オナニーをやめることを決意しましょう。オナニーをやめてテストステロンの分泌量を程よく増やし、筋肉作りに励むのも1つの方法です。30代以降の人は20代の時と全く同じ量のテストステロンを分泌できるかは個人差がありますが、オナニーをやめることで、ある程度テストステロンの分泌量を増やすことはできるでしょう。
■⑤質が良い精子を作るならオナニーをやめる
男性に言えることですが、オナニーをやめると質の良い精子を作ることができます。理由は『ジヒドロテストステロン』が多く分泌されないからです。オナニーを毎日する人や1日に何回もオナニーをする人など、射精をする頻度が多い男性はジヒドロテストステロンが過剰分泌します。
睾丸が精液でパンパンになってから射精をすれば、ジヒドロテストステロンは過剰分泌しません。反対に、睾丸が精液で満タンになる前に頻繁に射精をしていると、"より質の良いテストステロンを分泌しよう! "と脳に信号が届き、酵素が分泌され質の良い精子を作ろうとします。
酵素の正体はジヒドロテストステロンです。ジヒドロテストステロンが過剰分泌されると質の悪い精子を作るため、妊娠しにくくなります。妊娠を望んでいる場合はオナニーをやめて、質の良い精子を作りましょう。
■⑥ハゲにくくしたり髪質を良くするならオナニーをやめる
"髪の毛が以前に比べてハリやコシがない! ""ハゲが気になる! "など、髪の悩みを抱えている人はいませんか? ハゲや髪の毛の状態を悪化させたくないなら、オナニーをやめることを考えましょう。
ご紹介した通り、ジヒドロテストステロンは過剰分泌すると体に悪影響を及ぼします。オナニーをやめると程よくテストステロンが分泌されますが、テストステロン自体はハゲや髪の毛の状態を悪くするものではありません。問題はジヒドロテストステロンの過剰分泌のため、オナニーをやめてジヒドロテストステロンの分泌を抑えましょう。
■⑦肌をキレイにするならオナニーをやめる
オナニーをやめると肌がキレイになります。何故なら、肌荒れに関してもジヒドロテストステロンの分泌と関係しているからです。オナニーを頻繁にしている人はジヒドロテストステロンが過剰分泌されているため、毛穴から必要以上に脂質が分泌します。
皮脂は乾燥から肌を守る役割を果たしていますが、過剰な皮脂分泌は肌トラブルを招く原因になるためよくありません。オナニーを頻繁にしてジヒドロテストステロンが多く分泌されると、毛穴に皮脂が詰まりやすくなりニキビや吹き出物ができます。
■⑧オナニーをやめると疲れにくくなる
例えば、大事なプレゼンを控えている人や試験に向けて体力を温存したい人など、できるだけ疲れにくくしたい人はオナニーをやめるのもおすすめです。オナニーはセックスのような激しい動きはないものの、それなりに体力を消耗しているため疲れます。
女性はオーガズムを迎えるまでに体力を消耗しますが、焦らしながらオナニーをしたりオーガズムまでに時間がかかる人はカロリー消費も多く疲れやすいです。また、1回のオナニーで何度もオーガズムを迎える人も同じことが言えます。
一方、オナニーは女性よりも男性の方が疲れやすいと言われていますが、男性は射精時に多くのカロリーを消費するからです。オナニーでオーガズムを迎えるまでペニスを手でシゴくなどしている時は、女性がオーガズムを迎えるまでの消費カロリーとほとんど差がありません。でも、男性の場合は射精をすると数キロカロリー~十数キロカロリーをさらに消費します。射精時の消費カロリーは精液の量などによっても変動しますが、射精することでより体力を消耗させることに変わりはありません。
■⑨睡眠の質を良くするならオナニーをやめる
オナニーをするとよく眠れると言われていますが、人によっては疲労感が残り睡眠の質が下がる人もいるでしょう。オナニーをした翌日に疲労感が残っている人は、オナニーをやめると改善されるかもしれません。
オナニーをして気持ち良くなると脳内から『ドーパミン』が分泌されますが、最も多く分泌されるタイミングはオーガズムを迎えた時です。そして、オーガズムを迎えると下垂体前葉から『プロラクチン』が分泌されます。
プロラクチンが分泌されると強い眠気に襲われ急激に眠くなりますが、ドーパミンが優位になると交感神経が休まりません。すると、眠っていても脳はしっかり休んでいないため、寝ているはずなのに疲れが取れていない状態になります。
でも、オナニーをやめると交感神経を刺激するドーパミンの分泌を抑えることができるため、朝もスッキリ起きることができるでしょう。また、オナニーに時間を割かない分、睡眠時間が増えたり夜更かしする頻度が減るかもしれません。
