人に言えない性癖を持っている。仮に、恋人同士や夫婦のうちどちらかがそうであれば、相手に黙ってい続ければいいだけですが、二人とも特異な性癖を持っていたらどうでしょうか。
例えば、他人のパートナーを入れ替えながらセックスをする、「スワッピング」という願望があったら…。
ここでは、一般的にはまだなかなか知られていない、この「スワッピング」についてお伝えしていきます。ぜひ、チェックしてみてください。
スワッピングの意味とは?
普通、恋人同士や夫婦がセックスをするのであれば、その相手は当然、パートナーや結婚相手となります。
しかし、世の中にはそれだけでは物足りず、他のカップルや夫婦のパートナーの相手を入れ替えてセックスしたい、という願望を持つ人たちがいます。「スワッピング」とは、簡単にいうと、前述したような「パートナーを入れ替えてセックスをする」という意味のプレイです。
ただし、スワッピングの定義は幅広く、シチュエーションによってさまざまなパターンがあるようです。
例えば、複数のカップルが集まり、シャッフルしてセックス相手を変えるとか、3P、4Pなどもスワッピングと呼ばれることがあります。簡単に定義するのであれば、自分のパートナー以外に人たちとセックスをすること。つまり、「交換プレイ」と考えても良いかもしれません。
スワッピングのセックスプレイ内容
では、ここからはスワッピングのセックスプレイ内容についてを紹介していきます。
■スワッピングはこうやる!
スワッピンングは、相手を交換して行うセックスのことを言います。まず、カップルや夫婦の場合ですが、これはシンプルに相手を交換しあってセックスを行います。
ただ、セックスプレイ内容は1対1で行うこともありますが、同部屋で4人でセックスをする4Pとなることもあります。
また、夫婦とは別に二人の女性が訪れたり、逆に男性が訪れたり、そういった状況でパートナーが自分以外の異性とセックスしている3Pを見ている、というスワッピングもあります。自分も参加してもいいですし、それをオナニーのおかずとして参加する、という方法などセックスプレイは自由自在と言っていいでしょう。
■パートナーをネット募集してクラブに参加!
また、夫婦やカップルではなく、全員が関係していない人同士で集まる、というスワッピング方法もあります。
例えば、スワッピンググループなどが存在しており、ひとつの場所に一応、カップルとして参加している男女が4、5人集まり、一気にセックスを始める場合もあるようです。
ネットなどで募集をかけてパートナーとして登録しておき、実際の現場で相手を交換してセックスを行うというプレイ内容です。
■願望を相手にぶつけるプレイ内容
スワッピングのセックスプレイ内容としては、前述したように、本来自分のパートナーである人間が、ほかの異性とセックスをしているところを見ている、というプレイが多くなります。
自分の所有物が犯されてる、弄ばされている、自分よりも気持ち良さそうにしている…など、こういった部分が性的興奮へと結びつくようなプレイがスワッピングの主なところです。逆に、自分自身も別の夫婦、カップルの異性を犯したり、犯されたりと、それも背徳感を楽しめるひとつの魅力となります。
要するに、普段はなかなか人には言うことができない、そういった願望をスワッピングでは、相手にぶつけることができる、というプレイ内容となります。SMが好きだが、自分の妻とはどうしてもやりきれない。
アクロバットなセックスが好きだが、旦那はさほどそこまで体力が無い。など、そういった部分を別のカップルと相手を交換することで実現させ、それに嫉妬するパートナーもまた興奮する、といった構図が生まれます。変態的なプレイですが、人間の性的欲望を満たす、ある意味大切な行為のひとつとしても認識されています。
スワッピングを行う場所
スワッピングは相手を交換するプレイ、ということはわかりました。しかし、一体スワッピングはどこで行えば良いのでしょうか。ここからは、スワッピングを行う場所についてを紹介していきます。
■自宅に呼んでプレイ
まず、スワッピング相手と顔見知りであったり、互いに信頼し合えている仲であれば、どちらかの自宅でスワッピングを行うこともあります。
自宅で自分のパートナーがほかの異性とセックスをしている、という寝取られ感もまた興奮を誘うと考えることができます。
しかし、自宅の場合に注意しなければならないのは、近所の人たちに怪しまれる、ということであったり、仮に本当に相手のパートナーに恋をしてしまった時など、自宅を知られているために、人間関係がその後、難しい局面を迎えることがあることです。
