男性の気持ちいいオナニー方法のひとつに、「寸止めオナニー」があります。最高の快楽を得られると話題ですが、一方でハイリスクであるとも言われています。ここでは、寸止めオナニーについてまとめます。
寸止めオナニーとは?やり方は?
「寸止め」。基本的にこの言葉は、パンチなどの攻撃が相手に当たらないギリギリのところで止める時に多く使われています。
寸止めオナニーについては、パンチが相手にヒットすることが、“射精”に当たると考えられており、射精一歩手前で発射をヤメる(寸止め)すること、と理解しておけば良いでしょう。
さて、そんな寸止めオナニーですがやり方はいたってシンプルです。まず、オナニーを通常通りします。勃起したペニスを好きなようにしごきましょう。
そして、射精感が襲って来たらシコるスピードをやや早めます。慣れていない方は少し大変かもしれませんが、“あ、これ以上こすったら出る!”というところを見極めてオナニーを中止するのです。
一旦、オナニーを行なうのやめて落ち着かせた後、オナニーを再開して射精を行なう流れです。中には、これを繰り返して最高の快楽を味わおうとしている方もいるほどです。
寸止めオナニーが危険な理由8個
寸止めオナニーは射精感を一回のオナニーで何度も味わえる、ということで多くのオナニストたちに人気です。しかし、強い快楽の裏にはリスクも潜んでいます。ここからは、寸止めオナニーが危険な理由を7つ紹介していきます。
■①膀胱炎のリスク
精子は精子タンクに溜め込まれ、勃起したペニスの尿道を通って外部へと排出されます。一般的なオナニーの場合、この流れはごく自然に行なわれるため特に強い負担はかかりません。
しかし、寸止めオナニーの場合は別。本来、外部へと排出されるべきの精子が排出されないので逆流してしまいます。
“その出さない感じが寸止めオナニーの魅力であり、気持ちよさ!”と考えている方もいるでしょう。慣れてる方は、もしかしたら精子が戻っていくあの感覚すらも気持ちよく感じているかもしれません。
しかし、この寸止めオナニーは膀胱に強烈なダメージを与えることで知られています。まず、精子は尿道に止まることはありません。さらに、乾燥して中空に消えることもありません。
魔法のように消えてなくなることもなければ、ペニス周辺の皮膚に吸収される…ということもありません。では、一体精子はどこへ行くのでしょうか。実は、寸止めオナニーをすると逆行性射精という状況が発生します。
膀胱頸部という膀胱の一部は普段は開いていないのですが、寸止めオナニー時に開いていることからそこに精子が流れ込んでしまいます。
要するに、膀胱に精子が入ってしまうということなのです。膀胱自体、何らかを受け入れるという部位ではないため負担がかかります。
結果、寸止めオナニーを繰り返すことで膀胱に強烈な負担がのしかかり、膀胱炎を引き起こしてしまうのです。膀胱が痛い…と思ったら、すぐに寸止めオナニーを中止して医師に相談しましょう。
■②睾丸への負担
睾丸、というのは所謂「金玉」のことですが、寸止めオナニーを繰り返しているとこの睾丸への負担も高まるので注意が必要です。
オナニーをしている際、射精感が襲ってくると睾丸が収縮してキュッと上にあがっているような感覚になります。
そして、射精をした後にはゆっくりと筋肉が弛緩していき通常の状態へと戻ります。しかし、寸止めオナニーをした場合はそのまま筋肉が収縮し続けている状態になります。
例えば、筋トレをしている時などは筋肉がしっかりと収縮しています。ただ、筋トレを5時間続けていたら筋肉がおかしくなってしまう、ということくらいは誰にでも分かるはずです。睾丸も同じような理屈で、長時間筋肉収縮し続けていれば痛みが強くなっていきトラブルに発展することもあるのです。
中には、何日も寸止めオナニーを続けてしまったことで睾丸がパンパンに腫れ上がってしまい、最終的に摘出をするハメになった…という事例まであります。快楽を追い求め続けることは、リスクも背中合わせであることを忘れないようにしましょう。
■③前立腺炎などのリスク
これだけ見てきても寸止めオナニーは大変な危険な行為、ということがお分かりいただけると思います。
しかし、まだまだ寸止めオナニーは注意すべき点がたくさんあるので注意しましょう。
前述したように、射精感が高まっていくと精子は前立腺にも影響を与えます。尿道にも強い負担がかかってくることから、結果的に前立腺炎などに発展してしまうこともあると言われているのです。
仮に、前立腺がどうしても痛い、という方はすぐに寸止めオナニーを中止しないと後々大変なことになります。特に前立腺は、“前立腺がん”と呼ばれる症状を患う可能性がある重要な部位です。
もし、“強い快楽を永遠に楽しんでいたい”という理由で、寸止めオナニーばかりを続けていたら人生が壊滅することもあり得ます。注意すべきでしょう。
■④射精障害になる可能性
寸止めオナニーは気持ちいいですが、正しいオナニーとは言い難いでしょう。
我慢すれば確かに精子の量が増える可能性はあるため、発射時にえも言われぬ開放感を得られるかもしれません。とはいえ、寸止めオナニーは間違ったオナニー。間違ったオナニーは射精障害など、数多くのトラブルを招きます。
