あなたは女性にどのような愛撫をしていますか?愛撫はセックスの前戯だという認識の男性も多いでしょう。しかしそれでは女性が最高に気持ちいいと感じる愛撫なんてできません。
愛撫とは、セックスそのものです。女性は愛撫で絶頂をむかえることもあるのです。そんな愛撫を「とりあえず」という感覚でおこなわないようにしてください。
今回は自己満足ではなく、女性が最高に気持ちいいと感じる愛撫の仕方とその種類を紹介していきます。愛撫を極めることができれば、彼女はあなたのセックスの虜になるでしょう。もう一度自分のしている愛撫を見直してみてください。
愛撫をするときの心構え
冒頭でも話したように愛撫を前戯だという認識でおこなっている人は、その心構えから変えていく必要があります。では愛撫をするときには、どのような気持ちでいどむべきなのでしょうか。愛撫をするときの心構えからみていきましょう。
■女性に最高の快楽を与える
愛撫は前戯ではなくセックスです。愛撫で女性をイカせることを目標にしておこなうようにしましょう。
男性の中には、自分が挿入することばかり考えている人が多くいます。愛撫をして濡らすことで、自分が挿入しやすい状況をつくることしか考えていないのです。これでは女性が気持ちいいと感じることなんてできません。
自分よりも女性の快楽に重点をおいてください。まずは女性に満足してもらい、次に自分が気持ち良くなるのです。自分が気持ち良くなる手段として愛撫をしないようにしましょう。
■一緒にセックスを楽しむ
躍起になって愛撫をしていても、気持ちいい愛撫はできません。女性がセックスで求めるものは、テクニックよりも心の繋がりなのです。心を一つにして、一緒にセックスを楽しむ先に最高の快楽があるわけです。
どんなに頑張って愛撫をしても、女性がイクわけではありません。相手の体調や感度によってイクことが難しいこともあります。イクことだけに拘りすぎてしまうと、女性は逆にプレッシャーを感じてしまいます。気持ち良くなってもらうことだけで頭を埋め尽くさないようにしましょう。セックスは二人で楽しむものです。愛撫もその一つとして二人で楽しむことを忘れないでください。
■テクニックよりも思いやり
愛撫は女性の敏感な部分を扱います。感度が高い分、少し間違うと痛みが出てしまうこともあります。テクニックに執着してしまうと、女性の痛みに気が付けないこともあるでしょう。それでは本末転倒です。
大切なのは、テクニックよりも思いやりです。女性を大切に扱うという心構えをもって愛撫をしましょう。相手の表情や反応を確認しながら、丁寧に愛撫をするようにしてください。
女性が最高に気持ちいい愛撫の方法15選
ここから具体的に女性が気持ちいいと感じる愛撫の仕方を紹介していきます。愛撫の種類も様々で、かつ女性によって感じ方は異なります。さまざまな方法を試してコツを掴みましょう。
■1.脳を刺激する
女性への愛撫とは、性感帯を刺激するだけではありません。女性は男性とは違い、体からの感度よりも脳からの感度の方が高いのです。つまり脳を刺激することが最高に気持ちいい愛撫の方法となるのです。
脳を刺激するとは、気持ちいい状況を脳に与えるということです。「今君は最高に気持ちいい状況にいる」ということを脳に刺激させましょう。
耳から入る言葉の刺激。
目から入る興奮の刺激。
肌で感じるソフトな刺激。
脳の感度を最高な状況に高めていくことが、女性が愛撫を気持ちいいと感じるために大切なポイントとなるのです。
■2.顔の愛撫も忘れずに
体を愛撫する前にまずは顔の愛撫を忘れずにおこないましょう。感度はもちろんのこと、視覚から入る気持ち良さもあります。
最初に頬から顎にかけて、輪郭をなぞるように指で触ります。少しずつ指を唇の方に近づけていき、唇の形をなぞるようにします。口の中には入れずに、一度指を目の方に移動させ、瞼やまつ毛を撫でます。
最後にまた唇まで移動させて唇、そして口の中に指を入れます。ちょっと舌をつついたり指に絡ませたりして愛撫をしてください。
