イラマチオの意味とは？イラマチオの方法と気持ちいいコツ8つ

セックスプレイの一つに、イラマチオというものがあります。フェラチオと混同されがちですが、この二つには大きな違いがあるのをご存知でしょうか。

イラマチオは興奮要素を多く含んでいるセックスプレイです。しかしお互いに理解しておこなわないと、気持ちの相違や苦痛に感じてしまうこともあるでしょう。

そこで今回はイラマチオの意味や方法などを、徹底解説していきます。

セックスに刺激がほしいという人は、ぜひ参考にしてください。

イラマチオの語源はイルマテというラテン語で、『授乳する・吸わせる』という意味があります。

セックスプレイとしての意味は、基本的にはフェラチオと同様となります。男性器を咥えて、口・舌・喉で刺激を与えることです。ただ主導権は男性にあり、男性器を咥えさせたまま相手の頭部を掴んで前後に動かします。

男性器を咥えている女性は、無造作に頭を動かされるために、窒息や嘔吐を感じてしまうことも多く、SMプレイに近い行為であるといえるでしょう。

前戯としてするものではないので、イラマチオの後に挿入行為に移行するわけではありません。男性は欲望のままに自分の腰と相手の頭を動かし、そのまま口内で射精をして終わりとなります。

イラマチオ専門の風俗店もあるように、イラマチオはややマニアックなプレイとされ、乱暴な行為とみられてしまいがちです。しかし、女性が「彼を受け入れよう」と意識を変えてもらえるように誘導すると、女性も苦しさではなく、達成感や快感を味わうこともできるプレイと言えるでしょう。

フェラチオは、前戯の一つとして女性が男性におこなうものです。女性が男性を気持ち良くさせたいという気持ちから、舌や口を使って男性器を舐めるテクニックの一つとなります。

イラマチオは、男性器を咥えさせて女性の口内を利用して射精するプレイの一つです。そこに女性の意思はなく、男性の一方的な快楽となります。

つまり大きな違いは『どちらが支配しているか』というところでしょう。咥えているのか、咥えさせているのか。その根本的な違いがイラマチオとフェラチオの異なる部分です。

それによりイラマチオは、理解していない女性にしてしまうと嫌悪感を示す人も多いです。フェラチオをしようとしている女性に、無理にイラマチオをさせようとするのは避けた方が良いでしょう。

イラマチオは男性が主導権を握っておこなうものです。前項でも伝えた通り、フェラチオをしようとしている女性にするのではなく、イラマチオをするという理解の下でおこなうようにしてください。

男性は仁王立ちとなり、女性は膝立ちになるのが良いでしょう。もしくは男性は椅子に浅く腰をかけても良いです。そして男性器を女性の口に入れて咥えさせます。

あとは女性の頭を自分の方に引き寄せ、男性器を喉の奥まで入れます。あとは女性の様子を見ながら、女性の頭と自分の腰を前後にピストンさせます。

女性が苦しそうにする場合には、入れ具合を浅くしてください。基本的には苦しいのも含めてイラマチオのプレイですが、嘔吐までしてしまうと大変です。

唾液がローションの役目をしてくれるので、自分のペースで快感を得られるでしょう。最終的に射精をするところまでがイラマチオですので、女性の口に射精してください。

ただ、自分がされて嫌なことは他人も嫌ですよね。これはもちろん、セックスにおいても同様です。ですから、イラマチオをしてもらいたいなら、男性もしっかりクンニをして、女性に口でしてもらう気持ちよさを知ってもらうことも重要です。

支配欲の強い男性はイラマチオに強い興奮を感じます。SMのSである男性は、特にイラマチオを好む傾向があるでしょう。

イラマチオは男性が女性を支配します。男性器を咥えながら、苦しそうにうめき声を出す女声に対して、ゾクゾクと湧き出る興奮を抑えることができないのです。女性がよだれを垂らし無様な姿を見せることで、自分がこの女性を支配していると強く感じることができます。

「もうやめて」と言われれば言われるほどに、ピストンが止まらなくなるでしょう。

一見すると、いつも強がっている男性が好きそうな行為に感じます。しかし実はいつも大人しい男性にも秘めた支配欲があるため、イラマチオを好むのです。男性は誰しも女性を支配したいという願望を強く持っているのでしょう。

