セックスにおいて、ひじょうに重要になってくる運動があるといえば、ピストン運動に他なりません。キスや陰部への愛撫、愛の囁きなどを経て、ついに女性器の中に男性器が挿入されていくわけですが、ピストン運動を行わないことには、気持ち良さを最大限享受できません。しかし、それほどまでに重要なピストン運動であっても、あまり意識したことがない、という方がほとんどではないでしょうか。ここでは、セックスにおけるピストン運動の重要性や女性をイカせるピストン運動について考えていきます。
セックス上達方法のコツ10個!セックスが上手くなりたい人へ | inbee【インビー】
https://in-bee.net/media/articles/308セックスを上達させて、女性を満足させたい男性は多いはずです。でも、やり方がわからない男性もいるでしょう。そんな男性に朗報です。「セックスを上達させるやり方やコツ」があります。早速、実践してみましょう。
体位おすすめ人気ランキング10選!セックスで気持ちいいのはどれ? | inbee【インビー】
https://in-bee.net/media/articles/316セックスには、様々な体位が存在しています。正常位や騎乗位、バックなど、セックスをしたことがある方なら、一度は経験したことがあるでしょう。どの体位を選ぶかがセックスを楽しむときの重要なポイントになっていきます。ここでは、人気の体位やマンネリ打破におすすめの体位を紹介しています。
セックスの体位7つと腰の振り方!気持ちいい腰の振り方は? | inbee【インビー】
https://in-bee.net/media/articles/219腰の振り方で劇的快感!そのコツ教えます。セックスは腰の振り方によって快感度が変わります! 腰の振り方次第で、女性はイキやすくなったり、男性もさらに気持ちいいセックスができるでしょう。今回はセックス体位別に腰の振り方をご紹介します。
セックス体位48手+裏48手の合計96種類を画像付きで完全解説 | inbee【インビー】
https://in-bee.net/media/articles/54/48手を知っていますか?実は48手には、「表」と「裏」が存在しています。そこで今回は、「表48手」と「裏48手」について画像付きで詳しくご紹介していきます!ぜひチェックしてみてください。
セックスのピストン運動の重要性
なぜ、セックスでピストン運動が重要なのか。その重要性について、真剣に考えてみましょう。
■快感を探し合う行為
ピストン運動は、前後に腰を振るとか、相手に動いてもらうとか、とにかく性器を抜いたり出したりの、摩擦運動です。とはいえ、機械のように正確なタイミングで動いていれば良い、というわけではありません。
実は、ピストン運動は男性はもちろん、女性にとっても快楽と感じられるスポットを探し当てていく、という運動行為でもあります。女性の膣内にはGスポットと呼ばれる場所などがあり、どのような角度で、どのような速度で突くと気持ちよいか変わります。
当然、男性にとっても体位によって性器が擦れる強度や入る奥深さも変わります。ピストン運動は、「ここが気持ちいい!」と思える場所を探し当て、快楽を得るための愛情行為としてセックスを位置づけるための大切な行為である、と認識しておきましょう。
ピストン運動の種類3つ
ここからは、実際にピストン運動の種類について3つ紹介していきます。
■1.斜めからの挿入
ペニスを挿入する、というとどこからどうやっても一緒ではないか、と思われる方もいるでしょう。ひとまず、セックス自体は女性の膣内に男性器を差し込むことで成立するわけですから、確かにそういった考え方も間違いではありません。