完全に信頼でき、また怪しまれないというセーフティーラインがクリアできているのであれば、スワッピングを自宅で行っても問題はないでしょう。
■ラブホテルは要注意
もっともシンプルなスワッピングの場合、2組のカップルが入り交じれてセックスをするわけですから、合計で4人の人員となります。
複数でセックスをするのであれば、倫理的な部分や騒音問題などを考慮してラブホテルを選択する、というのはごく自然の流れでしょう。しかし、ラブホテルの場合は1組しか入室を許さない、という場所も多く存在しています。
理由はラブホテルの事情によるものなどで安易に伝えることはできませんが、そもそも2組で入室することができないのであれば、スワッピングは別々の部屋で行うしかありません。
互いのパートナーが別の相手とセックスしているところを見たい、という人たちであれば、ラブホテルは物足りなさを感じてしまうかもしれません。
■スワッピング可能なハプニングバー
スワッピングをする場所の中には、ハプニングバーなど、スワッピングを許可している店鋪があるのでそちらを選択する手もあるでしょう。
例えば、カップル、夫婦限定でメンバーに入り、それら会員だけが集まるシェアハウス風の店鋪で、スワッピング相手を見つける、というやり方です。
これらは、カップルや夫婦だけではなく、セフレ、ただの異性の友達としてのカップルが参加しているので、また別のスワッピングプレイを楽しむことができます。ただし、ハプニングバーはやや入会金、入場料が高いことが難点です。
そのため、スワッピング相手を見つけられなかった場合、ただ自分のパートナーとセックスをする、という時間で終わってしまうこともあるので、そのあたりだけは注意です。
また、裏情報でスワッピングイベントなどがホテルで行われていることもあるので、常々スワッピングに関する情報をチェックしておきましょう。
スワッピングが好きな人の特徴5つ
スワッピングは魅力的なプレイではありますが、自分のパートナーが知らない別の異性に犯されているところを見たりして興奮する、というある意味、異常性癖のひとつでもあります。一体、スワッピングが好きな人というのはどういった人たちなのか、その特徴を探っていきたいと思います。
■1.自分の所有物を相手に使われて興奮する人
スワッピングの基本としては、要するに相手が浮気していても、平気であるということです。普通に考えて、自分のパートナーが知らない相手に犯されていれば、ただごとならぬ怒りを覚えるはずですが、それを興奮することができる場合は完全に性癖です。
自分が大切にしてきた、そういった宝物が全て目の前で奪われている。それもまた、面白いし、興奮材料になってしまう。こういった思いを持てる人たちに関しては、スワッピングが好きになってしまっても、無理が無いと言えるでしょう。
■2.嫉妬心が興奮に繋がる人
また、スワッピングが好きな人は案外嫉妬心が強い人も多いようです。普通、相手を取っ替え引っ替えするわけですから、いちいち嫉妬をしていたのであれば体が持ちません。
しかし、とあるきっかけか何かで、嫉妬心が快楽を導くと判断できた場合、その独特な快楽を得るためには、相手に浮気してもらうしかありません。
しかし、それを現実にすることは難しいため、ゲームとしてのスワッピングを選択しているのです。
事実、本当に相手が違う異性に奪われてしまう、という状況であれば嫉妬心が快楽を上回ってしまい、興奮をすることが難しいでしょう。そこは、絶対にあり得ない、とわかりきった上でのプレイであれば、興奮することができるのがこの人の特徴でもあります。
■3.さまざまなプレイに関心が強い
また、嫉妬心も相手にパートナーを犯されている、ということで得られる性的興奮もさほどない、という方でもスワッピングが好きな方が多くいます。
そういった方たちの特徴としては、「セックス自体に強い関心を持っている」というところがあります。
スワッピングは、さまざまなプレイがあるなかでも、相手ありきのひじょうにハードルが高いプレイのひとつです。
話には良く聞くことがあるが、本当にそんなことをすることができるだろうか、という強い好奇心からこの世界にハマッていってしまう人も多いのです。
実際問題、こういったセックスに関心が強いパターンの人は、本当のパートナーではなく、セックスフレンドであったり、性的に繋がっている異性の友人をパートナーと見立て、会員制のハプニングバーでスワッピングを行うことが多いようです。実際のパートナーとなると、それはまた別なのかもしれませんね。