■3.背中の愛撫
背中は自分では手の届かない場所です。そのため、人に触られると少しの刺激でも感じやすいものです。背中も時間をかけて愛撫しましょう。
まずは背中全体を手のひらで円を描くようにして触ります。そのまま真ん中にある背骨に指をそわせて上から下へ、下から上へと移動させます。続いて肩甲骨にそって上から下へ愛撫します。指先で少しくすぐったいと感じるくらいの強さでおこなってください。背中にある骨をポイントにしてみましょう。
■4.腰にも性感帯がある
おしりの上の真ん中部分には、仙骨という骨があります。この仙骨は女性の性感帯の一つです。触ると少しコリコリとしているので、仙骨を見つけてください。見つけたら、円を描くように指で仙骨を撫でてください。
あまり強くゴリゴリと触ると痛みを感じてしまうので、あくまでもソフトタッチを心がけてください。腰は時間をかけなくても良いですが、手を背中からお尻へ通過する時に必ず止まって愛撫するようにしてください。
■5.お尻を通過して太ももへ
腰の愛撫の後はそのまま手を下にずらします。しかしお尻や女性器は一度通過し、太ももまで手を移動させてください。
太ももへの愛撫は、焦らすことで女性の感度を高める狙いがあります。太ももの内側を手で優しく撫でるように上下させてください。たまに手の甲が女性器に触れてしまうくらい上まで手を持っていきます。ただ少し触れたら、すぐ下へ移動させてください。
■6.お尻への愛撫
太ももへの焦らし愛撫の後は、お尻に手を移動させます。お尻は触られるのが苦手な女性もいるので、反応をみながら慎重に愛撫してください。
男性の中にはお尻を乳房のように触る人も多いでしょう。しかしあまり激しく揺らすようにするよりも、優しく触る方が効果的です。お尻の膨らみにそって指でゆっくりなぞり、嫌がらなければくぼみに指を少し入れてみましょう。またお尻を通って女性器を少し触れることで、さらに焦らしを与えてみてください。
■7.足裏をせめる
足つぼマッサージは、足に体中のツボが集中していることで効果があります。足裏には体のさまざまな神経があるのです。とても感じやすい場所であるということです。
くすぐったいと感じる人もいるので、まずはかかと部分を人差し指で軽く撫でてみましょう。大丈夫であれば少しずつ範囲を広げていきます。一定のリズムで刺激を与えていきましょう。足裏の中でも土踏まずは皮も薄くて敏感な部分です。指で八の字を描くようにして愛撫します。また足の指の間も人に触れられることのない部分ですので、触られることで気持ち良さを感じます。
嫌がらなければ、足の指を少し口にふくみ舌で舐めてください。くすぐったさと快感は紙一重です。ゾワッとする手前くらいのくすぐったさを感じさせるようにしましょう。
■8.恥丘への愛撫
体の各部位への愛撫をしたら、女性器の方へ手を移動させて愛撫します。しかしいきなりクリトリスを触らずに、クリトリスの周辺から徐々にせめていきましょう。
恥丘は陰毛の周辺です。とても敏感な部分ですので、力を入れずにソフトタッチでおこなうようにしてください。手のひら全体で陰毛のあたりを上下に動かしたり、円を描くようにして触ります。
陰毛の生え際部分は下に撫でるようにして触ると、女性器へ快感を集中させることができます。包み込むように優しく、相手の反応を見ながら愛撫していきましょう。
■9.大陰唇を舐める
大陰唇とは膣の入口付近となる場所です。いきなり膣内に指を入れるのではなく、まずは大陰唇を愛撫して十分に気持ち良さを感じさせてください。
大陰唇への愛撫は少し圧迫するような刺激が良いです。舌先を少しかたくして、大陰唇を舌で押すようにして舐めてください。まずはお尻側から膣の入口を通過して陰毛部分まで舐め上げます。今度は反対におしりまでグッと押すようにして舐めてください。
この動作を何度か繰り返すことで、愛液が溢れ出てくるでしょう。