しかし、ワンランク上のセックスをしたい場合は、ピストン運動にこだわる必要性があります。ピストン運動は大きく分けると、3つの種類が存在しています。
まず、ひとつが女性の膣内に斜めから挿入していく方法です。通常、膣穴を目がけてストレートで男性器を挿入していくものですが、横を向いている時であったり、正面を向き合って直立挿入する時などは、まっすぐに男性器を挿入することは困難です。ただし、それでも挿入することは可能です。
膣穴に斜めから男性器を挿入することにより、壁が摩擦されることになります。例えば、女性が快楽を得るためにGスポットと呼ばれる場所を刺激する、とされています。
これは、実は膣内の天井部分の壁面であり、ここを摩擦されると快楽を得ることができるようになっているのです。
斜めに男性器が入っていき、さらには何度も摩擦されることで女性にとって、強い快楽を得ることができるのです。もちろん、男性側も強い摩擦を感じることができるので快楽度は高く、永遠に腰を振りたくなる気分へと高揚していきます。続けたい場合は、できるたけ垂直に挿入するようにならぬよう、気をつけて続けてみましょう。
■2.最深部への挿入
ピストン運動の中でも、大変快楽を得られる、と思われているのが最深部への挿入です。女性の膣の奥深い部分には、ポルチオ性感帯という部分が存在しており、俗にいう潮吹きが発生する場所として知られています。
手マンを極めたいと思っている人であれば、ポルチオ性感帯の刺激方法などを研究したことがあると思いますが、これはピストン運動でも刺激することは可能です。
ただし、女性の膣内の最深部に男性器を挿入する場合、注意しなければいけないことがあります。それは、強過ぎる刺激に対して女性が痛みを感じてしまったり、あまりに強い刺激を受けないと快楽度が下がってしまう、ということです。
また、最深部に男性器を入れるピストン運動の場合、男性器の根元が膣口部分に当たるため、同時にクリトリスを刺激することができます。あまりにも早いピストン運動の場合、相手が強烈な刺激にしか気持ちが向かず、これら圧迫運動の魅力を享受できないまま終わってしまいます。
方法としては、ゆっくりと出し入れを行うことで、二重の快楽を女性に与えることができます。クリトリス、そしてポルチオ性感帯を意識しながら、ゆったりとしたピストン運動を心掛けてください。
■3.回転しながらのピストン運動
3つ目のピストンの種類に、回転させるという方法があります。回転というと、自分がクルクルと回ると思われるかもしれませんが、そういったわけではなく、膣内に入っているペニスを回転させるようにピストン運動をする、ということです。
しかし、膣内で思い切り激しくグルグル回っても、快楽というよりは疲れを感じてしまったり、女性側もただ痛いだけ何ら快楽へと繋がっていきません。
回転させながらのピストン運動の方法ですが、まずはゆっくりと女性の膣内に男性器を挿入します。男性側の体がしっかりと固定されていることを確認し、そして、壁を意識しながらゆっくりと男性器を回してください。
その時、コツとしては届かずとも、奥深くに潜んでいるポルチオ性感帯を意識、奥深く突き、そしてゆっくりと手前に引いて壁を意識して回転を戻します。「の」、という文字を描くようにと言われていますが、無理に意識せずにゆっくりと自分なりの方法で問題ありません。
当然、奥深く男性器が入っていることでクリトリス部分にも刺激を与えることが可能です。ピストン運動は、少しのコツを使えば、ただ上下に腰を振る以上に快楽を得られるのです。
女性をイカせるピストン運動のやり方とコツ10選!