寸止めオナニーは、射精していないことになるため体が、“この人はもう射精をする必要がない体”というように誤認してしまい、結果的に良質な精子が作られなくなってしまう、ということがあるのです。
精子なんてどれも一緒なのでは、と思っている方もいるでしょう。しかし、精子は良質であればあるほど着床率が高くなりますし、女性にとっても低質より上質な精子の方が本能的に求めたくなるかもしれません。
もし、妻などがいて妊娠を求めている男性の場合は寸止めオナニーを繰り返していると子づくりに悪影響になります。間違ったオナニーは今直ぐにやめて、正しく一般的なオナニーへ少しずつ戻していきましょう。
■⑤勃起障害の可能性
男性にとって勃起は、男が男であると自覚できるひとつの反応です。もし、自分が勃起しなくなれば女性を口説くこともなくなるでしょうし、エロ自体に興味も失せます。
第一、男性として自身を喪失してしまい、いろいろなことにやる気が起きなくなってしまうかもしれません。
さて、そんな勃起についても寸止めオナニーは悪影響を与える可能性があるので注意しましょう。
寸止めオナニーをする際、基本的には射精感が襲って来たらぐっと冷静になり気持ちを鎮めるという方法が推奨されています。
しかし、それではなし崩し射精になってしまうこともあるため、上級者はペニスの根元をぐっと強い力で圧迫して押さえます。
コックリングというアダルトグッズがありますが、あれが寸止めオナニーを手軽に成功させてくれる便利アイテムです。
しかし、当然ですがあまりに強い圧迫感をペニスの根元に与えて続けていればペニスも悲鳴を上げます。
特に、海綿体に甚大なダメージを与えてしまうことが容易に想像でき、結果的に海綿体組織が破壊されてしまうことになるわけです。当然、勃起に重要なのは海綿体です。海綿体が破壊されてしまえば、中折れしやすくなりますし最悪EDにもなることがあります。
そこまで行かずとも、勃起力低下により本番セックスが全然楽しくないとなれば、女性を口説く気分にもならなくなるでしょう。
■⑥高血圧による弊害
勃起のシステムですが、性的に興奮することで海綿体に血流が多く流れ込みその効果でペニスがギンギンに硬くなります。
つまり、血液を興奮剤と見立てればそれがペニスに一極集中している状態ということになるでしょう。
さて、寸止めオナニーを行なう人たちは長く、何度も射精感を楽しみたいという方です。そして、最後の最後に放出する方もいればそのまま放出せずに後日に持ち越す人もいます。
とにかく、長時間ペニスに血液を送り続けているというような状態であることは間違いありません。当然ですが、血管に負担がかかれば高血圧状態になります。若い頃はまだいいですが、心臓などに負担がある方で高血圧な状態が何時間も続けば心筋梗塞や脳卒中などのリスクが高まってしまいます。
また、高血圧なだけであれば良いですが、性的興奮も伴っています。脈拍も確実に早くなっていますし、ドキドキした高血圧状態が何時間も続けばトラブル発生も時間の問題です。寸止めオナニーはペニスにばかり悪影響が発生すると思われがちですが、実は脳にも負担がかかることを忘れないでいましょう。
■⑦テクノブレイク
テクノブレイクという言葉を聞いたことがあるでしょうか。オナニー中、あまりの興奮に心臓に強烈な負担がかかりそのままその場で亡くなってしまうことを、“テクノブレイク”と呼びます。
もちろん、医学的なものではありませんが、オナニー中は前述したように高血圧状態になりやすいことから、心筋梗塞や心臓マヒになる…と言われこういった都市伝説が生まれたと考えられています。
実際、その噂は玉石混淆なところがありハッキリと分かっていませんが、確かに高齢の方でオナニー中に亡くなった方はいます。
そういった意味でも、興奮してさらに高血圧状態が継続される寸止めオナニーは体にかなりの負担がかかることは否めないでしょう。
“たかが都市伝説…”と思っている方がほとんどでしょうが、されど都市伝説です。危険を回避することに問題は一切ありませんので、万が一の状態を避けるためにも注意してオナニーをするようにしましょう。
■⑧クセになるとイケなくなる
体へのトラブルがいろいろと叫ばれていますが、寸止めオナニーは精神的にも問題を引き起こすことが考えられます。
普段、寸止めオナニーばかりしていると、簡単にはイケなくなり本番セックスに支障をきたす可能性があります。例えば、普通のセックスであればピストンをしてイキそうになったらそのまま射精します。
女性が懇願してまだセックスしていたい、というのであれば別ですが、相手もイってほしいというタイミングで射精できるのは良好なパートナーシップを結び続けるためには重要です。
しかし、寸止めオナニーばかりしている方の場合、せっかくのセックス中でもいつものクセで射精を我慢し続け、女性に迷惑をかけ続けてしまうことになります。
