対面座位のセックスとは？やり方と気持ちいい方法とコツ10個

セックスと一言で言っても、“48手”などと言われるように、その種類は数多く存在します。一般的な体位としては正常位や騎乗位、バックなどがありますが、ワンランク上のセックスを求めるカップルは、「対面座位」を選択しています。

男性はもちろんですが、女性がより快楽を求められる体位として知られる、対面座位。今回、ここでは対面座位セックスのやり方や気持ちよくなるコツなどを紹介します。

セックスにはさまざまありますが、対面座位を取り入れるとプレイの奥行きが広がります。対面座位とは、その名の通り、男性と女性が座りながら対面している体位です。

ちなみに、女性が男性に背中を向けてると、“背面座位”と呼ばれていますが、こちらも人気が高いです。さて、対面座位が選ばれている理由ですが、主に女性側から支持を得ている、という背景があります。

男性は性的興奮を得る時には視覚から入ってくる刺激を頼りにします。そのため、騎乗位やバックなど、征服感を得られる体位に強く性的刺激を感じます。一方、女性は感情で快楽を得るようで、気分が落ち着いていたり、愛されていることを感じる時に、性的興奮を覚えます。

対面座位の場合、騎乗位などとは違い、男性の顔が近くにあり、さらに抱き合うこともできるため、安心してセックスをすることができます。また、対面座位は女性本位で動くことも可能なため、このような安心感が女性を大胆にさせることになり、より強力な愛情と快楽を得ることができるのです。

対面座位セックスを行う場合、ベッドやソファ、床など特に場所は問いません。ただし、安定感を求めるのであれば、背もたれのように使える壁などを利用してもいいかもしれません。

さて、男性は足をそのまま伸ばすか、あぐらをかくかなど、女性が上から入りやすい体制になります。女性は男性のポジショニングが終わったら、ゆっくりとペニスを膣内に挿入していきます。ただし、騎乗位のように完全に男性のペニスが直立するわけではないので、女性が入ってくる角度を考慮してしっかりと挿入しましょう。

挿入した後、男性側が動くのも良いですが、女性が腰を動かすことができるので自分が気持ちいいように動いてみることをおすすめします。

また、抱き合いながらのセックスであれば男性が腰を動かし、やや女性がのけぞる形になっているのであれば、女性が腰を浮かせながら動く手段もあります。対面座位は、どうしてもペニスが抜けてしまうことがあるのですが、それを気にし過ぎずに、抜けたら抜けたらエロティックだと思い、興奮材料として楽しむことが重要です。

女性の腰、お尻を持ち上げながら、ゆっくりと男性が動いてあげるとペニスが抜けにくく、安定感があります。

シンプルな体位ではありますが、対面座位はアレンジ効きやすく、女性側も気持ちよくなれるセックスです。ぜひ、無理の無いように、互いが気持ちいいスポットを探していきしょう。

ここからは、対面座位セックスの気持ちいい方法とコツを紹介していきます。ぜひ、参考にしてみてください。

対面座位の魅力は、男性と女性が向かい合ってすわれるところです。例えば、ソファなどでは横向きに座ることになるため、正面で向かい合うといっても顔だけです。飲食店などでも、テーブルを挟んで正面に座るわけですから、なかなか正面を向いて密着出来る機会というのは少ないものです。

そういった意味からも、間近に相手の顔を正面から見ることができ、さらに抱き合うことができるのが、対面座位の最大の魅力と言えます。正面を向き合って抱きしめ合う、というのは女性にとっては愛する人との最高の一時であり、このシチュエーションだけでも脳内に快楽物質が大量に放出されます。

そういった意味からも、対面座位はペニスが挿入されている気持ち良さ、そして正面には愛する人がいるだけで、女性側が相当な気持ち良さを享受していると考えられます。ただし、ただ対面座位でセックスをしているだけでは、“気持ちいい”だけで終わってしまいます。

そのため、相手の目をじっくりと見つめながらも、腰は激しく動かし続ける、というセックスがおすすめなのです。普段、恋人同士でも近くで目を見つめ合うことは少ないかもしれません。照れくさい、というイメージもありますし、途中で笑ってしまうこともあるでしょう。

しかし、対面座位セックス中であれば、女性は“面白い”ということを思っている余裕は無く、本能が勝ってしまうため、見つめられるととてもロマンティックな気分になります。こういった部分を利用するため、しっかりと見つめ合い、微笑みながら対面座位セックスを続けるのです。

違いの愛を確かめ合う、という意味では基本的なポイントになるでしょう。

見つめ合うことで、女性がロマンティックな気持ちになり、快楽をより感じます。もちろん、それだけでも十分な快楽を得られるのですが、キスを織り交ぜることでより興奮度が上がるのでおすすめです。

