
SM好きであれば、ろうそくプレイに興味があるのではないでしょうか? 今でこそ一般的なSMのイメージとしても当たり前になっている『ろうそくプレイ』ですが、歴史は古く、海外では17世紀頃からあると言われています。ここ日本も例外ではありません。昔から和ろうそくを使ったSMプレイを行っています。
SMでろうそくを使うと、火が身体に近づく恐怖や、ろうの熱に性的興奮するのが特徴です。ろうは粘膜や性器等を除いた場所に、垂らすことが出来ます。またSMプレイの定番である赤いろうそくを使って文字をを書いたり、ろうを垂らした後にムチで叩く等もあり、趣向に応じて刺激的なSMプレイが楽しめるでしょう。
今回はSMで使えるろうそく等を、ご紹介します!
ろうそくプレイとは?

SMプレイの定番の一つとも言えるのが、ろうそくプレイです。ろうそくに火をつけて、身体のあらゆる場所にろうを垂らし、楽しみます。SMで使用するろうそくはSM用の物を使うため、一般的なろうそくよりも温度が低いのが特徴です。
とは言ってもSMで使うろうそくもろうが肌に触れるともちろん熱さを感じます。ろうが肌に触れると、肌が赤くなることもありますが火傷の心配はありません。60度以上になると火傷をしますがSM用のろうそくは60度以下のため安心して使えます。
ろうの熱が性的興奮度を高めるため、全身がろうまみれになるまで、ろうそくプレイを楽しむ方も珍しくありません。
■ろうそくの色は赤だけじゃない
ろうそくプレイでは赤いろうそくが主流です。赤いろうそく以外にも、様々な色のろうそくがあります。例えばワインレッドのような色で、黒がかった赤いろうそく、ブラックライトで光るろうそく等です。ろうそくプレイも、使うろうそくの色によって雰囲気や趣向が異なり、楽しみ方が変わります。
SMのろうそくの使い方

ろうそくに火をつけたら、ろうを溶かすために少し傾けて、身体に垂らしましょう。ただしろうそくは同じ傾きで使い続けると、火であぶられた側のろうだけが溶けて、ろうそくが斜めに減っていきます。時々ろうそくを回転させて、傾きを変えるのがポイントです。傾きを変えると均一にろうそくが溶けます。
■初心者は脂肪が多い場所にろうを垂らす
特にろうそくプレイ初心者は、『お腹』『ふともも』『二の腕』など、脂肪が多い場所にろうを垂らしましょう。脂肪が多い場所は熱を感じにくいです。ろうそくプレイに慣れたら、脂肪が少ない場所にろうを垂らします。
またろうそくプレイをする前に、身体にローション塗るといいでしょう。ろうそくプレイをする前に、ローションを塗るとある程度の熱をシャトアウトし、ろうも剥がしやすいです。
■ろうそくプレイの注意点
SMでろうそくを使う時は火を使うため、火事にならないよう細心の注意を払いながら行います。またろうそくプレイは床が汚れるため、レジャーシート等を敷きましょう。クリトリスやアナル、目や鼻の中にろうを垂らすのはやめましょう。
ろうそくプレイをした後は必ずろうを剥がしてから、風呂場で洗い流します(排水溝が詰まるため)。
おすすめSM用ろうそく9選

SM用のろうそくは色、熱さ、形、サイズ等…… 種類は様々です。SM用のろうそくは火傷をしないために、低温のろうそくが主流ですが、中には温度が少し高いろうそくもあります。SMでろうそくを使う時は趣向に合わせて選びましょう。
例えば血液のような色に性的興奮するカップルもいるはずです。SMプレイでは定番の鮮血なろうそくではなく、ワインレッドのように深みのあるろうそくを選びぶと興奮します。ろうそくプレイ初心者は、低温のろうそくがいいです。また長時間ろうそくプレイを楽しみたいカップルは、太いろうそくを選びましょう。
SMでろうそくプレイを楽しむために、おすすめのろうそくを9個ご紹介します。
■①鬼イカセSM 蝋燭
【商品の特徴】
赤と黒のろうそくが2本セットになったSM用のろうそくです。ろうそくには商品名である「鬼イカセSM ろうそく」から、1文字取り、「鬼」の文字が刻まれています。1本あたりのろうそくのサイズは太さ5㎝、長さ15㎝と大きめです。ろうそくが極太のためロングプレイが楽しめます。SMプレイでろうそくを使って、思う存分楽しみたいカップルにもおすすめです。
