クリピアスとは？気持ちいい理由・開ける方法・注意点5個

男性、女性、年齢を問わず、現在ではピアスを開ける事は割と一般的になりました。一般的にピアスを開ける場所と言えば耳たぶですが、SM的なセックスを嗜好する一部の方には陰部にピアスを開ける方もいます。

その中でもかなり上級者向けなのが、女性器にピアスを開けて楽しむ『クリピアス』です。「クリピアスを開けるとセックスなどがより気持ちよくなる」と言う人もおり、自分も開けてみたいと興味を持っている女性も少なからずいらっしゃいます。

この記事では『クリピアス』をさまざまな角度から解明していきたいと思います。

『クリピアス』はボディピアスのひとつで、ファッション目的でクリピアスを装着する方も多いようです。

クリトリスにピアスを開ける事でセックスやオナニー、などの性行為がより気持ちよくなると言われているため、感度を高めるためにクリピアスを装着している方もおり、人によって目的はさまざまです。

クリピアスの最大の特徴としては、膣内に貫通させるわけではなく、陰核に貫通させるだけなので治癒期間が短いとされているところです。

もちろん、確実にリスクがあるため、医師と相談しながら専門クリニックでピアスをあけることをおすすめします。

ちなみに、クリトリスの包皮の左右とクリトリスの根元部分の三点を貫通させるピアスは、トライアングル・ピアッシングと呼ばれており、上級者のテクニックとして知られています。

前述しているように、クリピアスをしていると気持ちいいと言う方が少なくありません。一般的にピアスを開けた場所は敏感になっており、痛みを伴うというイメージです。

確かに、クリピアスをあけた際には強い痛みを伴うため、本当にこんなモノが気持ちよく感じるのかと思う人もいるようですが、順応してくると、敏感な場所だけに動く度に擦れて気持ち良くなってしまうようです。

特に、オナニーをしたり、手マン、クンニなどクリトリスを刺激するプレイ、普段の倍以上の快楽を得ることができると言う人もいます。

また特殊な例としては”SMプレイの一環”であったり、恋人の命令など“絆を現すもの”として使用されており、“自分は支配されている”というM気質から訪れる印象快楽が物理刺激による快楽を上昇させる、とも言われています。

物理的側面、精神的側面共に快楽を与える可能性があるのが、このクリピアスなのです。

そんなに気持ちいいのであれば、ますますクリトリスにピアスを開けたくなった、という方も出てくるかもしれません。ここからは、クリトリスにピアスを開ける方法を紹介していきましょう。

一般的なクリピアスを開ける流れを説明しますが、基本的には専門のクリニックに相談しクリニックで施術を受けましょう。

またクリトリスが小さい方はピアスを貫通させる面積の確保が難しいです。あまりにも小さな陰核だった場合は、専門医などからストップがかかる場合があるので、ガッカリしないよう心づもりをもって相談しましょう。

クリトリスにピアスを開ける場合、水平方向に開けるのか。または垂直方向なのか、陰核の形状によって変わってきます。自分のクリトリスの形状に合った開け方で無いと、後々トラブルに発展する可能性もあるので注意してください。

ここから順を追って一般的なクリピアスの開け方を記載します。クリニックでどのような処置が行われるかをあらかじめ確認しておきましょう。

まず、クリトリスをしっかりと確認しどの部分に穴を開けるのかを相談します。水性マジックのようなものでマークをつけます。

当たり前ですが穴を開けるニードルは、必ず殺菌、消毒済みの物が使用されます。デリケートな場所ですので、衛生面には特に注意していただける事と思います。

消毒済みのニードルまたは専用の器具で穴を開けます。

刺した瞬間は、当然ながら強烈な痛みが走りますのでそのつもりで。上手な先生であればリラックスさせてくれるでしょう。

貫通した後はすぐにピアスがつけられ、消毒と止血が行われます。
トラブルが無ければその後しばらく安静にし、様子を見た後は直ぐに帰宅できるでしょう。


■自分で開ける場合について
クリピアスを自分で開ける方もいらっしゃいますが、耳や鼻、舌などに比べ遥かに難易度が高く、また失敗の際にパニックを起こしやすいため余程知識と自信が有る方で無ければオススメできません。

痛みに耐え、クリピアスを開けたら、あとはセックスでの快楽を楽しむだけです。とはいえ、せっかくクリトリスにピアスを開けたのですから、普通のセックスでは物足りないでしょう。

ここからは、クリピアスだからこそ楽しめるセックスの方法をいくつか紹介していきます。ぜひ、参考にしてみてください。

軽く引っ張ってもらう事で快感を得ることもできます。ただし無理は禁物です。必ず気心の知れたパートナーにお願いしましょう。

前述したように、クリトリスにピアスが差し込まれているため、引っ張ることや押すことで快楽刺激を得ることが可能です。

パートナーの唇も快感ですが、シンプルに指で引っ張ってもらう、というのもオツなものなので是非楽しんでみてください。手マンをしている最中に、片手で転がしてもらう方法、引っ張ってもらったり、工夫の仕方は人それぞれです。

ただし、痛みを感じるまで引っ張ると傷ついてしまいますので、ほど良い痛みと気持ち良さを感じるところを、パートナーに伝えておくとスムーズに快楽刺激を得ることができるのではないでしょうか。

