男性にとって切っても切れないのが射精です。オナニーやセックスで射精をしたり、男性によっては風俗に行って射精している人もいるでしょう。射精することは男性にとって当たり前の行為のため、射精することに疑問を感じる人は少ないはずです。
とは言え、射精をすると翌日まで疲労感が残っている男性もいれば、射精をしても強い疲労感はなく元気な男性もいるでしょう。同じ男性なのに射精後の疲労感に差があるのは、体力が関係しているからなのでしょうか? また、体力と射精が関係している場合、体力に悪い影響を与えるならスポーツマンにとっては一大事です。体力と射精について調べたところ様々なことがわかりました。男性は要チェックです!
射精する瞬間の感覚10個と男性の射精後の心理・気持ち5個 | inbee【インビー】
https://in-bee.net/media/articles/395射精。ひと言で言えば、ペニスから精液を排出することですが、実はとても奥が深い行為でもあります。一体、男性の射精はどういったメカニズムになっているのでしょうか。ここでは、射精時の感覚から射精した後の気持ちなど、“射精”を主役にまとめています。
射精と体力について巷で言われる噂
嘘か本当かわかりませんが、あなたは射精と体力についての噂を聞いたことがありませんか? 例えば、"スポーツや試合前日の射精は良くない"と言われることがあります。このように、男性にとって必要な射精と体力を関連付けた悪い噂話は少なくありません。
運動をする前に射精することが本当に良くないのなら、射精したくなってもオナニーやセックスを我慢することになります。スポーツマンで性欲旺盛な男性にとって、禁欲生活をし射精を我慢することはツライことでしょう。
射精やセックスの体力への影響3個
前項で射精と体力についての噂話に触れましたが、本当のところはどうなのでしょうか? 会社や学校で運動部に所属している男性や体力作りをしている男性は、特に射精と体力の関係性が気になるでしょう。早速、射精をすると体力にどのような影響があるのかをチェックしましょう。
■①射精をするとテストステロンが分泌される
男性は女性よりも『テストステロン』と呼ばれている男性ホルモンの分泌量が多く、射精をするとテストステロンが分泌されます。テストステロンは体力作りをサポートしたり体力維持をする役目があり、筋肉増量や体脂肪を減らすために欠かせません。
テストステロンは頻繁に射精をすれば大量に分泌されるため、筋肉増量につながるでしょう。ですが、頻繁に射精をすると男性ホルモンの悪玉と言われている、『ジヒドロテストステロン』も一緒に分泌されることがわかっています。つまり、頻繁に射精をすれば良いわけではありません。
ジヒドロテストステロンは精液が満タン状態になっていない時に射精をすると、精液の質を良くするために分泌されます。ジヒドロテストステロンが分泌されると、テストステロンの分泌量が少なくなり筋肉がつきにくくなると言われているため、適度に射精をすることが重要です。
■②射精をしても体力に悪い影響を与えることはない
射精をしても体力に悪い影響を与えることはないと言われており、むしろ射精をすることで運動中は集中力がアップし、試合結果や運動効率が良くなる男性もいます。射精をするとテストステロンが分泌されるとご紹介しましたが、射精をすると運動の集中力がアップする理由は脳の海馬を刺激するからです。
海馬は、感情のコントロール・記憶力・理解力などに影響を与えます。射精をしてテストステロンの分泌量が増えると、リーダーシップ能力を高める・競争心をあおる・空間の認知力アップなどにつながることから、スポーツをすると良い結果を生み出すことができると言われています。
一方で、射精は体力に影響を与えず良い結果を残せるのは、個人の主観や思い込みも関係しているでしょう。特にスポーツ試合の場合は、戦う相手・戦う相手の体力や能力・戦う相手の心理・試合内容などが都度変わります。
そのため、科学的な面から確証をとり、射精は体力に悪い影響を与えず良い結果を残せると言い切るのは難しいです。とは言え、海外の有名なスポーツ選手の中には、試合前に毎回射精をして素晴らしい結果を残している人もいます。おそらく、射精をすることで気分をリフレッシュさせたり、試合前のストレスなどが軽減するからでしょう。
■③射精をすればそれなりに体力を使う
射精は体力に悪い影響がないと言われていますが、射精をするとカロリーを消費するため男性によっては体力をかなり消耗します。普段から運動をして体力に自信がある男性は、射精をしても次の日まで疲労感が残っている人は少ないかもしれません。
一方、体力不足の男性は射精をすると強い疲労感に襲われ、次の日まで疲れが残ってしまう人もいます。体力があるなしに関係なく射精をする行為自体がカロリーを消費するため、体力を使うのは確かです。また、オナニーで射精をするかセックスで射精をするかによっても消費カロリーが違います。
オナニーで射精をした時の消費カロリーは50キロカロリー~100キロカロリーです。オナニーをする体勢・オナニーをしている時間・ペニスをシゴくスピードなどによっても消費カロリーは変動します。セックスで射精をした時の消費カロリーは約380キロカロリーです。セックスもオナニーと同じで、体位やセックスをしている時間の他、年齢や体重によっても消費カロリーが変動します。
男性の中には、女性にフェラをしてもらったり手コキで射精をする人もいるでしょう。男性は射精をするだけでも約5キロカロリー~15キロカロリー消費すると言われているため、オナニーで手を使ったりセックスで腰を振らなくても射精するだけで体力を使います。
直前や複数回の射精は影響する?