【鬼イカセSM 蝋燭の使い方】
赤と黒のどちらかのろうそくに火をつけて、身体に垂らしましょう。
【鬼イカセSM 蝋燭のSMプレイ方法】
SMプレイで定番の赤いろうそくを身体に垂らせば、血飛沫のようになります。黒いろうそくを使って、さらに責めてもいいでしょう。もしくは両方のろうそくに火をつけて、2本責めを同時に行います。
■② 低温ロウソク 長寸
【商品の特徴】
初心者がSMでろそくプレイをする時は、ろうそくの熱に慣れる必要があります。初心者でも使えるSM用のろうそくとして有名なのが、「低温ロウソク 長寸」です。低温のろうそくのため気兼ねなく、ろうそくプレイが出来ます。さらに「低温ロウソク 長寸」は、SM業界では有名な青山夏樹さんも推薦している、ろうそくです。ろうそくのサイズは太さ5㎝、長さ13㎝になります。
【低温ロウソク 長寸の使い方】
SMで初めてろうそくを使うカップルは、火には注意しましょう。肌に火が当たらない程度の距離を保ちながら、ろうを垂らします。
【低温ロウソク 長寸のSMプレイ方法】
低温のろうそくのため、肌に近い場所からろうを垂らしてもいいでしょう。ろうそくの温度が気になる方は、高い場所からろうを垂らします。椅子等を使ってもいいでしょう。高い場所からろうを垂らすと、途中で温度が下がります。
■③ 低温ロウソク 短寸
【商品の特徴】
2番でご紹介した「低温ロウソク 長寸」と同じシリーズの短寸バージョンです。太さ5cm、長さ8cmのSM用ろうそくのため、1回のプレイで使い切りたいカップルにも向いています。
【低温ロウソク 短寸の使い方】
長さが8cmのため持ち手部分は短いです。火傷をしないように注意しながら、ろうそくプレイを楽しみましょう。
【低温ロウソク 短寸のSMプレイ方法】
脂肪が多い胸や太もも等にろうを垂らします。ろうを少し垂らしたら少し待って、もう一度ろうを垂らしましょう。さらに興奮させた時は、時間を空けずに連続してろうを垂らします。ろうそくの熱で身体を刺激すれば、性的興奮度は益々高まっていくでしょう。
■④ 錯覚 ブルー
【商品の特徴】
錯覚シリーズはブルー以外に、オレンジ、レッド、パープル等があります。好みの色を選ぶと、さらにSMプレイが盛り上がるでしょう。また「錯覚 ブルー」は低温のろうそくのため、初心者の方でも使いやすいです。ろうを早く固めることで熱を感じにくします。
商品名にもなっている「錯覚」は、ろうそくでありながら熱を感じにくくすることから、「錯覚」という商品名がつきました。SM用ろうそくの太さ最大4.5㎝、全長23.5㎝です。
【錯覚 ブルーの使い方】
低温のろうそくのため、身体のあらゆる場所に使えます(クリトリスやアナル、目や鼻の穴等は除く)。熱さが物足りない時は、連続してろうを垂らしましょう。
【錯覚 ブルーのSMプレイ方法】
アイマスクをして視覚を遮断したり、手足を拘束するのもおすすめです。性的興奮して、気持ちいいろうそくプレイが出来るでしょう。
■⑤ 低温カラーローソク 雫(赤)
【商品の特徴】
ろうそくの長さは23.5cm、太さは最大4.6cmで細身タイプになります。長さは23.5cmと長い分、ろうそくが持ちやすいです。持ち手部分が長いため、ろうそくプレイ中に手が熱くなることもありません。
また低温のろうそくのため、SMで初めてろうそくプレイをするカップルでも、安心して使えます。ただし根元部分は細いです。安定感にかけるため、ろうそくを使わない時は火を消しましょう。
【低温カラーローソク 雫(赤)の使い方】
ろうそくに火をつけると、すぐにろうが溶け出します。ろうそくをたっぷり垂らしたり、少なめに垂らす等、好みに合わせてろうを垂らしましょう。
【低温カラーローソク 雫(赤)のSMプレイ方法】
低温のろうそくとは言え、熱はあるため身体に垂らすと興奮します。仰向けにして手脚を縛り、胸や乳首に垂らすと快感が増すはずです。
■⑥ 和型朱ローソク50号 2本組み
