女性は性的興奮度が高まったり、快感が増すにつれてマン汁がどんどん溢れ出てきます。例えばオナニーの時「クリトリスをたっぷり愛撫するとアソコヌルヌルする! 」「指を挿入したらクチュクチュしたイヤらしい音を聞いて、さらに興奮した! 」という女性も多いのではないでしょうか?
女性は性的興奮したり気持ち良くなるとマン汁が分泌される構造になっています。マン汁は潤滑剤等の役目があり、女性にとっては切っても切れない大事な存在です。
そこで今回はマン汁について、詳しくご紹介していきます。「マン汁の成分」「マン汁の色」「マン汁が溢れ出る仕組み」「マン汁が出ない理由」「マン汁が出ない時の対策」等を見ていきましょう!
マン汁とは?
マン汁とは女性のアソコから分泌される液体のことです。また「ラブジュース」「愛液」「膣液」「膣分泌液」等とも呼ばれています。この4つの言葉を知っている男女も多いのではないでしょうか?
マン汁はキス等をして性的興奮したり、クリトリスや乳首等の性感帯を愛撫され気持ち良くなると分泌されます。マン汁は潤滑剤としての役目がありスムーズにペニスを挿入する、摩擦による痛み等を軽減させます。
女性は性的興奮するとマン汁が分泌されますが、実は性的興奮していない時でも膣内は濡れているって知っていますか? この理由は膣を菌等の侵入から守るためです。またマン汁には様々な成分が含まれていることもわかっています。
■マン汁とおりものの違いとは?
おりものは不要な老廃物を排出したり、細菌が膣を通して身体の中に入ってくるのを防いでくれる役割があります。またおりものも性的興奮が高まると粘り気のある液体として膣内から湧き出るので、マン汁と似ている役割があります。
マン汁の成分とは?
■マン汁の成分
マン汁は愛撫やキスなどの性的な刺激・仕組みによって、膣壁から分泌される膣液が主成分とされています。この膣液は水分や尿素、酢酸等の成分が含まれていますが、主な成分はスキーン腺液、子宮頸管粘液、汗の3つです。通常マン汁は酸性なので舐めてみると酸味を感じるでしょう。でも性的興奮するとマン汁は酸性からアルカリ性になり、酸味を感じません。
■マン汁の役割
マン汁の役割は妊娠しやすくすることです。先ほども述べたとおり、マン汁はセックス中にはアルカリ性になります。膣内がアルカリ性に寄ると精液が子宮に届きやすくなるのです。本来、膣内は細菌を殺すために酸性になっていますが、セックス中はマン汁で満たしてアルカリ性にしているのです。またマン汁はペニスをスムーズに動かすための潤滑油のような役割もあります。分泌が足りないとお互いの性器がこすれ合うたびに痛みが伴ってしまいす。
■マン汁の色
マン汁は本来無色透明ですが指やペニスで激しく刺激すると、脂肪分が増したり、摩擦で泡立つこともあり、白く濁ってきます。その際、粘り気のある白い液体になる場合もあれば、さらっとした液体の場合もあり、その日の体調や個人差によって違いがあります。また白く濁らないタイプの女性もいます。
■マン汁の匂い
体質的に体臭がきつい女性はマン汁の匂いもきつい人が多いです。マン汁の匂いはホルモンバランス、年齢、食生活、ダイエット等も影響します。生理前になるとマン汁の匂いがきつくなったり、偏った食生活をしている女性は匂いがきつくなる人が多いです。
マン汁の匂いは女性によって様々で、例えば鼻につくような匂い、汗臭いような匂い、おしっこの匂い等があります。匂いの感じ方も人それぞれで臭いと感じる人もいれば、いい匂いと感じる人もいるでしょう。また生理前後は、経血が混じって血液臭がすることもあります。
■マン汁の量
マン汁の量はセックスする相手によって変わってきます。好きな人とセックスをしたときは、愛情と性的興奮が高いためマン汁は大量に分泌されます。逆にそうでもない人とセックスしたときは、性的興奮もあまりなく、気持ちいいと思わないため分泌量も少なくなります。さらに好き人とセックスをしてマン汁が大量に分泌されているとイキやすくなります。
マン汁が溢れ出る仕組み