■10.小陰唇を愛撫する
大陰唇の次は小陰唇です。場所としては膣にあるひだのような部分です。ここもかなり繊細な場所なのでソフトさを心がけて愛撫していきましょう。
小陰唇は左右に二つあります。このひだの内側部分を刺激します。方法は人差し指と中指、そして薬指と小指にそれぞれ小陰唇を挟むようにします。そのまま指を左右に開くようなイメージです。内側が見えたら、反対の指で小陰唇の内側を縦に軽くなぞります。
その後舌先で同じ内側の部分を縦に上下させてください。恥ずかしさと気持ち良さで女性の快感は深くなっていきます。
■11.会陰への愛撫
女性を仰向けにして、膝を抱えるように曲げてもらうとお尻が少し浮く状態になります。この姿勢で会陰への愛撫をしましょう。
会陰とは肛門の少し手前にある部分です。肛門付近から会陰に向かって、軽く指でなぞったり舐めたりしてください。優しくなぞったり、刺激を与えるなど、方法を変えながらおこなってみましょう。
どこかのポイントで女性の体が大きく反応する部分があります。そのツボを見つけられたら、ツボを集中してせめてください。
■12.乳首の前に服の上から乳房を愛撫
男性の中には急ぐように服を脱がせ、下着をはずし、乳首を舐め始める人がいます。しかしこれは正しい方法ではありません。女性は徐々に焦らしながら時間をかけて愛撫をすることが一番感じる方法なのです。
最初は服の上から優しく乳房を揉むようにしてください。そして触れるか触れないかくらいで服の上から乳首を擦るようにしてみましょう。女性が火照ってきたところで服を1枚ずつ剥ぐようにして脱がしていきます。
ブラジャーもすぐに外すのではなく、まずはブラジャーの上や縁をなぞるようにして焦らしながら触りましょう。そしてゆっくりとホックを取り、そのまま肩紐をずらしていき、いっきに乳房をあらわにしてください。
服の脱がせ方でも興奮度を高め、気持ち良さを変えることができます。女性に羞恥心を与えることも忘れないようにしましょう。
■13.実は髪の毛を触るのも愛撫の一つ
女性の髪の毛にはホルモンが集約されています。優しく髪の毛を撫でることで女性は性的な快感を得ることができるのです。
最初に後頭部を撫でるようにして優しくさわったら、次は生え際のあたりを指でつつくようにして刺激してください。そして髪の毛を触ったままキスをしたり、乳房を触るようにしましょう。さまざまな個所からの刺激を与えることで、女性の気持ちいいという感覚は何倍にも高められていきます。
■14.愛撫のパターンを変えることも必要
愛撫は毎回ワンパターンになっていないでしょうか。同じような方法で同じような愛撫をしていると、だんだんと体も心も慣れてきてしまいます。いつもと同じで新鮮さがなくなり、興奮もしなくなってしまうのです。
時には彼女が驚くような新鮮な愛撫をしましょう。いつもとは違うということだけでも興奮が増します。これは場所や環境を変えることも良いですが、愛撫の順番やセリフを変えてみることも重要です。
またいつも小刻みに動かしている指を、テンポや指を変えて動かすだけでも伝わる快感に変化が出ます。毎回チャレンジをする気持ちを忘れないでください。
■15.同時に違う部位を愛撫する
愛撫は一カ所に集中しておこない、満足度を高めることも必要です。ただ少し慣れてきたら同時に愛撫をする方法もおこなってみましょう。
女性器を舌で舐めながら、指先を乳首にもっていき、二つ同時愛撫をすると女性は最高に気持ちいい状態になります。女性器と乳首の同時快楽により、女性は興奮と悦びで絶頂になることもあるでしょう。
どちらも中途半端になるようであれば、同時にする必要はありません。ただ少しずつ愛撫の方法を変えるためにも同時愛撫に挑戦してみるのも良い方法です。
クリトリスを愛撫するときの方法とコツ
クリトリスは女性の一番の性感帯です。クリトリスでイク人はとても多いでしょう。そのぶん敏感な部分でもありますので、相手の反応を見ながら愛撫をしてみてください。
