女性の快楽を語る時、潮吹きというワードが現れます。膣内の奥部分に存在しているポルチオ性感帯をある一定の強度とタイミングで刺激することで、尿が噴射したような状態となり快感を得ることができるテクニックです。
実は、尿が出るわけではありませんが、それに近いプレイの男性バージョンが存在します。それが、尿道責めです。ペニスの尿道を正しい方法で刺激することで、男性も快楽を得ることが可能と言われています。ここでは、尿道責めについて紹介していきます。
尿道責めとは?
尿道責めについて、まず何も知らないという方のために基本的な知識を紹介します。
■尿道を精液が通るので気持ちいい!?
尿道というと、どんなイメージを持つでしょうか。尿道はそのまま、尿が通る道筋の意味を持っているため、ペニスに存在する部分です。
詳しくは、ペニスの先端に尿道口が存在しており、そこから暴行に至るまでの間になります。ペニスは射精管やカウパー腺、海綿体などさまざまな部位が存在していますが、尿道はその働きによって泌尿器と生殖器の二つの仕事をしています。前者は、当然ながら尿をする場所ですが、後者は精液を尿道口から発射するための通り道です。
要するに、前者ではなく生殖器として尿道を扱い、精液をコントロールして快楽を得ようというのが尿道責めというプレイなのです。
尿道オナニーの快楽は、我慢を徹底して続けた尿を放出するような間隔とも言われており、一般的なオナニーに比べて快楽度が相当高いことで人気です。さらに、前立腺が尿道の途中に存在しているため、そこれを刺激した快楽を得よう、という目的でもこのプレイが取り入れられています。
とはいえ、尿道責めは痛覚刺激のみを感じるようになっており、求めすぎると大きなトラブルに繋がるので注意してください。注意点については後述しているので、尿道責めをする前には必ず読んでおくようにしてください。
尿道責めの基本的なやり方
尿道責めを行う際の、もっとも基本になるやり方について紹介します。
■尿道カテーテルを利用する
尿道責めは、言葉を変えると尿道オナニーと呼ぶことも可能です。尿道責めは多くの人が想像している通り、尿道口にアイテムを挿入し、安全に尿道を刺激する方法です。
パートナーにしてもらうことも可能ですが、オナニーも可能ですので、方法としては尿道オナニーということで紹介されていることが多いようです。さて、尿道責めをする際の基本となるアイテムを使用する必要があります。
そもそも、尿道責めの発想は尿道カテーテルから始まっています。前立腺肥大など、尿道にかかわる疾患になった場合、通常通り尿をすることができないため、尿道カテーテルという綿棒に近い細い棒を挿入して排尿が促されます。
しかし、この尿道カテーテルはドライオーガズムを得ることができる前立腺をも刺激することが可能です。尿道カテーテルを使用していると、前立腺が刺激されてえも言われぬ快楽を得ることができる、という発想からこのオナニーが誕生したのです。
■尿道責めを行う基本手順
生面に注意して行いましょう。
爪なども短く切っておくことをおすすめします。まず、ペニスは勃起させず亀頭を持ち上げてから尿道を開きます。開いた尿道にゆっくりと尿道カテーテルを挿入していき、25センチから30センチ手前まで差し込んでいきます。
あまり奥部分を刺激すると膀胱ですので、強い尿意に襲われます。その手前の前立腺部分を刺激することで、射精時間を長く味わっていられるような快楽を得ることができるのです。
尿道責めで射精させるテクニック10個
ここからは、尿道責めで射精させるテクニックを10個紹介します。尿道責めで射精するためには、ある程度のテクニックが必要になります。ぜひ、参考にしてみてください。
■1.自分に合ったカテーテルを使う
尿道責めで射精させるためには、道具選びにも慎重にならなければなりません。前述したように、尿道で使う基本道具である尿道カテーテルですが、サイズが存在しているので、間違えると思った通りの快楽刺激を得ることができなくなります。
サイズは、10Fr、12Frなどというサイズで揃えられており、自分のペニス、尿道のサイズを確認してから購入することをおすすめしています。
また、尿道カテーテルの中にはダブルスタイルという、先端部分に空気を入れ、尿道から抜け落ちないように工夫されたタイプも存在します。尿道責めは大変繊細なテクニックになるため、抜けたり、入ったり、サイズが違って違和感を感じると途端にしらけてしまいます。
まず、カテーテルはもちろんですが、使用する道具のサイズなどに注意してからプレイをスタートさせることをおすすめします。
■2.医療用ジェルで潤滑を良くする
尿道責めをする際、全く何も潤滑油を使用せずに行うと、傷がついたり細菌汚染の可能性が出てきます。そもそも、あまり気持ちよくなく射精に導くことが難しくなるため、やはり尿道責めではジェルなどを使用してほしいところです。