女性にとっては苦しいだけに感じるイラマチオですが、好きだという人も多いです。

その理由は支配されているという興奮です。無理矢理されているというアブノーマルな状況。征服感や犯されているような感覚がMの要素を持つ女性には、たまらないのです。

またイラマチオをされることで、好きな人の普段見ることのない一面を見ることもできます。支配した興奮から気持ち良さそうにしている男性を見ることが、至福に思えるのです。

こんな姿を見られるのは私だけ！
こんなに支配されるのは私だけ！

という特別感を得ることで、喜びを感じます。尽くす女性は特にイラマチオが好きだという人も多いでしょう。
自分も苦しいけれど「彼がこんなに喜んでくれるなら」という気持ちで受け入れることができるでしょう。

イラマチオをするからには、最高に気持ちいい状態で射精までいきたいでしょう。ただ無理矢理にするだけでは、お互い興奮して癖になるセックスプレイにはなりません。そこでここからは、気持ちいいイラマチオのコツを紹介していきます。

イラマチオは男性が主導権を握っているのですから、女性のテクニックは関係ありません。気持ちいいも悪いも自分次第です。ぜひコツをつかんでみましょう。

イラマチオはSMプレイの一種であるともいえます。性的な快楽だけではなく、その雰囲気や行為を脳で満たすことも気持ち良さにつながるのです。

そこで完全にSになりきり、女性を言葉でも支配するようにしましょう。お互いの興奮が高まります。

「おい、本当はもっとやってほしいんだろ？」
「舐めさせてやるよ」
「涙目になって可愛いやつだな」

このようなセリフを女性に投げかけましょう。言えば言うほどに、ゾクゾクとした感情がわいてきます。また女性の方も支配されているというMの感情から、より興奮した言葉が出てきます。

AV男優のS男になりきることが、気持ちいいイラマチオのコツです。

イラマチオは、女性の頭を前後に動かしてピストン運動をさせます。そのときに断続的に一定のピストン運動となることが気持ちよくなるコツです。

男性が立ってする場合、女性の頭がグラグラと定まらないことがあります。そうすると前後に動かすたびに、安定しない位置に気持ち良さが半減してしまいます。

そこで女性の頭の掴む位置は、後頭部の少し下にしてください。女性の口の延長線上にある後頭部のあたりを支えるようにして掴むことで、頭が安定します。そして一定の位置と動きを続けることで、男性は射精しやすくなるのです。

また男性自身が少しグラグラとしてしまい、安定した位置を保てない場合には、椅子に座るのでも良いでしょう。この場合は、腰を使えないので女性の頭を激しく動かす必要があります。ただ座っていることで、女性の頭を扱いやすいので気持ちいい位置も見つけやすいです。

イラマチオは、女性に唾液をたくさん出させることでローションの役目をしてくれます。それがヌルヌルとした気持ち良さになり、射精にいたります。

しかし男性器の位置によっては、唾液が出てこない場合もあります。ただ喉を突き刺すようでは、苦しくてむせてしまいます。嗚咽して嘔吐してしまっては、唾液どころではなくなります。

女性の唾液を増やすには、頬の内側のあたりや歯茎にも刺激を与えることが必要です。口の中をまんべんなく男性器でかき回すようにしてください。そうすると開いたままになった口からは唾液が漏れるように出てくるでしょう。

その唾液こそが男性が気持ちよくなるポイントとなります。

イラマチオの気持ちよさは、悶えて苦しそうにしている女性の表情もポイントです。男性が立っている状態の場合、女性の表情を見ることができないこともあります。それではもったいないのです。

そこで時々女性の後頭部を上に向けて、表情を見るようにしましょう。イラマチオをされている女性は、とても恥ずかしい顔をしています。

開ききった口からは唾液が漏れているでしょう。また苦しさから涙や鼻水が出ていることもあります。好きな男性には見られたくない顔です。だからこそ、恥ずかしい顔を定期的に見るようにしてください。

「やめて、見ないで」
と拒否する女性の顔を無理矢理眺めて、自分の征服感を満たすことで気持ちよさは何倍にも増すでしょう。

イラマチオは、フェラチオのように舌や口で気持ちよくしてもらう行為ではありません。もっとその先にある女性の口や喉で快楽を得るものです。

ただ女性は喉に男性器が突き刺さるのですから、苦しいです。どうしても苦しさから頭に力が入り、後ろにのけ反ってしまうでしょう。これは自然反射なので仕方のないことです。

