気持ち良いはずのセックスでイケない男性が少なくありません。特に女性が悪いわけではないのに、なぜイケなくなってしまうのでしょうか。今回、セックスでイケない男性の原因や理由について考えていきます。
セックスでイケない男性は多い?
ギンギンに勃起したペニスを女性の膣内に抜き差しする。多くの男性にとって至福の時間であるはずなのですが、全く射精感に襲われず、結果的に中折れしてしまう、“イケない”男性が少なくありません。
500人の成人男性を対象に行なわれたとあるインターネット調査によると、500人中16%、つまり60人近くは遅漏もしくは遅漏気味と回答しています。
仮に遅漏であっても最終的に射精できれば良いのですが、前述したように全く射精感が襲って来ず、ペニスが中折れしてセックスを続行できない状態に陥ってしまう方もいます。
“男性はセックスで必ず射精する”というイメージですが、実はイケなくて困っている方も多いという現実があるのです。
セックスでイケない男性の原因・理由4個
なぜ、こういった男性たちはセックスでイケなくなってしまったのでしょうか。その原因や理由について考えてみます。
■①間違ったオナニーを続けていた
男性のオナニーの目的は、ペニスから精子を射精することです。そのシンプルな行為故に、オナニーに“正しい”とか“間違い”があることも意識せずに行なっている方も多いことでしょう。
確かに、自慰行為は自らが快楽を得るための行為であり、他人に迷惑さえかけなければ正しいとか間違いとかは存在しないのかもしれません。
しかし、そのオナニーが原因でパートナーとのセックスで射精することができず、相手を傷つけたとしたらそのオナニーは、“間違いである”と断言することができるでしょう。まず、考えられるのが床オナニーです。床オナニーとは、フローリングや畳、または布団にうつぶせになりペニスを擦り付けて射精するオナニーです。
手を使う必要がなく、ペニスに独特な圧力がかかるためクセになる気持ちよさを得ることができます。しかし、この床オナニーの問題点はペニスに与える刺激が強過ぎるところにあります。
床オナニーに慣れてしまうと、これと同等かそれ以上の快楽刺激を与えないと満足できなくなります。辛いものが大好きで普通の方が驚くような激辛料理を食べ続けていれば、一般的な辛さの食べ物では物足りなくなるのと一緒で、床オナニーの刺激を求めてしまうのです。
また、床だけでなく雑誌にペニスを挟んだり力強く握り締めたり、常にペニスに強い圧力をかけてオナニーをしている方は本番セックスでイケなくなる可能性が高くなるので注意しましょう。
■②刺激が強過ぎる動画でのオナニー
オナニーのおかずにAVを鑑賞されている方は多いはずです。“AVをおかずにオナニーをして何がいけないんだ”と思われたことでしょう。
実は、このAVなど“エロ映像”を見てオナニーをし続けた場合、射精障害の原因になることがあるのです。
まず、男性は視覚からの刺激に大きく性的反応を示します。一方、女性は愛されているとか安心するとか、いやらしい気分になるなど、そういった内から湧き出てくる、“気分”によって快楽度が高まります。
その証拠に、女性は本気で愛する人とのセックスがどんなテクニシャンとのセックスより気持ちよく感じ、恐怖を感じている時のセックスは気持ちいいとはなりません。しかし、男性は自分が好みの視覚刺激さえあれば感情はそこまで要らず、快楽目的だけで行為を続けることができます。
そのため、愛妻がいようが彼女がいようが、AVやエロ画像、エロ漫画などでもオナニーができるのです。
しかし、それにも加減というものがあります。過激なものばかりを追い求め続けると、脳がそれらの刺激に慣れてしまい、本番でのセックスとのギャップに追いつけず射精障害を引き起こすことがあるのです。
過激なSMプレイやスカトロ、非人道的なシチュエーションものばかりを見ている方や極端な好みのある方、アニメや漫画でしか興奮しない方。現実ではあり得なかったり、驚くべき美しさのAV女優やタレントばかりで抜いていると、現実の女性では物足りず勃起力が高まらないのです。
これは、極端な映像を見ている人だけではなく、一般的なAVを見ている方でも起こる可能性があります。実は、AVを見ることもフェティッシュの一つであり、依存症にもなり得ます。普段、当たり前のように行なっているオナニーにも射精障害の危険性が潜んでいることを覚えておきましょう。
■③精神的な苦痛が原因
オナニーをする際、私たちは落ち着いた気分で行なっているはずです。勃起力のあるスケベで健康な男性であれば、副交感神経が優位になったリラックス状態になるとペニスを触りたくなるかもしれません。
しかし、日常的にストレスフルな状態の方や何らかのトラウマによって精神的に辛い思いをしている方の場合、射精したいと思えず勃起力も低くなる可能性があるのです。
“疲れきっているが、勃起だけはする。射精してすっきりしたい”という方であればまだ良いでしょう。しかし、エロいことも考えられないとか、ペニスを勃起させる気分にもならない…というほどに疲弊していた場合は射精障害に繋がる可能性は十分にあります。
さらに、一度でも女性とのセックス中に中折れしてしまい険悪なムードになった場合、それがトラウマとなり、不安が襲って射精できなくなる方も少なくありません。