■⑩心筋梗塞や脳梗塞の予防をするならオナニーをやめる
オナニーをやめると体に良い影響を与えますが、心筋梗塞や脳梗塞対策にも役立ちます。オナニーをやめると程よい量のテストステロンが分泌されますが、程よい量のテストステロンは血管を広げたり血管を広げた状態を維持することが可能です。
つまり、血液をスムーズに流すことができるため心筋梗塞や脳梗塞の予防につながります。反対に、オナニーを頻繁にするとテストステロンの分泌量が少なくなり、動脈硬化が進行し心筋梗塞や脳梗塞になるリスクが高くなるそうです。
■⑪攻撃性を抑えるならオナニーをやめる
オナニーをやめると攻撃的な性格を抑えることができます。と言うのも、攻撃性はテストステロンの分泌量と関係しているからです。テストステロンが過剰に分泌されると攻撃性が高くなりますが、程よい量であれば攻撃性を抑えることができます。
攻撃的な部分に関しては男性の方がテストステロンを多く分泌しているため、オナニーをやめると攻撃性が以前よりもなくなり、穏やかな性格になったと実感するでしょう。人を追い込むほど攻撃してしまう人は、オナニーをやめるといいかもしれません。
■⑫感度を高めるならオナニーをやめる
オナニーをやめると性感帯に触れなくなるため感度が上がります。特に毎日オナニーをしている人がオナニーをやめると、人によっては感度が物凄く良くなったと実感するかもしれません。また、バイブやディルドなどのアダルトグッズでオナニーをしている人は、体が強い刺激に慣れてしまい指や手では刺激が物足りず、オーガズムに達しない人もいるでしょう。
でも、オナニーをやめると感度が上がるため指や手で軽く性感帯に触れるだけでも気持ち良く、性感帯を強く刺激しなくてもオーガズムに達することができます。気持ちいいオナニーをしたい人はオナニーをやめましょう。
オナニーをやめる場合の注意点5個

オナニーをやめると体へ様々な効果がありますが、闇雲にオナニーをやめれば良いわけではありません。オナニーをやめて体への良い影響を実感するなら、5つの注意点を把握してからオナニーをやめる生活を送りましょう。
■①オナニーをやめる期間は基本的に1週間が良い
オナニーをやめる期間は『1週間』が良いと言われています。例えば、オナニーをやめる期間を2ヶ月や3ヶ月にすると反対にテストステロンの分泌量が少なくなるため、オナニーは1週間だけやめましょう。
ちなみに、30代以降はオナニー回数が少なるのが一般的ですがオナニー頻度の目安となる計算式を見ると、2か月以上オナニーをしない計算に基本的にはなりません。では、20代~60代のオナニー頻度の回数をご紹介します。『年代×9』で合計を出し、『一の位がオナニーをする回数』『十の位がオナニー回数を満たさないといけないタイムリミット』と考えましょう。
・20代は20×9=18 10日の間に8回オナニーをするのが良い
・30代は30×9=27 20日の間に7回(以下同文)
・40代は40×9=36 30日の間に6回
・50代は50×9=45 40日の間に5回
・60代は60×9=54 50日の間に4回
オナニー頻度の計算を見ると、オナニーをした方が良い回数は年代によってバラつきがあります。とは言え、テストステロンの分泌量は多すぎても少なすぎても良くないため、テストステロンを程よく分泌させるならオナニーをやめる期間は1週間が良いでしょう。
■②オナ禁効果は個人差がある
オナニーをやめると体に良い作用がありますが、効果は年齢などにより個人差があることを理解してから行いましょう。オナニーを1週間やめると想像以上に高い効果を実感する人もいれば、さほど効果を感じられない人もいます。
効果が実感ができない人でも、オナニーをやめることを繰り返し行えば効果がわかるかもしれません。オナニーを1週間やめるとテストステロンは程よく分泌されるため、1週間経ったらオナニーをして、再び1週間オナニーをやめることを繰り返してみましょう。
■③オナニーをやめることがストレスに感じる人もいる
オナニーをやめると好きな時に性処理ができなくなるため、ストレスを感じる人もいるでしょう。オナニーをやめる期間は1週間でも、オナニーが大好きで頻繁にしている人からすれば"1週間もオナニーができない! "と思うでしょう。
頻繁にオナニーをしている人はオナニーが生活の一部になっている人も多く、1週間でもオナニーをやめるのはツライかもしれません。でも、次第にオナニーをやめることに慣れてきます。すると、オナニーのことを考えなくなり、あっという間に1週間経つかもしれません。オナニーをやめることは自分との闘いですが、体への効果を実感するためにオナ禁生活を頑張りましょう。
