アナル拡張のやり方・広げる方法は？肛門拡張の危険性と注意点6個【解説動画付】

お尻の穴『アナル』は陰部とは違う新たな快楽刺激を求められる『アブノーマルプレイの第一歩としても人気の性感帯』です。「自分もアナルプレイにチャレンジしたい、興味がある。」という初心者の方も多いと思いますが、まずはアナルを「開発」しなければなりません。

アナルの開発とはいわゆる『拡張』なのですが、『どのように』また『どの程度の時間をかけて』行えば良いのでしょうか？

ここでは、アナル拡張のやり方、そして注意点などをまとめます。肛門拡張に興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。

アナルプレイを楽しむためには、アナルを拡張する必要があります。本来は排泄器官なわけですから、安全に楽しむためにはそれなりに準備が必要です。拡張せずにペニスやアダルトグッズをアナルに無理に差し込もうとすると、割けてしまったり、流血してしまう、といったトラブルが起こる可能性があります。

後ほど詳しく解説をしますが、拡張は『指で広げる』『グッズを使う』などの方法で少しずつ時間をかけて行います。

また拡張作業中から気持ちいいと感じられるか否かについては『人による』ようですが、基本的にアナルセックスなどで得られる快感は『肛門の奥深くが刺激されることによるドライオーガズム』の気持ち良さなので、拡張期間中にそれらを感じることは難しいでしょう。

とはいえ、普段とは違う場所に刺激が与えられていることで興奮し、あたかも快楽を感じているような気になることはあるかもしれません。

最初は痛みを伴いつらいかもしれませんが、正しいやり方であれば次第に快楽に変わって行く可能性があるので、焦らずにじっくりと拡張させていきましょう。

アナルの拡張方法を解説いたします。

まずは「アナルの洗浄」を行いましょう。当然ですが、私たちは肛門から排泄物を排出しているため、大腸に便が溜まっている場合もあります。

アナルを拡張している最中、指やグッズなどに便が付着し、不快臭を漂わせることになったり、さらには肛門刺激により、勢いよく排泄してしまう恐れがあります。

そのため、アナル拡張作業に入る前には必ず、浣腸などを使用して大腸に便が残っていない状態にすることをおすすめします。

浣腸は、ドラッグストアなどで市販されているイチジク浣腸などを利用すれば、素人であってもある程度は大腸を洗浄することは可能ですので、拡張作業に気合いを入れたい方は数個ストックしておくことをおすすめします。

イチジク浣腸などを利用して便を放出した後は、水またはお湯などでしっかりと洗い流せば準備完了となります。

■プロ？の洗浄方法
アナルプレイの上級者たちには『ウォシュレットの湯を取り入れて洗浄』したり『栄養系ゼリー飲料に水やぬるま湯を入れて洗浄する』といった方法がポピュラーなようです。

では、実際にアナルを拡張する方法を段階を追って紹介していきます。無理をせず、ゆっくりじっくりと拡張していきましょう。

アナルの拡張には指がおすすめです。もちろんグッズを利用する方法もありますが、ここでは基本的に指で拡張する方法のステップを紹介していきます。

まず、肛門は非常にデリケートな部分ですので、挿入するための指は出来る限り清潔な状態を保つようにしましょう。基本的には薬局で購入できる指サックの使用がオススメです。指サックを使用しない場合であれば、最低限手洗いしておくことはもちろん、できればアルコール殺菌しておくと安心です。

仮に、指に体外の細菌が付着していたままで拡張作業をしてしまうと、何らかの症状やトラブルに見舞われる可能性があります。グッズはもちろん、アナル拡張に利用するものは全て、「清潔」な状態で利用するようにしてください。

アナル拡張にもっとも適した体制は横向きに寝転び、膝をほど良く抱えた姿勢です。実際に試せばわかりますがAVなどで行われる『座ったり、四つん這いになったり、開脚して行う拡張』はAVなどの演出であり不向きです。

座布団などを枕にして、お菓子を食べながら横寝しているシチュエーションを想像すると分かりやすいと思いますが、『あの姿』が力の入り具合も体制も、最もアナルに指を入れやすい体制といわれています。

アナルを拡張する際にかなり重要なのが、「リラックスすること」です。

まだ不慣れですし、特に初めは緊張感もあると思いますが、緊張によって外肛門括約筋という筋肉が収縮してしまい、肛門が締まってしまいます。

深呼吸をするなどしばらく時間をおき、リラックス状態を作り出し肛門の緊張を解きましょう。

肛門周辺を押しながら深呼吸をし、緊張感を解くようにしていきましょう。

リラックス状態を作ることができたら、次に指をアナルの中に挿入していきます。ただし、そのまま指を入れると傷つけてしまう可能性もあるので、ローションを利用すると円滑に指を入れることができるでしょう。

指を入れる際、あまり勢い良く入れたり、無理をして奥部分に突っ込まず、ゆっくりと挿入していきます。人差し指を使う方が多いようですが、中指でも問題ないので、自分のやりやすい指を利用して入れていきましょう。

指が入ったことを確認したら、次はアナルの開閉を繰り返すトレーニングです。前述した、アナルの締まりに関連している外肛門括約筋を動かす作業ですが、難しいことを考えず、肛門の開閉を繰り返す感じで構いません。

外肛門括約筋を鍛えることで、肛門がより広がるようになり、徐々に開発が進みます。肛門に何かが入ることを、馴れさせる。そういったイメージで開閉していきましょう。

無理は禁物ですが、指1本がしっかりと入り、痛みを感じることが無く、また余裕ができてくれば、指２本にチャレンジしてみましょう。

無理を感じたり、少しでも痛みを感じるようだったら1本で拡張を続けます。２本が入るようになったら、次にアダルトグッズに移行しましょう。1本で拡張する際にもアダルトグッズを利用しても問題ありませんが、異物をアナルに入れることになる場合、やはりある程度肛門が開いた方がやりやすいはずです。