そこで、自分の腰も入れるように調整することでイラマチオとしての気持ちよさを感じることができます。これは座っていると難しいので、仁王立ちになってください。

そして最初は女性の頭を前に動かしたときに、少し腰を前に突き出します。タイミングをうまく合わせるようにして腰を入れてください。

少し唸るような声が出るだけであれば、もう少し深く腰を入れてみましょう。喉に突き刺すと同時に男性器を全て口に含めるようなイメージです。

大きくなった男性器を根元まで含むのはフェラチオでは無理なことです。しかしイラマチオであれば根本まで口に入れることができます。根元まで含んでもらうことで、気持ちよさと興奮度がとても高まるでしょう。

イラマチオには抵抗がある女性は多いです。苦しいプレイですので、よほどのM体質でないと、なかなか受け入れることができないでしょう。

通常はイラマチオを理解してもらった上でプレイをするのが良いです。しかしどうしても女性が理解を示してくれないときには、うまくフェラチオからイラマチオにもっていく方法もあります。

最初は女性のペースと主導権の元でフェラチオをされています。そこから少しずる主導権を逆転させていくのです。

「もう少し奥もやって」
「そう、うまいよ、気持ちいいよ」
と指示と褒める言葉で、女性を高揚させていきます。

だんだんとペースを自分のものにしたら、ゆっくりと女性の頭を支えるようにして前後に動かします。

「うまいよ、その調子だよ」
とそのまま自分の腰を入れるようにします。

初回はあまり苦しさがないように喉の手前でやめましょう。ただそのプレイ自体を女性に癖にさせることで、少しずつイラマチオを受け入れています。拒絶感をなくしていくことで
お互い気持ちいいイラマチオができるでしょう。

イラマチオは前戯ではないので、口内射精で終わりをむかえます。気持ち良さの頂点に達して女性の口の中に射精できるのは、かなりの快楽です。

しかし女性からすると、喉の奥で急に射精をされては驚きます。勢いがあると器官にまで精子が入り込んでしまうこともあるでしょう。

そうなると女性は思わず口をつぐみ、男性器を噛んでしまうこともあります。男性は絶頂かあら一転して、痛みで悲鳴をあげることになってしまいます。

そうならないためにも、射精前は必ず「出る」という一言を伝えましょう。そして少しだけ喉から男性器を引いてください。女性に射精を意識させることで、噛まれる心配をなくすことができます。

男性が思っている以上に女性は苦しいのがイラマチオです。その苦しい状況も含めて快楽になるのですが、いきすぎてしまと嘔吐してしまうこともあります。女性のトラウマになってしまうこともあるでしょう。

そうならないためにも、本気で苦しいときには合図してもらうようにしましょう。

・手を挙げたら一度やめる
・二回叩いたら嘔吐直前
などと決めておくことで、本当に苦しい状況を把握できます。

自己満足にならないように、女性の気持ちも考えながらおこなうように気をつけてください。

ここまで述べてきたように、イラマチオというプレイは、女性にとっては、苦しさを感じる行為と言えます。そのため、ペニスを受け入れる「喉」を十分に潤しておく必要があります。しっかりと潤う前に無理に挿入してしまうと、喉の粘膜等を傷つける恐れがあります。


また、喉の奥にペニスを突くように出し入れしますので、呼吸が困難になってしまうケースも考えられます。このような状況だと、苦しい余り、男性のペニスを歯で傷つけてしまうこともありえるわけです。
そのためにも、プレイ前に十分に女性の喉を潤すように注意しましょう。

イラマチオはフェラチオとは違い、かなり高度でハードなプレイです。やり方次第では大きな快楽になります。しかし少しでも間違えてしまうと、お互いのトラウマを作ってしまうものでもあるでしょう。

正しい意味とやり方やコツを参考にして、イラマチオならではの快楽を体感してください。一度はまると抜け出せない人も多いものです。いつものセックスに飽きてしまった人には、ぜひおすすめです。

たまには女性を支配した快楽を得てみてください。

但し、繰り返しになりますが、イラマチオは男性主体の行為です。それだけに女性の了解を得ることが必須。
女性は好きな彼氏の求めるプレイなら応じてあげたいと思うもの。それだけに男性は、パートナーを思いやりながらイラマチオに挑戦してみてください。