性的興奮すると脳内からオキシトシンが大量に分泌されます。性感帯を愛撫され、さらに性的興奮度が高まるとクリトリスや膣内が充血し、膣壁からじわじわマン汁が溢れ出てくるという仕組みです。マン汁は性的興奮すればするほど、たくさん分泌されます。
またレイプ等でも同じこと起こります。レイプ等の場合は性的興奮とは関係ありません。自分の身体を守るために、マン汁が分泌されることがわかっています。
マン汁が出ないときの理由8つ
マン汁はペニスをスムーズに挿入する、性交痛をなくす、子宮口を柔らかくする、菌の侵入を防ぐ等、様々な役割があります。セックスをする時マン汁は必要不可欠です。
マン汁でアソコが潤っていないと気持ちいいどころか痛みを感じるカップルも多いでしょう。そのためセックスが苦痛に感じるカップルも少なくありません。またアソコが濡れていない状態でセックスをすると、男性も女性と同じくペニスに痛みを感じます。
セックスの時にマン汁が分泌されないと男女共に様々なリスクが生まれ、セックスを楽しむことができません。
では、マン汁が溢れ出てこないのは何故なのでしょうか? 理由をチェックしてみましょう。
■1.緊張している
マン汁が溢れ出てこない理由に緊張があります。身も心もリラックスしていないと、なかなか濡れません。マン汁が溢れ出てこない理由は女性によって様々ですが、緊張は濡れない理由トップ3に入るくらいメジャーな理由と言えるでしょう。
緊張していると身体に力が入る、愛撫やセックスに集中できない等のマイナス作用が働きます。気分が高ぶることもない分、感度も良くないのでマン汁は出てきません。
マン汁を出すには緊張を解き放つことです。パートナーに緊張していることを告げ、理解してもらいましょう。緊張をほぐすためにマッサージをしてもらう、前戯に時間をかけてもらう等、パートナーに協力してもらうことも大切です。
■2.マン汁が出ないことに対して焦りや不安がある
マン汁が出ないとセックスする度、濡れるかどうか心配になる人も多いのではないでしょうか? 中には焦りや脅迫観念に襲われる人もいるかもしれません。
セックスは身も心も解き放つことで快感を得ます。でも頭の中で「今日は濡れるかな? 」と心配したり、不安になっていると愛撫やセックスに集中できません。負のループにハマり抜け出すことができなくなる可能性もあります。
まずは濡れることに対して不安や焦りを取り除くことが大事です。「濡れなくてもいい! 」くらいの気持でセックスに挑み、気持ちを楽にしてセックスをしましょう。
■3.セックスが楽しめない
セックスは本来、楽しい行為です。あなたはセックスを楽しんでいますか? セックスが楽しくない女性はマン汁が出にくいです。
セックスは楽しい行為と思っている女性は性的興奮し、気持ちいいと感じるでしょう。そのため脳内からオキシトシンが分泌され、自然とマン汁が溢れ出てくるので頭と身体が一つになります。
反対にマン汁が溢れ出てこない女性は頭と身体が一つになっていません。おすすめの改善法はマインドフルネスです。マインドフルネスは深い呼吸と浅い呼吸を繰り返すことでリラックスしたり、集中力を高め頭と身体を一つにしてくれます。1日5分~15分、毎日行うのがベストです。セックスの時、自然とマン汁が溢れ出る身体になるでしょう。
■4.セックスに対して罪悪感がある
セックスは愛する人の愛情を感じる至福の時間です。でもセックスに対して罪悪感を抱いている女性は、至福の時間とは思わないでしょう。セックスに対してマイナスイメージを抱いているので、汚らわしい行為と思っている人も多いです。
罪悪感を抱いてしまう理由は人それぞれです。例えば幼少期に大人にイタズラされた、両親のセックスシーンを目撃した等があります。
罪悪感は精神的な要因が絡んでいることが多いので、診療内科等を受診しカウンセリングを受けるのが近道です。カウンセリングは心に絡みついた紐をほぐし、罪悪感から解放してくれるでしょう。マン汁を分泌させることに繋がります。