【商品の特徴】
色が朱色の和ろうそくをご紹介します。ろうそくのサイズは長さ23㎝、太さは最大径4.5cmです。朱色のSM用ろうそくは初心者はもちろん、ろうそくプレイ愛好家にも支持されています。SM用の和ろうそくではなく、市販の和ろうそくは温度が高過ぎるため火傷しますが、「和型朱ローソク50号 2本組み」は、低温タイプです。
【和型朱ローソク50号 2本組みの使い方】
SMで初めてろうそくを使うカップルは、腕にろうを垂らして温度をチェックしましょう。熱過ぎる場合は、ローションを身体に塗るか、高い場所からろうを垂らします。
【和型朱ローソク50号 2本組みのSMプレイ方法】
和ろうそくを使ってSMプレイをする時は、浴衣や着物を着ながらろうを垂らすと、和のムードを楽しみながらセックスできます。また浴衣や着物をはだけさせて縄で身体を縛り、ろうを垂らしても興奮します。
■⑦ 和型ローソク 御所車③
【商品の特徴】
SM用のろうそくの中でも花が描かれているタイプは珍しいです。白いろうそくに、牡丹や御所車が描かれています。和の雰囲気が漂うSM用のろうそくで、いつもとは違うSM用のろうそくを探している方や、ろうそくにもこだわりを持っている方に最適です。ろうそくのサイズは長さ20cm、最大径は3.9cmのため、長時間ろうそくプレイをしたい方にも向いています。
【和型ローソク 御所車③の使い方】
ろうを身体に垂らして使うのが基本です。でもSMプレイを盛り上げるために、ろうそくを置きたい場合は、ろうそく立てを使いましょう。根元部分が細くなっているため不安定です。
【和型ローソク 御所車③のSMプレイ方法】
M字開脚縛りや亀甲縛りをして、ろうを垂らしても興奮します。さらに洗濯ばさみで乳首を挟み胸にろうを垂らすと、痛みと熱の快感を同時に味わえるため、気持ちいいです。
■⑧ ラブキャンドル(濃赤)
【商品の特徴】
SM用のろうそく「ラブキャンドル」は、ねじりを加えたろうそくで濃赤と赤の2色あります。特に濃赤は、まるで血液のような色をしているのが特徴です。濃赤は特に、血に萌えるカップルに向いています。ろうを身体に垂らすと、血を垂らしているようで興奮するでしょう。
長さは13cm、太さは5.2cmです。低温のろうそくのため初心者でも使いやすく、SMプレイで長時間ろうそくを使いたいカップルにも向いています。
【ラブキャンドル(濃赤)の使い方】
ろうをたっぷり垂らせば、血液が溢れ出ているように見えるでしょう。少しろうを垂らすと血液がポタポタ垂れているように見えるため、好みに合わせてろうの量を調整して、SMプレイを楽しみます。
【ラブキャンドル(濃赤)のSMプレイ方法】
濃赤の特徴を生かすなら、真っ白いシーツやシートの上でろうそくを使いましょう。濃赤が目立つため興奮します。
■⑨ ぶっかけローソク 白濁抄(はくだくしょう)
【商品の特徴】
まるで精液のような色をしたSM用のろうそくです。通常のSM用ろうそくに比べ、透明度が低く、濁りがあります。ろうをかけられている側は熱で興奮しますが、ろうそくを握っている側も、精液をかけているようで興奮するでしょう。
「ぶっかけローソク 白濁抄(はくだくしょう)」は、低温のろうそくと言われていますが、実際は熱さを感じます。そのため初心者向きではなく、ろうそくプレイ上級者や、熱いのが好きな方向けです。
【ぶっかけローソク 白濁抄(はくだくしょう)の使い方】
肌に近い距離からろうを垂らすと、かなり熱いため、最初は1m程度離してからろうを垂らしましょう。ろうの熱さを確認するためにも、少しづつ、肌とろうそくの距離を縮めながら使います。
【ぶっかけローソク 白濁抄(はくだくしょう)のSMプレイ方法】
精液をかけているような気分を味わうために、胸やお腹に垂らすとビジュアル的に興奮するでしょう。
まとめ
SMでさらに興奮したいカップルや、刺激的なSMプレイを求めているカップルは、ろうそくを取り入れてみませんか? ろうそくプレイは新しい快感を与えてくれるはずです。お互いに刺激のあるSMプレイが出来るため興奮します。参考にして下さい!