立ちバック。セックスが好きな方であれば、一度はやったことがあるであろう、人気の体位のひとつです。立ちバックセックスは、正常位や騎乗位とは違い、最も動物的な体位と言われており、犬や猫、ライオン、カバまでも立ちバックを思わせる性行為を行います。
さて、そんな立ちバックセックスなのですが、“男性が背面から女性にペニスを挿入する体位”くらいしか、考えたことが無い方も多いでしょう。
ここでは、立ちバックのセックスについて、深く考察してみたいと思います。ぜひ、参考にしてみてください。
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立ちバックのセックスとは?
セックスの最中に行う体位、立ちバックセックス。そもそも、立ちバックのセックスとは何なのでしょうか。
立ちバックは立った状態の男性が立った状態で尚かつ背面になっている女性の膣内(またはアナルなど)にペニスを挿入する体位です。正確には、背面立位と呼ばれており、それらが“バック”だったり、“立ちバック”などの言葉に変化していったと考えられています。
セックスの体位は48手あると言われていますが、立ちバックはそのうちのひとつに数えられており、「うしろやぐら」という体位名で呼ばれます。
一般的な立ちバックは、女性が壁に両手を添えながらヒップを男性側に突き出した形となり、女性の腰部を男性が両手で抱えながらペニスを出し入れします。が、立ちバックにもさまざまな方法があり、アレンジを加えることができるため人気となっています。
立ちバックセックスが人気の理由
立ちバックセックスは、男女共に大変人気のある体位と言われています。ここでは、なぜこの体位が人気なのか、男女それぞれの意見をまとめて比較してみました。
■男性に人気の理由
男性に立ちバックセックスが好まれる理由は、征服感を味わえるから、と考えられます。もっとも野性的な体位と言われている立ちバックは、男性が女性の腰、またはヒップを抱えながら行為を行う体位です。
例えば、動物などが性行為をする場合、逃げ惑うメスを後ろから抱えて挿入してしまう、ということがあります。本能的にメスを「手に入れた」という感覚に浸ることができ、征服感を感じることができるのです。
また、視覚的にも興奮度が高い上に、出し入れを行っている際に自らの太ももがヒップに「パンパン」と当たる音も征服感を煽ります。また、男性にとっては視野が広がるため、そのシチュエーションをじっくりと楽しむことができます。
例えば、キッチン、トイレ、ベッドの無い部屋、屋外など、ベッド以外のシチュエーションでのセックスを満喫できる、といところも人気が高い理由となっています。もちろん、男性が主導権を握ることができる体位であることも、支持されている理由のひとつとなるでしょう。
■女性に人気の理由
女性にとっての立ちバックは、男性が責めていることに征服感を覚えることの逆で、“支配されている”という感覚に陥るのがたまらない、ということで人気です。
当然、レイプのようなシチュエーションは問題ですが、信頼している男性との立ちバックは野性的であり、情熱的なセックスが出来ていると感じます。M気質の女性であればなおさら、立ちバックのようなプレイに興奮することができる、というわけです。
また、直接Gスポット部分を刺激されたり、膣の奥部を突かれるため、強烈な快楽刺激を得ることができる、という側面もあります。膣内の上壁部あたりにGスポットが存在していますが、その部分に立ちバックだとペニスが当たりやすいとされており、その刺激で女性が快楽を得やすくなると考えられています。
そして、立ちバックセックスは男性同様にシチュエーションが自由自在であり、女性が興奮するポイントとして高い評価を得ています。洗面台などで料理をしている最中に立ちバックセックスをしたり、夜景の見えるホテルのガラスドアに手をつけてセックスをしたり、さまざまなシチュエーションで楽しむことに興奮します。
女性は、男性と違って脳で感じる部分があるため、興奮するシチュエーションというだけで燃えてしまいます。これも、女性に立ちバックセックスが人気である理由のひとつと考えられるでしょう。
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立ちバックの基本的なやり方
立ちバックセックスは、比較的難しくはない体位です。しかし、基本的なやり方を覚えておくことで、さまざまなアレンジを効かせることができるので、ぜひ覚えておきましょう。
まず、男女共に立ち上がります。安定した立ちバックセックスをするのであれば、女性が両手を伸ばしたところに壁があり、それを支えとできる状態にします。女性は男性に背を向けたままの状態になっているはずですので、そのまま男性にヒップを突き出します。
男性は、そのヒップ、または腰部を両手で支えて膣内に挿入します。出し入れする際も、ペニスが抜けてしまわぬように女性をしっかりと支えながら動かすと良いでしょう。
仮に、ベッドなどがあれば女性は上半身をベッドに委ね、うつぶせになるような状態になり、脚部だけは立っている状態で挿入しても良いでしょう。この基本をベースに、さまざまな立ちバックセックスをアレンジし、楽しんでみましょう。
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立ちバックセックスの気持ちいい方法とコツ