■④オナニーをやめると感度が上がりすぐにイク人もいる
オナニーを1週間やめると感度が上がるため、オナニーが今まで以上に気持ち良くなるとご紹介しました。感度が上がることは嬉しいメリットですが、一方で気持ち良すぎてすぐにオーガズムを迎えてしまう人もいます。
女性なら何度もオーガズムを迎えることができるため、さほど問題ではありません。問題なのは男性であっという間にオーガズムを迎えてしまうと、射精するまでの楽しみが減り味気ないオナニーになります。1週間ぶりにオナニーをして気持ち良くても、射精するまでのプロセスを楽しみたい男性はできるだけ射精を我慢しましょう。
■⑤オナニーをやめると睡眠不足になる人もいる
オナニーをやめると"睡眠の質が良くなる"とご紹介しましたが、人によってはオナニーをやめると睡眠の質を悪くしてしまう人もいます。睡眠の質を悪くする可能性が高いのは、オナニーを寝る前にしている人です。
オナニーをやめるとオナニーをしていた時間は別のことに使えるため、寝る前にパソコンやスマホを見る時間が長くなったり、読書やテレビの時間が増える人もいます。パソコンやスマホはブルーライトの影響を受けたり、読書やテレビは頭を使い交感神経を刺激してしまい、質の良い睡眠を得ることができません。
寝る前にどうしても何かしたい人は瞑想するのがおすすめです。瞑想は心身共にリラックスできるため、質の良い睡眠を得ることができます。また、瞑想中は好きな香りを部屋に漂わせるのも良いでしょう。
オナ禁中にどうしてもオナニーをしたくなったときの対処方法3個

毎日オナニーをしている人や1日に何回もオナニーをしている人にとって、オナニーをやめる行為は拷問のように感じるかもしれません。オナニーをやめている最中にどうしてもオナニーがしたくなった時は、3つの対処法で乗り切りましょう。
■①運動をしてオナニーのことを考えないようにする
オナニーをやめている最中にどうしてもオナニーがしたくなったら、運動をして体を動かします。運動は何でも良いですが運動嫌いな人や体力があまりない人は、ハードな運動ではなくウォーキングや軽い筋トレなどをしましょう。キツイ運動をすると体を動かすのが嫌になり、オナニーの誘惑に負けてしまうかもしれません。
一方、運動が好きな人はハードな運動をして、オナニーしたい気持ちを吹き飛ばします。スポーツジムに行ったりジョギングをして汗を流すのもおすすめです。いずれにしても、運動をすれば頭からオナニーを切り離すことができるため、オナニーをやめることができるでしょう。
■②オナ禁日記をつけてムラムラした気持ちをぶつける
オナニーをやめることがツラくなった時は、日記をつけて気持ちをぶつけます。"ムラムラしたい気持ちを日記につけても意味がないのでは? "と思う人もいるかもしれませんが、自分の気持ちを日記に書くことでスッキリするため効果的です。
また、オナ禁日記は過去の自分の気持ちを確認できます。オナニーをしたくなった時にオナ禁日記を見ると、オナニーをやめる決意をした時の気持ちを再確認できたり、オナ禁を頑張っている自分を励ますことができるかもしれません。オナニーがどうしてもしたくなったら、オナ禁日記をつけてオナニーをやめる目標を達成しましょう。
■③食べたり睡眠をとってオナニー欲を解消する
食欲や睡眠欲を満たすと性欲を抑えることができます。人間には、食欲・睡眠欲・性欲の3大欲求があることを知っている人もいるでしょう。ムラムラした気持ちを抑えるなら、食欲か睡眠欲のどちらかを満たせば性欲を抑えることができます。
また、気持ちいいオナニーやセックスをしたい場合は、空腹時や睡眠不足の時にするとオナニーやセックスの快感度が高まる話は有名です。つまり、オナニーをやめている最中にどうしてもオナニーがしたくなったら、単純に逆のことをすれば良いため、たくさん食べたりたっぷり寝て食欲や睡眠欲を満たします。すると、性欲が落ち着くためオナニーを1週間やめることができるでしょう。
まとめ
オナニーをやめると体に良い作用があるため、効果を確かめたい人はオナ禁生活をしてみてはいかがでしょうか? また、オナニーをやめるとオナニーに割いていた時間を他のことに使えるため、趣味や好きなことに没頭する時間が増える人もいるでしょう。ただし、オナニーをやめる期間は1週間と決めて、テストステロンを程よく分泌させるのがポイントです。早速、オナニーをやめる生活をして体の変化を実感しましょう。