“今日も中折れしたらどうしよう…”とか“今日もイケなかったら彼女に絶対に嫌われる”など、自分自身に強いプレッシャーをかけ過ぎることでペニスが萎えてしまうのです。
できるだけストレスや精神的な部分をコントロールできるような生活習慣を取り入れないと、最悪EDになることもあるので要注意です。
■④早漏防止の悪影響
なかなかセックスでイケない。セックスをする上で深刻な問題のひとつですが、世の中的には射精障害と言えば、“早漏”が最も問題視されています。
早漏とは、ネーミングの通りあっという間に射精してしまい平均時間以上セックスができない状態を指す症状です。これはこれで辛い問題ですが、早漏を改善するための治療法が遅漏などの射精障害を引き起こすことがあります。
例えば、“早漏は脳の病気”とも呼ばれており、異常な脳内の神経活動の興奮によるものだったり、さまざまな機能障害によってもたらされると考えられています。
そのため、処方薬は抗うつ剤のような働きを持つものが多く、結果的にそれらによりイキにくくなってしまうことがあるというのです。
早漏であることをいち早く改善したいがために、大量に薬を服用したりあまりにも効きめが強い場合、本番セックスでイケなくなることもがあるのです。無意識になり、獣のようにセックスをしようとアルコールを多く摂取した場合もイケなくなることがあります。
かなり酔っぱらった状態であれば、神経活動も抑制されているのでペニスが勃起しなくなるのです。
また、早漏を防止するためにペニスを鍛えようとして、強い刺激にペニスを慣れさせようと間違った改善方法を続け過ぎたことで、遅漏気味になる方も少なくありません。
前述したように、その刺激に慣れ過ぎてしまうとそれを上回るような刺激でないと、セックス中に射精感が襲ってきません。早漏を治そうと努力したのにも関わらず、逆にイケなくなってしまうという現象も起きるのです。
セックスでイケない男性の改善対策12個
セックスでイケないと、今後女性関係において大きなひずみが生じる可能性があります。ここからは、セックスでイケない男性の改善対策を紹介していきましょう。
■①オナホールを使う
セックスでイケない男性の多くは、オナニーの仕方に問題があるとお伝えしました。
要するに、オナニーとセックスのギャップをできるだけ埋めることが解決法のひとつになります。女性の膣内を変化させることはできないため、オナニーを本番セックスに寄せるような努力をしてみましょう。
貫通型のオナホールであれば手入れも簡単なのでおすすめです。オナホールの多くは女性器をモチーフにして作られており、女性器にペニスを挿入しているような気持ちよさを楽しむことができます。
ここで注意すべきは、手持ちのオナホールを力強く握ってオナニーしないことです。
オナホールを利用したとしても、結果的に力を入れてしまえば一緒です。あくまで優しい力でオナホールオナニーを行なうようにしましょう。
■②大型オナホールを使う
オナホールというところでは前述した内容と一緒なのですが、射精障害が深刻な方は大型オナホールを利用することをおすすめします。
今、オナホールにはさまざまな種類が存在しており、できるだけリアルな女性器に近づけてつくられているアイテムも複数あります。大型オナホールは、そのリアルな感触を目指して作られているタイプのアイテムですので、正直手持ちのものよりは刺激は弱いかもしれません。
“まったり系”などと呼ばれており、締め付けも強過ぎず本物の女性器に挿入しているような気持ちよさを味わうことができます。
ただし、邪魔だったりパートナーと同棲している、妻や家族がいるとなると見つかる可能性があります。上手に隠せる場所があったり、単身の方であれば大型オナホールの利用はおすすめです。
■③ローションを上手に活用する
セックス中、膣内にペニスを挿入するとヌルヌルしていると思います。それは女性が分泌している愛液ですが、それに近い感触を味わえるローションを利用するのも射精障害を克服する一歩になります。
ローションが緩衝材となるため、刺激が和らげられています。ローションをいれるとあっという間にイってしまうのでは、と思われる方も多いでしょうが、実はローションを塗ると逆にイキにくくなることもあります。
やはり、ペニスが乾燥した状態で強い締め付けや圧力をかけ続ける方が射精感が襲ってきやすくなるため、できるだけローションを緩衝材にすべきなのです。
ただし、あまりにベタベタしたり粘液が強過ぎるものは避けましょう。あくまで、愛液を思わせるタイプを吟味して選んでください。
■④コンドームを使う
コンドームを利用したオナニーも射精障害を克服させる方法のひとつです。コンドームの中にローションをほど良い量入れ、それをペニスに被せます。
後は、優しい力でペニスを手で擦ってください。また、真剣に治療したい方はコンドームを根元まで入れて固定してゴム部分とペニスと擦らせるような感じでオナニーするとより効果的です。
女性とセックスする際と似たような状態でオナニーを行なうことで、本番で“やっぱり女性器は気持ち良い”と思うことができます。
■⑤AVではなく妄想オナニーにする
前述したように、過激な映像でなくてもAVを必ずおかずにしたオナニーはセックス中にイキにくくさせる要因となります。