ただし、尿道はひじょうに繊細な部位ですので、滅菌済みと言われている医療用のジェルを使用してください。普通のローションを利用すると感染の恐れがあります。必ず、射精を求めるのであれば医療用のジェルを利用しましょう。
■3.カテーテルに目印を記載する
尿道責めで射精するためには、ちょうど尿道の前立腺がある部分を刺激し続けることが重要になります。
しかし、当然ペニスはシースルーではありませんので、尿道カテーテルが入っている時にどこまで入っているかわからなく、思い切り膀胱を刺激してしまうことがあります。気持ち良く射精したいのであれば、尿道カテーテルに目印を記載しておくと良いでしょう。
前述していますが、尿道口から大体25センチ前後に前立腺がある、と言われています。丁度その部分にカテーテルの先端が来るよう、計算してマジックなどで印をつけておきましょう。そして、その目印以上は差し込まず、その部分を軽く擦るように前後し続ければ射精へと導けるはずです。
■4.空気を入れて刺激
尿道カテーテルが尿道口から落ちないよう、先端が膨らむものがある、とお伝えしました。基本的には、どんなアイテムでも安全であればいいのですが、空気を膨らませた方が安定して尿道責めを行うことができるので、安定して快楽を得ることが可能です。
ただし、先端に空気を含ませる尿道責めを行う場、プラスチックシリンジなど、空気を注入させる別小物が必要になります。
大きいもの、小さいものなど種類がありますが大きなものの方が微調整しやすいのでおすすめです。ただし、このプラスチックシリンジから空気を入れる方法が案外難しいので、あらかじめ練習が必要です。
仮に、風船が尿道内で爆発してしまうと、トラブルの要因になるので危険です。パートナーにも練習してもらい、ほど良い大きさでストップさせるテクニックを身につけてもらいましょう。
■5.誰にも邪魔されない環境づくり
尿道責め、尿道オナニーは慣れてしまえば、不潔な場所で無い限りどんな場所でも可能です。とはいえ、普通のオナニーのように雑音が聞こえたり、余計な映像などが流れていてできるものではありません。
また、ペニスを擦るのをいきなり辞めても問題はありませんが、尿道責め中、いきなり邪魔が入ったり、ビクンッと驚かされるとトラブルに繋がり危険です。自宅で完全に落ち着いて尿道責めができる、という環境を整えられない方は、ホテルなどを利用したり一定時間必ず邪魔が入らない、そんな環境で行いましょう。
尿道オナニーに集中できることが、気持ちの良い射精へと導いてくれる秘訣なのです。
■6.強く動かさない
快楽を得るためには、カテーテルで前立腺部分に刺激を与える、ということをお伝えしています。ただし、ここで注意しないといけないのが、尿道カテーテルなどの道具を使用して尿道責めをしている最中に射精してしまうと、尿道を傷つけてしまうことがあります。
当然、精液は尿道を通過してペニス外に発射されるため、そこにカテーテルがあると強い刺激で傷ついたりトラブルの原因にもなります。
そのため、射精をする一歩手前でカテーテルは強く動かさず、そこでジワジワと動かすようにしましょう。また、射精を促すように強く動かすのもいいですが、尿道責めは前立腺オナニーの一種であり、射精しないドライオーガズムを楽しむプレイです。仮に、射精するだけであれば、ペニスをしごくだけの安全安心ですので、尿道責めならではの快楽を求めるようにしてください。
■7.動画や音声を聞きながら
どうしても射精するためには、何かのエロ刺激が必要だ、という人も多いでしょう。尿道責めは前立腺を刺激するため、確かに気持ちいいのですが、射精にまで到達させるためには強烈な快楽刺激が必要になります。
そんな時は一般的なオナニーと同様にエロ動画、音声を活用すると良いでしょう。仮にパートナーにしてもらう手もありますが、尿道責めされている方は下手な動きをすると、尿道を傷つける可能性が出てくるので、胸を揉んだり相手のアソコを触ったりなどはおすすめできません。
女性側がオナニーしながら、という手もありますが、繊細な動きが求められる尿道責めだけに向いていません。ヘッドフォンなどで淫乱な声を聞きながらなど、別の脳内刺激を与える方法も活用してみてください。
■8.オナ禁してみる
毎日数回のオナニーを日課としている人の場合、尿道責めも強い快楽を覚えますが、やはり射精まで導くほどの快楽を得られないことがあります。
尿道責めを行うと、かなり敏感になってしまうと言われていますが、その敏感になるには放心状態になるほどの快楽を味わってみる必要があります。
尿道責めで射精するためには、えも言われぬ快楽を手にするため、数週間のオナ禁を利用してみてはいかがでしょうか。
強烈な刺激を与えなければ、長時間ドライオーガズムを楽しめるのが、尿道責めです。そして、限界が近づいてきた時にゆっくりと尿道カテーテルを抜き出し、一気に発射しましょう。最高の快楽をお約束します。
■9.軽くクルクル回してみる
尿道カテーテルを入れ、多少刺激するだけでも前立腺に刺激が伝わり、ドライオーガズムを得ることが可能です。とはいえ人によっても感度が大きく変わるため、より強い刺激が欲しい方はクルクルと先端を回すという方法を取り入れてみてください。