射精感が襲って来ても、絶対に精子を放出したくない。そんなセックスじゃもったいない…。そんな独りよがりなセックスをし続けていれば、当然ですが女性から嫌われますし、二人の関係も悪化します。寸止めオナニーは楽しいかもしれませんが、節度を持って行なうことを心掛けましょう。
寸止めオナニー以外に興奮する安全なオナニー5種類
寸止めオナニーにハマっている方は、間違いなくその興奮と快楽に勝るオナニーは無い…と思い込んでいる方です。
しかし、前述してきたようにリスクがかなり高いオナニーですし注意しないと大変なことになります。ここからは、寸止めオナニー以外に興奮する正しい安全なオナニーを紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。
■①妄想オナニー
寸止めオナニーをしている方の多くは、強い性的刺激を浴びながら何度も射精感を味わいたい、と思っている方たちです。しかし、強い刺激と強い快楽ばかりを追い求めてしまうと結果的に刺激になれてしまい、射精障害になってしまう可能性が高まります。
そこでおすすめなのが、時間をかける妄想オナニーです。ゆっくりとリラックスできる空間で目をつむり、じっくりと自分の理想的な女性と性的行為をしているところを想像しながらオナニーをしましょう。
その時、ペニスは強く握り締めずに優しくゆっくりとシコシコしていきます。当然、強い射精感はすぐには襲ってきませんし物足りないかもしれません。しかし、頭の中でストーリーを作り、ゆっくりとシコシコすることでどんどん興奮が高まって来て素晴らしい射精感に襲われるはずです。
もちろん、そこでの寸止めは無しです。そのまま、相手の名前でも叫びながら射精してしまいましょう。
ただ、快楽に溺れるだけではない、幸せで幸福な気分に包まれることでしょう。
■②オナホールオナニー
寸止めオナニーのリスクのひとつとして、射精障害をご紹介しました。
これは、寸止めオナニーに限ったことではなく、危険なオナニーを続けることも関係しています。まず、オナニーを正しく楽しむためには女性器をモチーフにしたオナホールを利用してオナニーをしてみることです。
オナホールは、できるだけ圧迫の少ないリアルな女性器をベースとしているものを利用し、勃起ペニスをゆっくりと擦ります。
ゆっくりとペニスをしごくことで、リアルにセックスをしているような興奮状態に陥れるため興奮度合いが高まります。寸止めせず、しっかりと射精感が襲って来たら精子を放出してしまいましょう。
■③コンドームオナニー
コンドームを利用するオナニーもペニスに負担が少なく、興奮できる正しいオナニーです。大抵の場合、セックス時にコンドームを利用すると思います。
避妊という目的もあるでしょうが、すぐに射精してしまわないようにする安全策として利用する方もいるでしょう。とにかく、コンドームは通常はセックス時にしか着用することの無いアイテムですので、それをオナニー中に使うことでオナホールと同様にリアルな体験をすることができるのです。
また、コンドームオナニーの魅力はそのままティッシュなどに放出せず、自由にどんな角度でも射精できるところです。周囲を汚すこともありませんし、大胆な腰振りオナニーなども可能でしょう。周囲を汚す必要なく、リアルな気分でオナニーをすることができるコンドームオナニーはおすすめです。
■④パイズリオナニー
オナホールの中には、女性の上半身を模したものも存在しています。これは、女性の乳房をリアルに再現したデザインとなっており、パイズリを楽しむことができるという代物です。
パイズリは、巨乳好きの男性にとって非常に興奮する行為であり、セックス以外でなかなか体験することはできません。寸止めオナニーのように快楽の維持を目的としているわけではなく、体験型オナニーとなるため興奮度は桁違いです。
もちろん、そのパイズリオナホールに自分の好きなタレントの顔をはりつけてみたり、ローションをたらしてそこにペニスを擦ってみるのも良いでしょう。
自由にパイズリオナニーを楽しめば、あっという間に寸止めオナニーのことなど忘れてしまうでしょう。
■⑤催眠オナニー
近年、話題になっているのが催眠オナニーというオナニーです。
これは、催眠オナニー用の音声をヘッドフォンで聞きながらオナニーをする、妄想オナニーに近い方法です。しかし、基本的には音声が流れてくるため、その催眠効果は高く、上級者になるとペニスをしごかずとも射精ができるようになると言われています。
ゆっくりと優しくペニスをしごき続け、音声で脳内を麻痺させていくという新しい感覚に寸止めオナニーなどもうする気が起きないほどの興奮を得ることができるのではないでしょうか。
まとめ
ここでは、寸止めオナニーの危険性や正しいオナニー方法についてお伝えしました。オナニー方法は多岐に渡りますが、寸止めオナニーのような間違ったオナニーをすることは体にとってリスクになります。たまには良いかもしれませんが、必ず睾丸や前立腺、膀胱などに悪影響があることは忘れないでください。
男性オナニーのやり方の種類30個!究極の快感を覚える方法はどれ? | inbee【インビー】
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