ピストン運動の種類を紹介しましたが、ここからは、より実践的なテクニックを学びます。女性をイカせるピストン運動のやり方とコツ、10個です。
■1.左右に動かす
ピストン運動というのは、とにかく挿入したら前後に激しく動いていれば良い、というものではありません。強弱であったり、挿入する角度、さらには回転なども効果的です。
女性をイカせたるピストン運動テクニックのひとつとしては、腰を左右に動かす、というテクニックがあります。結果、男性器が左右に動くようになるわけですが、何がいいかというと、男性器が女性の膣内の壁部分に当たるからです。
男性器だけを左右に動かすことは運動理論上不可能ですので、腰を動かすことになるわけですが、そのおかげで実は男性器の根元でクリトリスを刺激することも可能です。同時の快楽を女性側に与えることで、より強い快楽を得られるのでイカすことができるのです。
■2.先端だけを意識したピストン
前述したように、圧迫運動と呼ばれる、女性の膣内の最深部へ挿入するピストンがあります。女性をイカせる、最深部、というキーワードが出ると、とにかく激しく奥に、奥にというイメージになりますが、実はイカせるためには男性器の先端だけを意識して動かす、というテクニックが必要になります。
男性器を奥深くにまで挿れたい場合は、やや正常位で女性の腰の位置を高めにすることが必要です。そして、ゆっくりと奥深くまで男性器を挿入できたら、次に先端でツンツンと最深部だけを突くようにします。
ピストン運動というと、激しく前後に…と思われるでしょうが、腰の振り幅を狭め、小刻みにピストン運動をしてみてください。女性側はそのもどかしい動き、快楽と共に昇天してしまうことでしょう。
■3.浅く深くを繰り返す
セックスの基本的なテクニックではありますが、案外自身の快楽に集中してしまい、忘れがちの男性が多いピストン運動があります。
それが、浅く、そして深くを繰り返すピストン運動です。正常位などで、前後リズミカルに腰を動かすピストン運動ですが、強弱をつけないと相手がその刺激に馴化していきます。女性は体への刺激だけではなく、心(脳)の刺激がかなりモノを言います。
まずは、浅く突いていき「もっとも奥まで突いてほしい…」と思わせます。相手を焦らしながら、ぎゅっと奥部分に男性器を差し込みましょう。強弱をつけることで、女性の快楽度が高まり、あまりの興奮にイッてしまう方も多くいるのです。
■4.浅い部分で時間をかける
浅く、そして深くとお伝えしましたが、逆に焦らしを続けるのもありでしょう。つまり、ピストン運動を膣内の浅い部分で小さな振り幅で続ける、ということです。
腰を小刻みに揺らし、男性器が全て入りきっていない半分程度の挿入を続けます。同じ刺激を続けて受けていると馴化してしまいますが、小さな刺激の場合、じょじょに大きな刺激が欲しくなっていき、より敏感になっていきます。
奥深く、ピストン運動を変化させるテクニックもありますが、耳元でささやくなど別角度から刺激を与えると、さまざまな快楽刺激が脳内を駆け巡り、頭が真っ白になっていきます。結果、女性はオルガスムスに到達してしまうのです。
■5.スピードに強弱をつける
ピストン運動は、男性が腰を前後や上下に振ることです。そのため、ピストン運動の主導権に関しては男性がほぼ握っている、といっても過言ではありません。
ピストン運動の基本の動きとして、スピードの強弱をつけるのは定番ですが、その本来の意味は「支配されている」という印象をつけることです。快楽刺激として、ピストン運動のスピードに強弱をつけるのは当然として、テクニックとしては「どう?早い?遅い」など、男性側に主導権を握られているということをイメージさせるのです。
「自分ではどうにもならない」という意識が快楽へと繋がり、より女性側はセックスを楽しむことができるのです。
■6.クライマックスはストロークを長く
ピストン運動で注意すべきは、あまりにも早く、強過ぎる前後運動を避けることです。しかし、女性側がクライマックスを迎えそうになった時は、ある程度スピードを早め、ストロークを長くして激しくピストン運動をしても良いでしょう。
女性は気持ちでセックスを楽しんでいるので、イキそうになった時にあまりにも時間がかかってしまうと、その機会を逃すことがあります。
そのため、相手に考え得る余地を与えないためにも、クライマックスを迎えそうになった時には、ギュッと相手を抱きしめて激しくピストン運動を行ってください。
■7.女性の快楽スポットに合わせる
さまざまなピストン運動のテクニックを駆使しても、なかなかイカない女性もいます。そういった時におすすめなのが、さまざまな角度から挿入したり、強弱をつけて、「そこが気持ちいい」という場所を見つけることです。