■5.ストレスを抱えている
セックスでストレス発散する女性もいますが、反対にストレスを抱えているせいでマン汁が出ない女性もいます。ストレスを抱え込んでしまう女性は真面目な性格の人が多いでしょう。ストレス発散を上手に出来ないという特徴もあります。
精神や肉体を解放することでマン汁は出てきますが、ストレスを抱えた状態でセックスをしても精神は解放されません。ストレスのせいで気持ちがセックスに向かない(集中できない)ので、快感も半減します。
セックスをする気分になれない時はセックスをしないことです。その代わり好きなことをする等して、ストレスを発散させましょう。ストレスがなくなればセックスする気にもなり、マン汁も溢れ出てくるはずです。
■6.パートナーのテクニックが下手
マン汁が溢れ出てこない理由は精神的な理由だけではありません。精神的な理由が思い当たらない女性は、パートナーのテクニックを疑いましょう。精神的な理由もなくパートナの愛撫が凄く気持ちいいなら、マン汁は溢れ出てくるはずです。
感じる場所を愛撫してもらうために、パートナーを上手に誘導する等してテクニックを向上させることです。男性は自分のテクニックを今一度、見直しましょう。本当に気持ちいいと感じる場所を愛撫してあげれば、自然とマン汁は溢れ出てきます。
■7.薬の影響
精神的な理由やパートナーのテクニックが下手以外にも、マン汁が出ない理由はあります。それは薬です。何かしらのアレルギーを持っていて薬を常時を飲んでいる女性や、風邪薬を飲んでいる時はマン汁が出にくいでしょう。
薬の成分がマン汁の分泌に影響を与えることもあります。常にアレルギーの薬を飲んでいる女性はかかりつけの医者に相談してみるといいでしょう。もしかしたらマン汁の分泌に関係しているかもしれません。
■8.身体が冷えている
冷え性もマン汁が出ない理由に当てはまります。冷え性は手足が冷たくなるのが一般的です。中には自分では冷え性だと思っていなくても、実は冷え性という人もいます。手足が冷たくなくても内臓が冷えている人も少なくありません。
身体が冷えていると性的興奮していても感度が鈍いです。感度が鈍い分、快感も半減するのでマン汁は出にくいでしょう。冷房で冷えた部屋で過ごすことが多い女性や、ミニスカートやお腹を見せる等、肌の露出が多い服装をする女性は要注意です。
身体が冷えないように、夏でも温かい飲み物を飲むように心がける等しましょう。体温が上がると感度が高まるのでマン汁が出やすくなります。
マン汁が出ないときの対策7つ
マン汁が出ない理由をご紹介しました。「セックスが楽しめない(精神的な要因)」だけの女性もいいれば、「緊張(精神的な要因)」と「パートナーのテクニックが下手(肉体的な要因)」の2つが関係している人もいます。
マン汁が出ない理由がわかれば、あとは対策を考えるだけです。対策を実践すれば、きっとマン汁は溢れ出てくるでしょう…… マン汁が出ない時の対策はいくつかあります。
では一体、マン汁を出すためにはどうすればいいのでしょうか? マン汁が出なくて悩んでいる男女は必見です。
■1.アロマオイルを使ってリラックスする
緊張していてリラックスできない女性や、濡れないことに対して焦りや不安感がありマン汁が出ないは女性は、香りに注目してみましょう。アロマオイルやアロママッサージがおすすめです。
アロマオイルを部屋中に焚いたり、寝具に数的垂らしてもいいでしょう。またパートナーに優しくアロママサッサージをしてもらい、気分を高めるのも効果的です。
アロマオイルの種類はたくさんあります。中でも一推しなのはラベンダー、イランイラン、ゼラリニウム、クラリセージです。気持ちを落ち着かせる効果があるのでリラックスできます。リラックスすることができれば性的興奮度や快感度も高まるので、マン汁が溢れ出てくるでしょう。
■2.オナニーをしてマン汁を出す練習をする