■4.アブノーマル系のプレイが好き
例えば、SMなどが好きであったり、緊縛などをされているところを他人に見られることが好き、という性癖を持っている人も少なくはありません。
前述した、セックスに関心が強い方にも繋がっていきますが、こういったアブノーマル系のプレイが好きな方も、スワッピングが好きな人に多くいます
。要するに、スワッピングはSでもあり、Mでもあるし、人から見られているという興奮も味わうことができます。自分のパートナーに、「相手のパートナーとセックスをしてこい」といって、そういった姿を見て興奮するのは、明らかにS気を感じます。
一方、逆に相手が自分とのセックスの時以上に感じている姿を見て、悔しくて嫉妬に狂いそうなのに、興奮してしまうという気持ちはM気を感じます。
つまり、こういったアブノーマル系のプレイが好きな人たちの場合、スワッピングは本当はイケナイこと、という禁断の領域に踏み込める快楽が好きである、ということなのかもしれません。
■5.無差別にセックスをしてみたい
もし、スワッピングが好きな人がいたとしたら、セックスにおける価値観を聞いてみてください。恐らく、多くの方が、「パートナー以外の人たちとも、セックスはできる」と答えるでしょう。
しかし、そこに愛情や気持ちを入れているのではなく、シンプルにセックスという行為を楽しみたい、という人間としての欲望に純粋なところを感じることができるでしょう。
男性であれば、遺伝子的に自分の子孫をできるだけ多く残したい、と思うようにできているため、風俗などに代表されるように、ほかの女性といくらでもセックスすることができます。
しかし、女性の場合はリスクがあるため、本来は一人の男性を選ぶ傾向にあります。ただし、近頃では女性も性に強い興味を持つようになってきており、一人では物足りないから、数多くの人たちとセックスをしたい、という願望を抱く人も増えているのです。
できるだけ数多くの人たちと交わりたい。このベースがあるからこそ、スワッピングにも抵抗なく参加できるのです。
スワッピングのパートナーの探し方5つ
ここまで読み進めてきたけれども、自分にはパートナーがいない、という方もいるでしょう。さらに、パートナーはいるけども、相手は絶対にスワッピングに今日がない、という場合もあると思います。そんな時、どうやってスワッピングのパートナーを探せば良いのでしょうか。ここからは、スワッピングのパートナーの探し方を5つ紹介していきましょう。
■1.専門のクラブで探してみる
スワッピング自体、なかなか外で行える場所がありません。そういった人たちのために、スワッピングを可能としているハプニングバーなどが存在しており、入会者のみが参加できる、特異なシステムが用意されています。
例えば、スワッピング相手を探すために有料で登録をしておき、そこでマッチングした異性とお店にパートナーとして出向き、スワッピングプレイをスタートさせる、という方法です。
ただし、スワッピングを許していクラブの中には、単身男性のみ、というのが難しいところが多く、夫婦、カップル、女性同士という場合のみ入会できるようです。
その辺りは、しっかりとお店側に問い合わせてみる、というのがポイントになってくるでしょう。カップルで登録できるのであれば、お店に直接行けるため、スワッピング相手を見つけるハードルは低くなるでしょう。
■2.出会い系サイトなどの募集を使う
多くの人たちがスワッピングのパートナーを探す時に利用しているのが、ネットの出会い系サイトです。
しかし、いきなり普通の出会いを求めているような場所で、「スワッピングしませんか?」というメールで訪れる異性は少ないでしょう。
そのため、出会い系サイトの中でも、スワッピングのパートナー探しをメインに展開している掲示板を持つサイトなど、そういった専門的な場所を利用することが重要です。
■3.ハプニングバーなどに直接出向く
ネットなどでは相手の顔が見えませんし、なかなか見つけることができない、という方もいるでしょう。そういった場合、直接ハプニングバーへと赴き、その場で意気投合できる相手を探す、という方法もあります。
そのハプニングバーがスワッピングを禁止しているか否かは確認が必要ですが、良識を守ってくれるのであれば、一定のハプニングバーなどのクラブがスワッピングを許可している可能性があります。