クリピアスを開ける理由として、それを命令した主人の奴隷になりたい、というM的な支配欲が関連しているという方も少なくありません。

彼氏やパートナーの奴隷になりたい、セフレの奴隷になりたいなど、人それぞれ理由はあるようですが、主従関係がしっかりとしている証という意味でクリピアスが精神的快楽に結びついている方は少なくないようです。

そのため、クリピアスを利用した気持ちいいセックスをする場合、SM設定を徹底して楽しんだ方がより強い快楽刺激を得ることができる可能性は高いでしょう。

例えば、主人側が「こんなエロいピアス、わざわざクリトリスにつけやがって、エロ豚が！」など、快楽目的の罵倒を浴びせたり、「なんでこんなにエッチなの？俺のこと、そんなにスキなの？」など、敢えて愛していることを求めたりなど、クリピアスを主役にSM的な淫語プレイを過激化させることで、強い快楽を得ることができます。

支配されている、この人に見られたいからこそクリピアスをした。精神的に満たされるようなセックスができるのも、クリピアスのメリットでしょう。

クリピアスは、膣内に装着させているものではありませんので、ペニスを挿入しただけでは、大きな快楽をプラスすることはできません。

とはいえ、ペニスが挿入されることで確実にペニスにクリピアスが当たるため、ピストン運動をする度にその快楽がクリトリスに伝わることは間違いないでしょう。

もちろん、それだけでも十分に快楽を得ることはできるのですが、おすすめはそのクリピアスを引っ張ったり、弄ったりしてもらいながらピストン運動をしてもらうことをおすすめします。

例えば、正常位でセックスをしている最中であれば、パートナーの片方の手が空いているはずですので、軽く弄ってもらったり、ちょっと引っ張ってもらうなど、クリピアスを利用したダブルの快楽を得るように頼んでみましょう。

バックでセックスをしている最中であっても、男性側はクリピアスを弄ることは可能ですので、膣内に挿入されているペニスとの快楽と合わせ、クリトリスも強烈な刺激を与えるようなプレイを楽しんでみましょう。

実際のセックスプレイとは違ってきますが、クリピアスをつけている女性とのセックスは、男性としては夢のような体験と言えます。

前述したように、信頼できるパートナーとのセックスだからこそ、クリピアスを装着する女性もいますが、物理的快楽が楽しいということでクリピアスをつける女性も世の中には少なくありません。

女性は、男性と違って視覚的な刺激だけではない、精神的な満足感も快楽刺激に大きく関わってきます。

そのため、セフレなどセックス目的のためだけに出会った男性とのセックスの際、クリピアスをしているということで、相手を驚かせ、興奮させることもセックスを楽しむ重要なポイントになります。

仮に、男性であればパートナーがセフレであり、さほど束縛するタイプで無ければ複数の男性にクリピアスをつけた女、として紹介して、その反応を後々耳にしてより興奮度の高いセックスをするのもアリでしょう。

かなり上級者なプレイですが、クリピアスは物理的な刺激だけではない、精神的側面も大きいことを理解いただけるはずです。

クリピアスは、女性にとっても、男性にとってもメリットが多いボディピアスの一種ですが、注意点も多く存在します。

最後に、クリピアスにおける注意点を5つ紹介していきます。必ず守るようにしてください。

ピアス全般衛生面には注意が必要ですが、特に敏感かつ性器に近いところにあるクリトリスへのピアスは”衛生面に徹底して注意”しなければいけません。クリトリスは、血液が多く通っている場所であり、細菌が入り込むと大きなトラブルに繋がりかねません。徹底的に衛生面を注意して、開けることを心掛けてください。

クリトリスに穴を開け、ピアスホールができたら安心して放置。こういった方が少なくないですが、ピアスホールがしっかりと完成するまでは常にケアを行っておかないと、雑菌などが入り込みトラブルに繋がってしまうことになるので注意が必要です。

あくまで、ピアスホールが安定するまでは、日々のケアを怠らないようにしましょう。

専門クリニックで開けてもらう場合、アレルギーについてヒアリングされるかもしれません。
自身が金属アレルギーである事に気づかずに無理矢理クリピアスを開けると深刻な症状を引き起こす場合もあります。

安全面を徹底することが、クリピアスを開ける第一条件であることを忘れないでください。

軽く前述していますが、クリトリスの形状は人によって若干の違いがあります。自分が装着したいピアスが合わない場合も多々あります。

ファッション目的のために合わないピアスを無理矢理装着してしまうと、後々トラブルに発展してしまうこともあるので、絶対に無理はしてはいけません。

当然ながら、クリトリスのような敏感な場所にニードルを通すわけですから、相当な痛みを伴います。

かなり馴れている人でないと、その痛みに耐えられなかったり、恐怖のあまり正確に穴を開けることができかったりトラブルに繋がることがあるようです。クリニックは嫌だ、でも怖い。こういった思いを持っている女性であれば、パートナーに手伝ってもらうようにしましょう。

人に手伝ってもらうだけで、キレイに穴が開けられるので、躊躇せずに怖いかたはこういった方法を取り入れてください。

クリピアスについてさまざまな角度からお伝えしてきました。自他共に人は選びますが、クリピアスは、上手く付き合えば『セックスをより気持ちよくしてくれる素晴らしいアイテム』になりえます。

しかしながらそれなりのリスクを孕んでいる事も忘れてはいけません。遊び半分でつけるものでは無いこともご理解いただけたのでは無いかと思います。

ぜひ今回の内容を参考に『クリピアスの実施』についてご検討ください。