もちろん、強くしてしまうと尿道が傷つくことがあるので優しく、丁寧に回しましょう。本来、あまり出し入れしない方が良いですが、ある程度安全性が確保されているのであれば、そういった方法で刺激し、射精まで導くこともできるので試してみましょう。
■10.専用グッズを使う
尿道責めは、尿道カテーテルを利用して行うのが一般的です。しかし、簡単には手に入らない上、素人にはかなり危険度の高いプレイでもあります。しかし、どうしても尿道責めで強烈なオーガズムを獲得したい…。
そういった方には、尿道責め専用のアダルトグッズがあるのでそちらを使ってみましょう。とても安全性の高い素材であったり、イボが敢えてつけてあったりと、多種多様な種類があります。
安心して尿道責めから射精へ至りたい方は、ぜひチャレンジしてみてください。
尿道責めの危険性と注意点3個
何度かお伝えしていますが、より詳しく尿道責めの危険性と注意点を3つ紹介します。
■1.必ず安全性の高いものを使う
尿道は大変繊細で傷つきやすく、感染などもしやすい場所です。女性の陰部に果物や適当な道具を入れるような描写を良く見ますが、ああいった遊びを尿道責めではやってはいけません。
細い物、太い物など適当に使うと、取れなくなってしまったり、奥部分に入って取り出せずに病院行きになる可能性もあるのです。安全性が確かめられている、尿道に挿入するために造られたアイテムを利用してください。
■2.利用したカテーテルの再利用はNG
尿道用のグッズが販売されており、繰り返し使えると記載されているものは再利用をしても大丈夫です。
しかし、尿道カテーテルのような医療用のアイテムで尿道責めを行う場合、再利用は危険です。どんなに滅菌しても雑菌が着いている可能があり、さらにはゴム耐性が弱くなっていることから、尿道責めの最中に切れてしまい、中に異物が残ることも考えられます。
必ず、清潔で安全な状態のカテーテルを利用してください。
■3.抜けなくなったら即日病院へ
徹底して注意して尿道責めを行っていても、あまりの快楽によりトラブルが起きることもあります。
さらに、注意点を守らずに遊び半分で尿道責めをしたことで、尿道内にグッズが入ってしまう、ということもあるでしょう。
まあ、休みの日にでも…と思うかもしれませんが、即日病院へと行ってください。傷ついている状態だった場合、傷口から感染し、最悪死亡することもあります。
尿道責めに役立つグッズ3個
最後に、尿道責めに使える便利なグッズを3個紹介します。
■1.ユリースラバー
715円
「ユリースラバー」は、尿道責めを安全に行える便利なアダルトグッズです。100%シリコン性で造られているため、金属アレルギーの方でも安心してお使いいただくことができます。
長く設定されていますが、ハサミなどで切ってサイズ調節をすることができるので、どなたでも利用できます。「ユリースラバー」は、イボイボがついた波打つタイプの中級者向けがありますが、そのほかに初心者用の細くシンプルなタイプ、孔開きタイプ、連続した孔開きタイプなど前部で8種類あります。
初心者の方から、尿道責め上級者まで納得できる品揃えとなっています。
■2.ブラックロック
1,196円
「ブラックロック 」は、パッケージもユニークな中級者用の尿道責めアダルトグッズです。
「ブラックロック」の特徴はダブルインパクトローターが搭載されており、尿道と裏スジ2箇所をローターで刺激できる仕様になっている便利なアイテムです。キャップなども進化しているため、尿道と裏スジへ挟む込むように配置をすることが可能です。また、ローターの色が赤と青の二色用意されているので、その日の気分で変化させることが可能です。
ちなみに、ブラックロックはさまざまなシリーズが存在しており、亀頭責めローターが付属しているブラックロック7、的確に先端を捉えて強い刺激を与えられるブラックロックXXX、4連リングが加わったブラックロックVなど、用途に合わせた尿道責めのアイテムが存在しています。
■3.リバース ディーパー
924円
「リバース ディーパー」は、本体をひっくり返すことで手軽に使用することができる、使い勝手の良い尿道責めグッズです。
先端に突起がついているため、尿道をしっかりと刺激することができます。また、全体が擦り上げながら快楽を得られるムーブゲートなどの機能があり、3タイプの刺激を楽しむことが可能です。
安全性も高い設計となっているので、ぜひお使いになってみてください。
まとめ
ここでは、尿道責めについて、さまざまな角度からお伝えしてきました。尿道責めの基本は、尿道口からアイテムを差し込み、前立腺を刺激することです。
しかし、シンプルでありながらも、大変繊細な部位ですので、徹底した安全性を考慮して行う心構えが必要です。安心、安全面に徹底して注意すれば、より強い快楽を得ることができます。ぜひ、正しい情報をもとに、尿道責めを体験してみてください。