例えば、単身男性で赴いた後、声をかけた女性と仲良くなることができます。その後に、セックスをしたり、しなくてもカップルとなり、別のカップルに声をかけるというような流れです。
当然、絶対に相手を見つけられるわけではありませんし、前述したようにスワッピング自体ができない場合もあります。基本的にはネットが主体でパートナーを探しますが、現場で探し出す、という方法もあることを一応頭に入れておきましょう。
■4.専門のネット掲示板で探す
スワッピングは、基本的には特殊なセックスプレイです。そのため、一般的な出会い系サイトなどでもパートナーを見つけにくい、という部分もあります。
そのため、それスワッピング専用の掲示板サイトなどで募集をかけたり、声をかける、という探し方が多いと言われています。
仮に、夫婦でスワッピングをしたいと思っているのであれば、こういった掲示板は夫婦、カップルが多く登録しているため、カップルで声をかけると比較的手軽にパートナーを探し出すことができます。
一方、単身の方の場合は、やはり単身でパートナーを募集している人を探し出し、そこからスワッピング相手を見つけるという方法の二段階が必要となります。比較的、他の方法よりも見つけやすいのでおすすめです。
■5.フリーセックス系のサークルに参加
カップル、または夫婦でスワッピング相手を探したい、というのであれば、フリーセックス系のサークルのオフ会に参加するのもひとつの手段でしょう。
こういった場所では、スワッピングのみのオフ会も開催されていますし、そうでなくとも、その場でスワッピングの約束ができるカップルなどと出会うこともできます。基本的に、セックス目的で訪れている人たちばかりであり、好奇心も大変強いことから、相手探しには困らないかもしれません。
もちろん、スワッピングイベントはカップル限定での参加条件となることも多いので、それらを理解した上で、検討してみましょう。
スワッピングの注意点3つ
スワッピングは、普段できない性体験を楽しめる、非常に刺激的なプレイです。しかし、それなりに注意しなければならないことも多く、ある程度のデメリットを知っておく必要があります。ここからは、スワッピングの注意点を3つ紹介します。
■1.性病の危険性が高い
自らのパートナーはともかく、基本的に交わる相手が性病持ちか否かは判断できません。
特に、匿名掲示板で出会ったり、直接ハプニングバーで出会ったり、カップル喫茶で出会った場合など、その日限りの関係性を持つわけなので、相手もわざわざ「性病持ちです」とは言わないでしょう。
相手の男性、女性がどうしてもコンドーム無しでセックスしたい、ということであれば、勢いに負けてセックスしてしまうかもしれません。のちのち、性病を移されたことがわかるなど、比較的少ない話ではないのです。当然、妊娠のリスクにも注意しなければなりません。
■2.逮捕の可能性がある
スワッピングを名指しで取り締まる法律はありません。しかし、場合によってスワッピングが「公然わいせつ罪」と見なされることがあるので注意です。
例えば、4Pをしていて、自分のパートナーが他人に犯されているところを見てオナニーをする、などそういったシチュエーションを好む人もいるでしょう。
しかし、一人がセックスを同部屋で傍観している場合、「不特定または多数人が認識しうる状態」と見なされ、公然わいせつ罪で逮捕されてしまうこともあるのです。
また、プロの女性をお金で買ってスワッピングを開催したり、主催者が利益目的でスワッピングを行わせていたなど、管理売春をしているということで、摘発されるケースも稀ではありません。それなりのリスクがある、ということを覚えておきましょう。
■3.写真や動画などの流出
スワッピング相手、またはオフ会主催者など、何らかの形でスワッピング中の行為が撮影されてしまっている、というリスクは忘れてはいけません。
最悪、それらをベースに動画を作成し、転売、ネットへの流出なども行われる可能性があります。
さらに、拡散されてしまい、知り合いにスワッピングをしているところがバレたりなど、こういった悲惨な末路も起こりえないとは言い切れないのです。スワッピングは、安全管理に関しても考えながら行為に及ぶことをおすすめします。
まとめ
ここでは、スワッピングについてさまざまなことを紹介しました。スワッピングは、非常に特異なセックスプレイではありますが、数多くのメリットをもたらすとも言われています。その分、デメリットも存在しているため、それらのリスク管理を徹底して行うことをおすすめします。ぜひ、安全で有意義なスワッピングを成功させてください。