対面座位は、正常位や騎乗位、バックなどと違い、ナチュラルに正面に向かい合ってセックスが楽しめる体位です。つまり、キスをどちらかが強要するのではなく、見つめ合って、自然に愛し合う同士が唇を交わすことができる体位なのです。

腰に手を回しながらキスをするもよし、フレンチキッスを織り交ぜながらセックスを繰り返すのも良し。敢えて、あまり腰を動かさず、挿入されているままでディープキスをするのも、興奮度を高める方法のひとつでしょう。激しいキスと優しいキスを上手に使い分けることで、女性側もシチュエーションに興奮することができるので、テクニックを恥ずかしがらずどんどん使ってみましょう。

対面座位は、互いに正面を向き合いながらセックスをします。バックや騎乗位などと違って、男性の目の前に胸がある状態でもあり、胸を手軽に愛撫することが可能です。胸を揉みながらの対面座位も効果的ですが、それはセックスをしている最中の合いの手のようなものであり、コツというよりは基本的に行ってほしいプレイのひとつです。

対面座位セックスをより気持ち良くするためのポイントになるのは、やはり愛撫ではないでしょうか。対面座位をしている時、基本的には相手の顔が正面にありますが、男性側は少しかがんだ格好になり、相手の胸元を愛撫してみます。

女性は、目の前の男性が自分の胸を愛撫し始めているというシチュエーションに興奮するのと同時に、胸から伝わってくる皮膚感覚、そして挿入されてるため、三方向から強い刺激を得ることができます。

また、より高いレベルを求めている方であれば、敢えて乳首を外して、その周囲を舐め回し、ポイントで乳首を責めます。もちろん、舐めるだけでなく、急に乳首をつまんでもいいでしょう。

女性の胸を愛撫している時は、男性は対面座位だとなかなか上手に動けない状態だと思いますので、そういった時は女性本位で動いてもらうようにしましょう。「ねえ、自分で動いてみて…」と、誘うように、そして優しく伝えてあげると女性もより興奮します。胸への愛撫は、対面座位の基本テクニックですので覚えておきましょう。

先ほどは、女性側の胸を愛撫したり、つまんだりというテクニックを紹介しました。対面座位の場合、女性にとっても男性側の胸元がわかるため、男性の乳首を責めるのもひとつのテクニックでしょう。女性とは違い、男性は股間以外はさほど感じないようになっているのですが、乳首だけは大変敏感であり、特に開発されている男性にとっては強烈な快楽を得ることができる部位です。

あまり乳首の刺激に慣れていない方の場合は、軽く舐めてもらう程度が良いでしょう。ある程度、乳首攻めに慣れている男性の方であれば、強くつまんでもらうなどアレンジをしてみましょう。

この時、男性側は乳首に意識が集中しているため、自ら腰を動かせないかもしれません。そんな時は、“動いて”と、女性に懇願するとよりグッドです。女性は、乳首を責め、さらには自分で腰を動かすという征服感を楽しめるため、互いに強烈な快楽を得ることとなるでしょう。

対面座位のセックスは、互いに見つめ合いながら抱き合うだけではなく、女性がややのけぞり、男性が腰を動かすというテクニックを使うこともできます。

多少、ペニスが抜けやすい体勢ではありますが、ほかの体位とは違った刺激的なヴィジュアルになるので興奮度は高まるはずです。さて、そんなやや互いの体が離れた対面座位なのですが、ここでクリトリスを刺激すると、女性側の快楽が倍増します。

ペニスを膣に出し入れしている最中、男性は片方の手で女性のクリトリスを刺激してみましょう。密着することで、男性側にクリトリスが当たることもありますが、やはり視覚的に女性もクリトリスを触られていることがわかれば興奮します。

大変、エロティックな雰囲気になるため、女性側もシチュエーションに酔い、より快楽を得られるはずです。

対面座位は、実は他の体位に比べて、ペニスに刺激が少ない体位でもあります。ストロークを大きく取れないことや、体位的に擦る力が弱まるため、正常位などに比べれば、フィニッシュを迎えにくい体位かもしれません。

しかし、逆にそれを利用して、挿入時間を長くすることができます。ペニスが女性の膣内に挿入されたまま、キスをしたり、脇の下や腰、お腹、胸などのスポットを愛撫することができます。快楽だけを求めたセックスは女性からは評判が悪く、どちからという敬遠されます。

快楽のためだめにセックスを求める女性であれば別ですが、一般的な女性は激しくテクニック重視のセックスではなく、甘く、幸せな空気間が楽しめるセックスを求めています。早漏気味にならない対面座位を利用して、いつもより数十分長いセックスを楽しむと良いでしょう。