そのため、徐々に妄想でオナニーができるように調整していきましょう。最初は難しいと思いますので、過激過ぎないAVを見ながらオナニーしたり、音声だけ、そして官能小説と少しずつ過激な映像から離れていきます。
最終的に、妄想でオナニーができるようになればセックスでも楽しむことができるようになるでしょう。
■⑥オナ禁を試す
オナ禁は健康になるとか、モテるとか言われていますがそのあたりは科学的にも証明されておらず、むしろオナニーをする方にメリットがあるとすら言われるようになりました。
ただ、オナニーを我慢すればムラムラしやすくなるのは確かです。
3日〜1週間程度オナニーを我慢するだけでも、ペニスが刺激に敏感になります。毎日過激なオナニーをしていた人であれば、1週間程度射精を我慢してみましょう。フェラチオだけでも強い快楽を得られることでしょう。
■⑦前戯に時間をかける
セックスにおいて、前戯はとても大切な行為です。勃起したからといって直ぐに挿入するのではなく、さまざまな前戯を楽しんでみましょう。
フェラチオはもちろん、パイズリや足コキ、尻コキ、腋コキなどいろいろフェティッシュな前戯を行なうことで、“挿入して射精したい”という気分が高まっていきます。
“今日はペニスをじっくりと楽しませてやろう”という気持ちでセックスに挑みましょう。
■⑧アルコールの摂取を控える
セックスでいイケないと悩んでいる方は、アルコールの摂取量についても注意するようにしましょう。
適度な飲酒量の場合はある程度感度が高まりますが、過度な飲酒は神経を麻痺させるのでセックス中の中折れに関連してきます。過度な飲酒は勃起不全を引き起こす可能性もあるため、セックス前に大量飲酒をしていた方は控えてみてはいかがでしょうか。
■⑨女性に伝える
“もし、セックスでイケないと知られたら嫌われる”と不安を抱えながらセックスに臨んでいる方であれば、思い切って女性に打ち明けてしまった方が良いでしょう。
プライドが邪魔をするかもしれませんが、正直に伝えることで女性も理解できますし、心が軽くなり射精障害が克服できることがあります。
特に、プレッシャーを感じるとそのことばかりを考えてリラックスできない性格の方にはおすすめです。どうすれば、興奮するかとか、どうすれば気持ちよいとか、そういった部分を二人で探りながらセックスできるので仲が深まるというメリットもあるでしょう。
■⑩リラックスした状態でセックスをする
勃起は、リラックス状態である副交感神経が優位な時にしやすくなります。
逆に、緊張感のあるシーンでは血管も収縮するため勃起しにくくなります。前述したように中折れしたらどうしようかという悩みも関連しますが、普段のセックス空間がリラックスした状態ではない、という根本的問題が関係しているかもしれません。
例えば、隣の部屋に彼女の家族がいるとか仕事の合間など時間に追われている、屋外などスリルが重視されるような場所で行為を行なっているなど…です。
アロマをたいたり一日予定が無い日、誰にも邪魔されることのない郊外のラブホテルなどがおすすめです。
また、スマートフォンに常に連絡が来るような仕事や交友関係の方も電源をオフにしておきましょう。リラックスしてセックスに集中できる環境を整えることも、射精障害を克服するための重要なアプローチになるのです。
■⑪女性に動いてもらう
男性がセックスをする際、ピストン運動などかなりの体力を消耗します。特に体力的に問題の無い方であれば良いですが、常に疲労していたり足腰が弱っている方の場合はピストン運動自体がイケなくさせている可能性があります。
例えば、うまみの強いステーキを食べる時に強烈な香りを放つ香辛料が多くかかっていれば肉の味わいは分かりません。それと同様に、セックス中の快楽を痛みが上回ってしまうと射精どころではなくなってしまうのです。
こういった場合、男性側は体力回復や筋肉増強に励む必要がありますが、セックス中に女性にリードしてもらうという方法もひとつの手段です。
騎乗位であったり、座位、バックでも女性主導でセックスを行なうことで快楽が体の苦痛を上回り射精を楽しむことができるでしょう。
■⑫オナニー自体を根本から見直す
オナホールなどを使ったオナニーもおすすめですが、オナニー自体を根本的に見直すという作業も必要です。
床オナニーや足ピンオナニーなど、間違った快楽刺激でのオナニーではなく、手で優しくペニスを握ったリラックスしたオナニーを心掛けてください。そして、妄想などを膨らませて、“女性とのセックスへの憧れ”を思い出しましょう。
童貞の頃、“女性の膣内にペニスが入ったら、どれだけ気持ちいいのか”ということを想像しただけで勃起していたはずです。
ねじまがってしまった性癖を今一度見つめ直し、正しいオナニーへと原点回帰するのも射精障害を克服するポイントです。
まとめ
ここでは、セックス中にイケなくなる原因やその対策について考えていきました。要するに、オナニーと本番セックスのギャップをできるだけ埋めていき、女性とのセックスに今一度、“憧れ”を持つということが大切です。
自分だけの快楽ではなく、その先にある愛するパートナーの快楽を想像しながらオナニーについて見つめ直してみてはいかがでしょうか。