ここからは、立ちバックセックスの気持ちいい方法とコツを10個紹介していきます。
■1.片足を上げての立ちバック
壁などがないシチュエーションで立ちバックセックスを行う場合、男性は大変挿入しにくい状態です。実は、双方がただ直立になっている状態だと挿入が難しく、挿入してもさほど気持ちいい刺激を得ることはできません。
そういった場合は、女性の片足を持ち、上げた状態で挿入するとペニスが奥部まで入っていきます。片足を持ったまま挿入すると、女性はアクロバティックな体制になるため、男性側としては視覚的にも大変興奮することができます。
女性としても、アソコが大胆に見えてしまう体制なので恥ずかしさを感じますが、そのエロティックなシチュエーションにより興奮することができます。ただし、女性が片足立ちの状態が続いてしまうため、長時間のプレイには注意すべきでしょう。
■2.さまざまなものに掴まる
前述しましたが、立ちバックセックスをする場合、両手を伸ばして壁を支えにする、という方法が一般的です。こうすることで、体制がしっかりと安定し、立ちバックセックスがしやすくなるからです。
さて、女性にとっては両手は自由に使えるわけですから、さまざまなものに捕まってみる、というプレイも興奮度を高めるコツになります。
例えば、地中にしっかりと埋め込まれている標識のポールにしがみについて挿入してもらうとか、キッチンの縁にしがみつくとか、ソファの背持たれるにしがみつくとか、掴まれるものであれば全て利用してみると良いでしょう。当然、挿入に関しての刺激に違いはありませんが、視覚的に男性がとても興奮します。
女性にとっても犯されているような感覚になりますし、それでも感じてしまう自分がいるなど、この状態にとても興奮してしまう、というメリットがあります。男性から見て、女性がしがみについている姿は“感じている”と、捉えることができるので、“そこまでして、感じたいなんてエロい女だ”と、より激しくピストン運動をしたくなるのです。
■3.着衣のままで立ちバックセックス
立ちバックセックスは、野性的な体位である、とお伝えしました。そのため、日常的に急に挿入したくなる、という本能を刺激する体位でもあります。
例えば、職場で女性が何かを探している状態でヒップを突き出していると、男性はそれがトリガーとなって立ちバックセックスをしたくなります。メスがオスを誘う時の体制であり、男性は本能的にヒップを突き出されると挿入の合図だ、と勘違いしてしまうわけです。しかし、現実的に日常の中で急な挿入は不可能です。
なので、心を許した女性とセックスできるシチュエーションで、着衣で立ちバックセックスを行ってみましょう。
パンティをずらしたり、スカートをめくってそのまま挿入するなど、“我慢できず襲ってしまった”という、背徳感を楽しみながらセックスができるのです。女性も、心許す男性であればこのシチュエーションに興奮するはずですので、おすすめです。
■4.ヒールを履いて身長差を調節
近年、背の高いプロポーションの良い女性も多くなりましたが、一般的には男性の方が伸長が高い傾向は続いています。そのため、立ちバックセックスを行う際に伸長差が出てしまい、どうしても挿入しにくい、という状況に陥ることがあります。
あまりにも身長差があった場合、男性がかがまなくてはならず、さらにペニスが上手に動かせない、抜けやすくなるなど、デメリットが増えてしまいます。せっかくの立ちバックセックスであるにも関わらず、それをしたために萎えてしまった、というのでは辛いところです。
こういった身長差から起こるデメリットを解決するためには、ヒールが高いピンヒールを利用してみると良いでしょう。スニーカーなどでもいいですが、ピンヒールはセクシーなイメージを与えるアイテムであり、男性にとっても興奮度が高まる重要な役割を持つ靴です。
さらに、裸なのにピンヒールをはいてヒップを突き出している、ということになれば、視覚的に興奮しないはずがありません。男性は、視覚で興奮刺激を受け取るため、こういったシチュエーションで大興奮することができます。
女性にとっても、身長差が埋められることでペニスが奥部まで届き、刺激としての快楽度を高めることができます。小道具を使った立ちバックセックスをするだけで、ぐんと快楽度が高まるのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
■5.男性が覆いかぶさる
立ちバックセックス時の男性は、腰やヒップを持って安定してピストン運動をする体制が基本となります。
しかし、より興奮度を高めるためには、女性に覆いかぶさる、というテクニックも使ってみましょう。女性が上半身を折り曲げ、壁に手をついている状態であれば、男性は女性の背中に覆いかぶさることができます。その時に、女性の胸を鷲掴みにして揉んだり、乳首をつねるなど、プラスアルファの刺激を与えると良いでしょう。
女性にとって快楽刺激が高まることはもちろんですが、男性に関しても指を使うことで脳が活性化し、セックスにより集中することができます。そして、本能でセックスをしている、というイメージにも繋がるので大変興奮度が高まる、ということです。
■6.クリトリスを利用する
立ちバックセックスをしている最中、男性は上からペニスの出し入れを見ることができます。つまり、体制を上手にキープすることができれば、クリトリスにも手が届くということです。