ここまでは初期のアナルの拡張の方法をご紹介してきました。さらにアナルを拡張し、ペニスなどの『指より太い物』を挿入してみたいのであれば、『入れてみたい物の大きさ』に合わせ、かつ長時間の拡張を行います。

例えば、アナルを開発するためのアダルトグッズの中には、「アナル拡張用プラグ」がありますが、達人ともなると数時間入れっぱなしにして開発しています。

もちろん、拡張初心者の方があまりに長時間入れていると、肛門が割けてしまったり、痛みを伴う可能性があります。まずは様子を見ながらの30分。その後少しずつ伸ばしていき、一時間程度入れっぱなしにしてみましょう。これを繰り返すことで、徐々にアナルが拡張されていき、有事に対応可能となります。

アナルを拡張させるためには、前述したように指やグッズを使用する方法があります。さらに、他人の力を借りて拡張する『拡張プレイ』もあります。

自分で拡張するのに恐怖心があるとか、一人だと盛り上がらないなど、人それぞれ色々な理由があるでしょう。

また、パートナーが求めるからこそ、アナルの拡張に挑戦してみたいという方もいます。そういった場合、前述した工程をパートナーと共に試し、日々鍛錬を繰り返すやり方で拡張すると良いでしょう。

指２本、3本、さらにはフィストファック（膣もしくは肛門に手または拳を入れる）など過激なプレイを求められることもありますが、とにかく無理はしない事です。

※直腸の拡張は危険を伴います。十分に注意しましょう。

アナルの拡張だけではなく、馴れてきたところで直腸の拡張について検討してもいいかもしれません。アナルを拡張することで、ペニスを挿入したり、グッズを挿入することが可能になりますが、やはり直腸が拡大していないとこういったプレイを最大限楽しむことができません。

直腸は肛門以上にデリケートです。とにかく時間をかけ、絶対に無理の無いようにゆっくりと拡張しましょう。

ここまで解説してきたアナルの拡張ですが、冒頭でも触れた通りリスクが伴うことは念頭においておく必要がありあそうです。

ここからは、アナル拡張の危険性と注意点について解説していきます。

アナルは非常にデリケートであり、特に粘膜はとても繊細です。細菌が入ってしまうと炎症や化膿を引き起こすことがあり、日常生活への悪影響も考えられます。

必ず、アナルの拡張作業を行う際は、それに利用する指や部位、グッズの殺菌を行うようにしておきましょう。

分かっていながらも、案外多くの人たちがやりがちなミスが、「短期間で激しく拡張してしまう」ということです。アナル拡張を目指す方の年齢はまちまちですが、少なくとも数十年拡張しない生活を続けてきているはずです。数時間、数日で変化させることは不可能に近いと考えられます。

「早くアナルファックをしたい」「パートナーの期待に応えたい」などの焦る気持ちから、つい激しくアナル拡張をしてしまいがちです。

拡張にかかる期間には個人差がありますし、限界も人それぞれだと言うことを忘れないように気長に、また無理を感じたら拡張をやめる勇気、やめさせる勇気も重要です。

スカトロプレイを楽しむ目的であれば別ですが、アナル拡張時には必ず腸内の大便を出し切っておき、さらに内部を洗浄しておくことをおすすめします。

拡張プレイなど、遊び半分で行う方も少なくないようですが、腸内に大便を残したままだと、それらが急激に噴出することがあり、周囲を汚してしまうことがあります。

また、指を利用したりグッズを利用して拡張している際も、汚物がそれらについて不快臭が漂いますし、仮にパートナー宅のベッド、ホテルのベッドの上などに汚物をまき散らすと後処理がかなり面倒です。アナル拡張をするのであれば、必ず腸内を空の状態のしておき、安心して作業を続けられるように準備をしておきましょう。

アナルの拡張において、もっともトラブルが起きやすいのが『肛門括約筋』で、損傷によるデメリットも大変大きいです。

括約筋が損傷した場合は便失禁を起こしやすくなってしまいます。自分の意志で便の排出をコントロールしにくくなると、確実に日常生活に悪影響を与えます。

アナル拡張は必ず、安全面を第一に行うことを忘れないようにしましょう。

アナル拡張は無理に行えば痛みが伴います。それを無理をしている事に気づかず『誰もが通る道』と勘違いしてしまい、我慢して無理な拡張を続けてしまうと、痔になってしまう可能性があります。

痛みを感じたら無理をせずやめることと、一つ前の段階で再度ならす事が重要です。

拡張プレイに必死になり過ぎて、括約筋が衰えてガバガバになると、アナルセックスが楽しめなくなる可能性があります。

正常に括約筋が働かないと、締まりが無いためパートナーが快楽を得にくくなり、本来のアナルプレイの楽しみを享受できなくなる可能性があります。

拡張プレイ、拡張作業に夢中になり過ぎないよう、しっかりと括約筋を鍛える方向に考えをシフトさせましょう。

アナル拡張に使える便利なアダルトグッズを紹介します。

『アナル拡張』はアナルプレイを楽しみたい方は必ず通らなければならない道ですが、正しい知識を必要とする危険を孕んだ行為であることもお分かりいただけたと思います。

安全に行うコツは『とにかく、ゆっくり焦らずに拡張していく』ということです。思い描くプレイに到達するまでに、最低でも１ヶ月はみておくのが良いでしょう。