やや上級者のプレイになるのですが、男性側がイキにくい対面座位でありながら、自由度の高さもあるので、アレンジするとGスポット刺激などをしやすいのがメリットです。

Gスポットは、膣内の奥側にあると思い、強烈なピストンをしてしまう男性がいるのですが、奥側に存在するのはポルチオ性感帯と呼ばれる場所であり、簡単には届きません。これは、正常位の方が刺激しやすいため、どちらかというと膣内癖面に存在しているGスポットを刺激することをおすすめします。

できるだけ、上部壁面にペニスが当たるように腰を動かし、女性を刺激しましょう。これはテクニックが必要なだけでなく、無理をすると女性が痛がったり、快楽度が下がることがあります。そのため、「ここはどう？気持ちいい部分に当たってる？」など、相手の反応を伺いながら楽しんだ方が良いでしょう。互いに、気持ちいいセックスを模索している、という姿に女性も快楽を得ますので注目です。

前述したように、女性は皮膚刺激だけではなく、感情で快楽を得る生き物です。そのため、「愛しているよ」とか「可愛いよ」など、セックスの最中に優しい言葉を投げかけると嬉しくなり、愛を感じて快楽度が高まります。

一方、羞恥心を煽るようなエロティックな言葉を投げかけられると、その恥ずかしさや、それでも快楽を求めてしまう本能とのギャップに戸惑い、強烈な快感を覚えます。

「自分で動くなんて、エッチだね」とか「クリトリス触られてるのわかる？スゴいエッチな音する…」など、囁きながら対面座位をしてみましょう。互いの顔が見える状態で言われると、より羞恥心が刺激されるため、激しく愛の溢れたセックスに繋がりやすいのです。

対面座位は、互いに座りながらセックスができるので、さほどセックスをする場所が限定されません。要するに、さまざまな場所でセックスをすることができる、ということです。

いつもベッドでしかセックスをしない、というカップルであれば、ソファや椅子の上などでもいいかもしれません。

また、ホテルなどに行った時にバスルームの中でしてしまう、カーセックスも対面座位が活躍するシチュエーションです。対面座位を楽しむのであれば、シチュエーションも大変重要になってきます。そこで、前述してきたテクニックを駆使することで、より女性側も大胆に変身できるわけです。

対面座位の魅力としては、さまざまな体位から変形しやすい、ということです。例えば、正常位でセックスをスタートしたとしても、女性を起こせば対面座位になります。

バックであっても、一端落ち着いて男性側が座ったらその上に乗ってもらえばいいだけですし、騎乗位に関しても男性が起き上がれば対面座位です。

もちろん、その逆もしかりであるため、対面座位中に気持ち良く興奮してきたら正常位に雪崩れ込んだり、敢えて騎乗位にシフトチェンジさせ、大胆に乱れてもらうなど、そういったテクニックもあります。めまぐるしく変化させると、女性も大変なので、良いタイミングで体位を変化させて楽しんでみてください。

気持ちよく、愛を感じることができる人気の体位、対面座位。しかし、2点ほど注意したいことがあるので、そちらを紹介していきましょう。

対面座位は、女性が自由に動ける体位です。しかし、女性に中にはそこまで自分で自由に動くことができないとか、恥ずかしくてできないなど、さまざまなタイプがいます。

当然ですが、抱きしめ合った対面座位の場合は男性が突き上げることができ、それで女性の膣内に強烈な刺激を与えることが可能です。

とはいえ、相手の動きが鈍いからといって、強烈に動いてしまっては痛みを伴うだけになります。対面座位は、落ち着いて時間をかけて楽しむ、愛の時間です。快楽本位のプレイにならぬよう、注意してみてください。

対面座位は、女性側が少しのけぞると、ペニスが簡単に抜けてしまいます。そのため、しっかりと勃起していない状態ですると、簡単に抜けてしまうことで興奮度が低下する危険性があります。

対面座位は、ムードが大切な体位ですし、失敗するとセックス自体もダメなものに終わっています。ほかの体位である程度興奮できている状態から、対面座位に持ち込む方が安心ではないでしょうか。

ここでは、対面座位セックスのやり方やコツなどについて紹介してきました。数ある体位の中でも、対面座位はパートナーとの愛を確認しやすい、ロマンティックな時間をつくることができる体位です。強烈な快楽を目指す体位、というよりは、相手と交わる時間を楽しむための体位と捉え、じっくりとプレイに集中する方が成功しやすいと言えます。ぜひ、今回のポイントを押さえながら、対面座位を楽しんでみてください。