■1.クリトリス周辺から愛撫する
いきなりクリトリスを触るのではなく、まずはクリトリスの周辺の愛撫から始めましょう。クリトリスの周辺には大陰唇や小陰唇があります。ここを指で優しくなぞったり、少しめくるように触るようにして焦らしてください。
■2.クリトリスの皮を剥く
クリトリスには皮があります。皮を剥いて直接触ることで女性の感度はとても高くなります。コリコリとしたクリトリスの上に人差し指と中指をおき、そのまま左右に開きます。そしてゆっくりと上に持ち上げるようにしましょう。クリトリスの皮が剥けます。
■3.クリトリスを刺激する
クリトリスの皮を剥くとさらに敏感になります。剥いた手はそのままにして反対の手の人差し指でクリトリスを軽くたたくようにして刺激を与えてください。
一定のリズムで刺激を与えると良いです。少し続けると、クリトリスが少し大きく膨らんできます。そのまま軽い刺激を続けましょう。
■4.クリトリスを舐める
クリトリスが赤く膨らんだら、次は唇でクリトリスを挟むようにしてください。そしてそのまま吸ってみましょう。何度か繰り返したら舌先でクリトリスをペロペロと舐めてください。時間をかけて刺激していきましょう。
乳首を愛撫するときの方法とコツ
乳首は女性にとって感度の高い場所です。乳首を愛撫するときには、焦らしながら乳首に近づけていくのがポイントです。
まずは乳房全体を優しく触りましょう。両手で包むようにして乳房をさまざまな方向へもっていくようにします。続いて乳輪を指でなぞってください。クルクルと指の先端で数回なぞります。乳輪の輪郭、そして乳輪全体を触りましょう。
この時点で女性は早く乳首を愛撫してほしいと感じます。焦らされて興奮度が高まってくるのです。すると乳首が勃起します。そこで最後に乳首を愛撫しましょう。
すぐに舐めたりせずに、まずは指先で軽くリズミカルに触ります。乳首がかたくなってきたら、人差し指と中指で乳首を挟んで優しくクリクリと回すようにします。
そして舌をつかい、まずは舌の真ん中で乳首と乳輪を舐めます。ある程度舐めたら、舌先をかたくして乳首をつつくようにして舐め、唇で吸い付いてください。
乳首を愛撫するときは、いきなり刺激を与えないのがコツです。少しずつ感度の高い場所へと移動しながら、刺激を高めていくようにしてください。
耳を愛撫するときの方法とコツ
女性は耳からの刺激が脳に伝わることで、興奮を高めていきます。耳を愛撫するのも気持ちいい愛撫には欠かせないことです。
まずは耳元でささやくことで愛撫します。
・「大好きだよ」「愛している」という愛情表現の言葉
・「きれいだね」「可愛いよ」という自信をあげる言葉
・「セクシーだね」「もう我慢できないよ」という興奮を高める言葉
少し吐息まじりに耳元でささやいてください。
続いて耳たぶを少し甘噛みし、耳全体を舐めていきましょう。耳の裏側や少し中まで舌を入れると感度が高まります。
耳への愛撫のコツは「音」です。音から気持ちいいという刺激が脳に伝わります。舐めるときにはクチュクチュといやらしい音を敢えて出すようにしてください。耳からのエッチな刺激が女性の興奮をどんどん上げていくでしょう。
まとめ
女性への愛撫は「ただ乳首と女性器をさわるだけ」なんて思っていた男性は、多くの方法があることに驚いたことでしょう。でもこれだけのことをしないと、最高に気持ちいい愛撫にはならないのです。
女性の絶頂は、男性の何倍も気持ちいいと言われています。ただそれだけ絶頂を迎えるまでのプロセスも難しいものです。
挿入するための前戯ではなく、女性に快楽を与えるための愛撫にしてください。相手の反応を見ながらおこなうことで、徐々に感度を高めていけるはずです。
女性の性感帯20個と感じる愛撫・攻め方を徹底解説 | inbee【インビー】
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