セックスが好きな男性は運動前であってもセックスをして射精したり、パートナーがいなければオナニーをして射精をする男性もいるでしょう。射精すること自体は悪いことではありません。射精は体にも良く、射精をすることで運動効率が高まる男性もいます。
では、運動をする直前に射精をしたり何回も射精をすると、体力に影響するのでしょうか? 答えはイエスです。運動をする直前や複数回射精する行為は疲労の原因になるため、体力が大きく左右される男性もいます。前項でもご紹介した通り、オナニーやセックスをして射精をすれば大なり小なりカロリーを消費し、女性の手や口で射精をするだけでもカロリーを消費するからです。
気持ちいいことが大好きな男性はオナニーやセックス回数が多いですが、体力への影響を考えるなら、大事な試合がある前や体力テストの前は射精しない方が良いと言えます。射精をしたい気持ちは試合や体力テストにぶつけて、終わった後に射精をしましょう。
スポーツの場合は何時間前までならOK?
運動をする直前に射精をしたり複数回射精をすると体力に悪い影響を与えますが、運動前に射精をしたくなった場合、何時間前なら射精をしても良いのでしょうか? 運動前に射精したくなったら最低でも『2時間前に射精をする』ことです。射精をして体力を回復させるまでに2時間はかかることから、運動をする2時間前までに射精をすると良いと言われています。
射精の目安の回数や頻度
射精をすると体力作りなどができますが、射精の適正頻度がわからない男性もいるでしょう。射精の適正頻度を知りたい男性は『射精の計算式』に自分の年代を当てはめると、射精をする目安や回数がわかります。
まず、あなたの『年代に9を掛けて』数字を出します。掛け算をして出した数字の『十の位は〇〇日以内に射精をすべき日数』で、『一の位は日数に対して射精をする回数』が出るため、射精の適正頻度がわかるはずです。例として20代を見てみましょう。
20代は20×9=18となります。合計数字の十の位は1ですが10日、一の位の8は8回という意味です。つまり、20代は10日間で8回射精するのが望ましいと言えます。同じように30代~60代まで計算すると、30代は20日の間に7回・40代は30日の間に6回・50代は40日の間に5回・60代は50日の間に4回です。
射精の計算式から見てわかるように、年代が10上がると〇〇日以内に射精をすべき日数が10日長くなり、射精をする回数が1回づつ減っていきます。射精の適正頻度がわからない男性は、射精の計算式を参考にしましょう。
射精回数が多すぎる場合の注意点3個
体力があるなしに関係になく快楽に浸ることが好きな男性は、オナニーやセックスを頻繁にして射精している人もいます。射精は男性にとって当たり前のことですが、頻繁に射精をしている男性は要注意です。最後に、射精回数が多すぎる場合の注意点を3個ご紹介します。
■①射精回数が多いと体力の回復に影響を与える
射精回数が多い男性は体力を消耗し、大事な試合の前や体力テストの前だと悪い影響を与える可能性があります。射精することは体へプラスの作用がありますが、射精回数が多くなると睡眠時間が少なくなり体力を消耗するためおすすめしません。
例えば、1晩中セックスをすれば体力がある男性でも疲労がたまり、体力の回復が遅くなります。また、オナニーはセックスと同じ消費カロリーではないものの、1日に何回も射精をすれば睡眠時間がなくなり、体力回復に影響を与えることになるでしょう。
■②射精回数が多いと性欲減退や体力に影響を与える
射精回数が多い男性は今でこそ性欲旺盛ですが、次第に性欲が減退して、体力作りや体力維持に必要なテストステロンの分泌量が減る可能性があります。性欲を減退させる犯人はジヒドロテストステロンです。適度に射精をしている男性はテストステロンが程よく分泌されますが、射精回数が多い男性はテストステロンの分泌量が少ない代わりに、ジヒドロテストステロンが多く分泌されます。
また、ジヒドロテストステロンのせいで射精したい気持ちがなくなると、自然と射精頻度が落ちるでしょう。射精をしなくなるとテストステロンの分泌量が減り、睾丸にたまっている古い精子は体内に吸収されます。一定量のテストステロンを分泌させるなら射精回数を減らし、運動をして体力作りに励んだり体力を維持しましょう。
■③射精回数が多いと体力を消耗し疲れる
体力に自信がある男性でも射精回数が多ければ疲れます。また、年齢を重ねても射精回数が減らない男性もいますが、20代に比べると疲れやすくなったと実感する男性もいるでしょう。射精回数は20代の頃と変わらなくても疲れやすくなったと感じるのは、体力と関係があるテストステロンは20代をピークに減少するからです。
20代と同じ体力を維持するなら30代以降はハードなトレーニングをして、アスリート並みの体力作りをする必要があります。年齢を重ねても筋トレや激しい運動をして体力作りをしていれば、射精回数が多くても射精後の疲労感を解消できるかもしれません。
まとめ
男性にとって重要な射精は体力に影響を与えることがわかったでしょう。オナニーやセックスをするだけでも体力を消耗しますが、射精するだけでもカロリーを消費します。一方、射精は体力作りや体力の維持に欠かせないテストステロンを分泌するため、射精をしてテストステロンの分泌量を増やしましょう。ただし、射精回数が多くなるとテストステロンの分泌量が減るため、適度に射精することが重要です。