やや難しい体制となるのですが、片手で女性を抱きかかえるようにし、もう片方の手の指でクリトリスを刺激します。ピストン運動をしながら、クリトリスを刺激することで、女性側に強烈な快楽を与えることが可能になります。胸部を揉むのと同様、膣内だけの刺激ではない別刺激を与えることで、より女性を気持ちよくさせることができるのです。
■7.耳元での言葉責めも効果的
軽く振れましたが、女性は脳で感じます。どういうことかというと、女性は愛されている、ということを感じると、脳内で女性ホルモンが放出されるなど、嬉しくなり快楽が高まる傾向にあります。
一方、淫語などを言わされたり、耳にするだけで“とてもいけない、大人の時間を過ごしている”と思い込み、それが強烈な快楽を誘因すると考えられます。立ちバックセックスをしている最中、男性は耳元に顔を近づけて言葉責めを行うのは、大変効果的です。
「どうしちゃったの?こんなエッチな格好…」とか「キレイだよ。愛している」とか「すっごい、いやらしいお尻してるね。」など…考えうる言葉をかけてあげましょう。女性にとっても、どんどんそのシチュエーションにハマっていき、快楽度が高まります。二人で、楽しみながらセックスをする、ということも気持ち良さには重要なのです。
■8.背中を愛撫する
立ちバックセックスに男性が興奮する理由は、女性のキレイな体のラインを見ることができる、という部分もあります。丸みのあるヒップからくびれた腰部、そしてスッと伸びた細い背中、うなじ…。
この女性らしいシルエットを見ながらピストン運動ができることに幸せを感じます。しかし、見ているだけではなく、背中を愛撫しながら行為を続けると、より愛情が高まります。
女性側も、背中は敏感な場所ですし、信頼されている男性に愛撫されることで安心感、そして興奮が高まります。この身体を求めている、ということを伝えながら愛撫するだけでも、感度が高まっていくことでしょう。
■9.ソフトSMを楽しむ
立ちバックセックスは、何度も言うように野性的なスタイルの体位です。女性側にMっ気があった場合、やや男性が高圧的に性行為を行うプレイもアリでしょう。
女性のヒップを叩きながら挿入したり、髪の毛を引っ張ったりと、ソフトSMを加えながら立ちバックセックスをするのも興奮度を高めます。また、逆に女性側が女王さまになり、相手に無理矢理やらせている、というシチュエーションをつくってもいいでしょう。
■10.透けるガラス窓を利用
立ちバックセックスに慣れている方は、透明ガラスや透明窓などを利用すると新しい興奮を得ることができるでしょう。
例えば、ガラスに女性がベッタリと身体をつけた状態でペニスを挿入すると、女性の胸部がガラスに張り付き、大変エロティックな雰囲気になります。
また、目の前に鏡があった場合、それに向かって立ちバックセックスをしても良いでしょう。自分たちの姿が見える状態での立ちバックセックスは大変興奮しますのでおすすめです。
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立ちバックセックスの注意点3つ
最後に立ちバックセックスの注意点を3つ紹介しましょう。
■1.男性本位になり過ぎない
立ちバックセックスは、男性が優位となる体位です。AVを見たらガンガン相手が崩れるほどにピストン運動をしていたから…という理由で、一般女性に同様のことをするのは注意です。
女性にとっては奥部に当たるため快楽度が高いのですが、同時に痛みも伴いやすく、あまりにも激しく突きすぎると炎症の可能性もあります。「痛い」と、言われたら激しく腰を動かすのはやめましょう。
■2.興奮しにくい可能性がある
立ちバックセックスは、本来互いの興奮度を高める体位ですが、逆に興奮しないという諸刃の剣でもあります。この体位は相手の顔が見えず、さらにやや不安になる可能性があります。
さらに、男性にしてみると周囲の風景を見渡せる状態ですので、余計な情報が次々に目に飛び込んできて、萎えてしまう可能性もあります。立ちバックセックスを行う際は、相手の胸を揉んだり、声をかけたり、色々と場所を変えたりと、飽きない工夫をすることが大切です。
■3.無理しない
立ちバックセックスのメリットはどこでもできる、ということです。しかし、だからこそ無理をして危険な場所で行為を行う方がいるのですが、怪我をしたり、大事故に繋がることもあるので注意です。
部屋にある電灯のバーに掴まったら折れて二人で倒れた…キッチンで急に立ちバックセックスを始めたら沸騰しているお湯を落とした、風呂場で立ちバックセックスをしていたら女性が手を滑らせてケガをした…など、危険はそこら中に潜んでいます。
刺激を求める気持ちも理解できますが、無理をしない程度に行った方が良いでしょう。
まとめ
ここでは、立ちバックセックスの仕方やコツ、注意点などを紹介しました。立ちバックセックスは動物的かつ本能的な体位であり、男女共に興奮度を高める体位のひとつです。アレンジも効きやすく、いろいろな挑戦ができるところも魅力でしょう。
しかし、大切なのはパートナーが興奮し、喜んでくれることです。一方的な快楽を求めるのではなく、パートナーにも意見を聞きながら、二人で開発していくことで、より良い立ちバックセックスができるのではないでしょうか。