マン汁が出ない女性はオナニーをして濡れる練習をしましょう。でもオナニーは、男性がするものと思っている女性もいるのではないでしょうか? オナニーは男性だけがする行為ではありません。女性も当たり前にする行為なのでオナニーはおかしなことでもなければ、恥ずかしい行為でもありません。
オナニーはマン汁を出す練習になるだけでなく、自分が感じる場所を見つけることもできます。感じる場所を刺激してオーガズムを迎えましょう。
まずは乳首に触れたりクリトリスを刺激して気分を高揚させます。性的興奮度が高まるとマン汁が少しづつ溢れてくるでしょう。クリトリスでイク頃にはマン汁はたっぷり出ているはずです。さらに膣内に指を挿入してみると、マン汁でビショビショになっているでしょう。
■3.パートナーと一緒にアダルトビデオを見る
セックスの時マン汁が出ない女性は、パートナーと一緒にアダルトビデオ鑑賞しましょう。アダルトビデオは喘ぎ声や感じている表情を見ることができるので、パートナーだけでなく女性も性的興奮します。マン汁を出すにはとっておきの材料と言えるでしょう。
またアダルトビデオは視覚と聴覚を刺激するので気分が高揚します。いつも以上に興奮し、クチュクチュという音が出るくらいマン汁が溢れ出てくるかもしれません。
パートナーと一緒にアダルトビデオ鑑賞をする時は、「アダルトビデオを見てみたい! 」「どんなアダルトビデオが好きなの? 」等と言ってみましょう。パートナーは喜んで一緒に見てくれるはずです。
■4.クンニをたっぷりしてもらう
クンニはマン汁を出すためには効果的な方法です。マン汁が出ない女性でもクンニをすればマン汁が溢れ出てきます。
クンニは舌や唇を使ってクリトリスを刺激する行為です。必然的に唾液が出てくるので唾液が潤滑剤のような役目を果たします。クリトリスに唾液が絡みつく分、感度が高まり舌や唇の触感が心地いいです。クンニが下手でない限り、大抵の女性は気持ちいいと感じるでしょう。
■5.エッチな妄想をする
マン汁が出ない女性はエッチな妄想をしましょう。エッチな妄想はとても興奮します。パートナーがあなたの性感帯等を愛撫している時、目を閉じてエッチなことを考えるだけです。とても簡単なので是非、実践しましょう。
パートナー以外の男性とセックスしている、知らない男性に犯されている、3Pをしている等…… 妄想する内容は何でもいいです。
妄想の世界に浸ることができれば性的興奮し、マン汁がどんどん溢れてくるはずです。気付けばビショビショに濡れているかもしれません。妄想していることはパートナーにバレることはないので、思う存分エッチなことを考えてマン汁をたくさん出しましょう。
■6.潤滑ゼリーを使う
様々な方法を試してもマン汁が出ない女性もいるでしょう。マン汁はホルモンバランスの崩れや精神的な要因等があると、なかなか出ません。どうしてもマン汁が溢れ出てこない時は、潤滑ゼリーを使いましょう。潤滑ゼリーは性交痛を軽減してくれるので、セックスを楽しむことができます。
ローションをアソコやペニスに塗る人もいますが、潤滑ゼリーの性質はローションと違います。潤滑ゼリーはペニスの挿入を前提に考えて作ったグッズです。マン汁に近い触感で長時間アソコに潤い与えてくれます。そのためロングセックスも可能です。
男性よりも女性の方が潤滑ゼリーを使うことに抵抗を感じるかもしれません。でも一度使ってみると、「とても便利で気持ちいいセックスができる! 」と実感するでしょう。
■7.婦人科へ行って相談する
マン汁が出ない女性は一人で悩まず、婦人科へ行って相談するのもいいでしょう。デリケートな問題なので、婦人科へ行くことに躊躇してしまう女性もいるかもしれません。婦人科は男性医師が多いですが女性医師もいます。少々遠くても、女性医師がいる婦人科へ行ってみましょう。女性同士なので話しやすいはずです。
婦人科は性器のスペシャリストです。婦人科へ行けば、きっと解決の糸口が見つかるでしょう。
まとめ
マン汁は潤滑剤以外にも様々な役割があります。マン汁が出なくて悩んでいる方は是非、参考にして下さい。きっと良い方向に向うでしょう!