女性によって、快楽のスポットなども違うため、対象の女性が喜ぶスポットを見つけてピストン運動を行ってみてください。
女性をイカせるコツとしては、その快楽と思われるスポットをあまり攻め過ぎず、ゆっくりと別のピストン運動を駆使し、ここぞというところで一気に畳み掛けます。このバランスが、セックスでは大切なのです。
■8.他の部位を同時に攻める
ピストン運動で女性をイカすテクニックとしては、ピストン運動だけに頼るのではなく、乳房やクリトリス、さらにはキスなど、別の部位を攻めながらミックスして行為を続ける方法があります。
特に、女性が敏感になってしまう耳たぶなどを攻めたり、言葉を使ったりすることで、さまざまな感覚が刺激されて快楽へと結びつきます。
フィニッシュに近づいてる時などは、相手の乳首をこりこりとつまんでみたり、敢えて腕を掴んでみたりと、プラスアルファ何かを加えてピストン運動をしてみましょう。
■9.女性に動いてもらい、自分でも突き上げる
セックスをする際、ピストン運動を何も男性だけしかできない特権ではありません。騎乗位などでは、女性も自由に動くことができるので積極的の活用してもらいましょう。おすすめは、自分で動いてもらいながら、その時々で男性が腰を突き上げる、という行為です。
自分で動いて気持ち良くなっているところに、拍車をかけて相手から突き上げられると、二重の快楽を得ることができます。また、二人で共同作業をして気持ち良くなろうとしている、という一体感も生まれるので女性がイキやすくなります。
■10.回転させながら前後に戻す
ピストン運動の種類でも説明しましたが、ピストン運動をする場合、腰をゆっくりと動かして回転させるようなテクニックがあります。
しかし、女性をイカす場合は永遠に回しても決め手に欠けるため、フィニッシュまでには到達しない可能性もあります。
回転をすることで、膣内全体に男性器があることを意識させます。焦らしの作戦でもありますが、快楽を得ながらも、少し物足りないと思わせたところに、前後のピストンに急に戻します。
さまざまなテクスチャーを楽しませることで、快楽の幅が広がり、女性は頭の中が真っ白になっていきます。ひとつ、ピストン運動を使って空いてを混乱させる、というのも重要なテクニックになるのです。
セックスが上手い男の特徴20選とテクニック8選! | inbee【インビー】
https://in-bee.net/media/articles/41セックスが上手なこと。実は、女性を心から満足させることができている男性の多くは、この条件を満たしています。今回、ここではセックスが上手い男性の特徴であったり、セックスが上手い男性のテクニックを特別に紹介していこうと思います。
早漏男性がすぐにイカないピストン運動の注意点
最後に、早漏男性が気をつけるべきピストン運動についてを考えていきます。
■早く動き過ぎない
まず、基本中の基本ですが、早漏の方の場合は刺激に非常に敏感です。そのため、挿入したばかりの時に興奮して早くピストン運動をしないようにしましょう。
おすすめは、挿入してから多少は動かず、ゆっくりと、ゆっくりと女性の膣内で小さく腰を動かしていきます。また、あまり女性側に刺激の強い格好やスタイルを控えてもらうのもポイントです。
男性は、視覚刺激によって快楽を得るようにできているので、どんなにピストン運動に気をつけても、興奮しすぎるとあっという間に射精してしまいます。慣れるまでは、刺激はほどほどにしてセックスに臨みましょう。
■体位を変える
あまり早く動かない、というのは前提ですが、早漏気味の方はできるだけ体位を変化させていく、ということも必要です。
どうしても、正常位は男性側に力が入り、交感神経が優位となるのでイキやすい状態になっています。騎乗位で動いてもらったり、バックで相手の顔があまり見えない状態、座位などでピストン運動が激しきできない体位をしたりと、いろいろな体位を楽しむことがポイントです。
比較的、短い時間のセックスであっても、体位を変化させれば充実した印象を持たれます。ぜひ、チャレンジしてみてください。
まとめ
ここでは、セックスのピストン運動の種類と女性をイカせるピストン運動のコツ10個を紹介しました。誰もが行うピストン運動ですが、実は大変奥が深く、セックスを本当に良いものにするには、真剣に考えなければならないテクニックということがお分かりいただけたと思います。
これを参考に、ピストン運動のテクニックを磨きより良いセックスライフを楽しみ続けてください。